おそく起きた朝は…――2024年8月29日
会社寝坊した!!!!!やらかした!!!!!ひさしぶりに!!!
朝7時半に一度起きたのは覚えている。でも私はいつも8時10分に起きているから、まだ二度寝できるじゃんラッキーぐらいの感覚で再び瞼を閉じてしまったのが運の尽き。次に目を覚ましたときには8時45分──”この電車に乗らなきゃ絶対に遅刻する”という『私的最終電車<デッドライン>』がホームに滑り込んでくる時刻だった。つまり遅刻確定。ぷぅぷぅぷぅぷぅ♪ぴゃあぴゃあぱおぱお♪
即座に家を出なければならない。だが、私は朝風呂派である。「夜の汚穢にまみれた身体のまま満員電車に乗るなぞ愚の骨頂。終身刑待ったなし」と爆速でシャワーを浴び、瞬時に着替えて、疾風の如くチャリを走らせた。新手のトライアスロンか?
駅に着き、乗換案内アプリを開くと会社の予定到着時刻は10時半。10時半!?!!?!? 30分も遅刻したらどうなるか分かったもんじゃない。人の形を失うぐらい怒られる。この30分を何としても短縮せねばならない。どちらにせよ遅刻ではあるんだけど、致命傷は避けたいじゃんよ。
幸い、乗換案内アプリは人間の歩行速度を甘く見ているきらいがある。電車の乗り換え時に思い切り駅構内を疾走すれば、1本早い電車に乗れることがある。特に松戸とかいう限界集落においては、ダイヤの間隔が長いため、この一本がかなりデカイのだ。
己の心臓と脚力を生贄に捧げる覚悟で、とにかく走った。走れるところはとことん走った。車内でも1フレーム単位で素早い前後運動を繰り返すことでそのスピードを保存し、乗換駅に着いた瞬間にロケットスタートをかますという離れ業も魅せた。
その甲斐あって見事10時10分に会社に到着することができました!!20分も短縮!!おめでとう!!Congratulations!!Standing Ovation!!
まあ普通に怒られたんだけどね。たはは。
でもこの謎の達成感を味わえただけでも儲けもんとしとこうや。ね。
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