ほしの
精神治療の徒然。
日本の医療カウンセリング普及黎明期。 虐待世代間連鎖・宗教2世の中学生「みお」が初めて臨床心理カウンセラーに出会う話。 作者の四半世紀の経験から着想を得たフィクションです。
小中学校の特別支援・不登校支援の現場で感じたあれこれを題材に創作した漫画を置いています。
清廉潔白でもないし、大して賢くもない不良クリスチャンによる禁断の考察。 13歳から教会学校で教師をしてきたキリスト教教育者の端くれです。
社会生活ができない ほしの(幼児教育学修士)と くすぶってる凄腕PT みわちゃん(保健学修士)。 精神科患者仲間である二人の大阪近辺をうろつく旅路。
初めまして! 漫画・イラストレーター&WEBライターのほしのと申します。 このたびは 数ある中から、こちらのポートフォリオをご覧下さり ありがとうございます。 以下に私の経歴や実績をまとめましたので、ご参考にして頂ければ幸いです。 ご連絡:X(旧Twitter)のDMまで。 保有資格◆教育関係 中学校教諭1種免許状(宗教) 高等学校教諭一種免許状(宗教) キリスト教教育主事試験資格 ◆茶道教室 表千家 天目台許状 スキルクリップスタジオ Googleドキュメント W
自助団体って、その場にいるサバイバーが、どのような経緯で救われてきたのか、というのが、その団体の資源やカラーとなっていく。 私は自分が精神科の個別的な支援によって生き延びてきたので、やはり同じ経緯で生き延びている人が開いている場の方が安心する。 しかし、世のサバイバーって、私が思っているよりもずっと色々な経緯で生き延びてきた人も多いと知った。 何が正解か分からないのだけれど、このぐちゃっとした感じ、これからも考えさせられそうだなと思って記録したい。 毎年、市の福祉課からアン
楽しいお仕事を頂く機会に恵まれて感謝です! 現在 主に地域のボランティアや不登校自助団体など、青少年の育成やサポートにまつわるご依頼を頂いています。 不登校支援の現場は学校教育の中だけでは完結しません。 支援者不足が嘆かれる中、自助団体では不登校サバイバーがたくましく、次世代に支援の手を繋ぐ姿が。 本当は当事者だけが頑張る事で生き延びるっていうのは、とても苦しい戦いなんですけどね… それでも自助グループの目的のひとつは、一人一人の個別的な支援の繋がりのきっかけ作りでもあり
夏休み。 今年は特に子どもに手がかかって、いつにも増して何もできない。 暑い中旦那だけ働いて、自分は家の中で子どもたちの世話に追われる。 目標にしてる活動や執筆のことはグズグズ躓きっぱなし。 「あ~、いつまで経っても私は社会のクズだな…」と自尊心が明らかに落ちる。 私は自分がそんな クズだということを隠して、小さな自助グループを管理している。 LINEオープンチャットで、通院中の人限定のルームを持っているのだ。 そこでは私は自分の事はあまり話すことなく、ちゃんとした先輩患
これは私が描いている漫画のキーパーソン「トリイ先生」のモデルとなったカウンセラー(A先生)がこんなニュアンスのことを語っていたのを、記憶を頼って肉付けした内容です。 A先生との治療関係は20年ほど続きました。 「カウンセラー」という言葉すら、ほとんど誰も知らない時代からされていたので、今だったら多分、かなり古風なカウンセリング技術をベースとした先生だったと思います。 A先生が「決してクライエントからの感謝を受け取らなかった」「全てあなたの力よ」と言い続けた事について、私な
「信長の時代にTwitterがあったらドクロの杯も炎上しそうだね」。 「女体盛りとか下品な趣向が昔はあったよな」。 なんか気になる話題とともに「醤油皿」というワードがTLに何度も流れてきた。 これか。 まぁ、確かにこれにお刺身盛ったり、このお醤油付けたりはちょっと… しかし、倫理的な事はともかく、個人的には圧倒的な表現力に魅了された。 作者はアーティスト 山下昇平さん(https://beansworks.co.jp/) 当然 山下さんの足元にも及ばないけれど、私も思春
キリスト教は占いとかスピリチュアルは禁忌。 パワーストーンも石を拝むみたいだから敬遠される。 「幽霊もまやかし」とする具合に科学的な考えがキリスト教だとする風潮もある。 けれど、私の師は「幽霊はいるよ。昔からちょいちょい見た」という感じで、科学以外のものを否定する形でキリスト教の禁忌を理解しているわけではなかった。 私もその理解だ。 あったのだ。 目に見えない、科学で説明がつかない脅威が。 元来、キリスト教における占いの禁止は、その脅威があったからこそ制定された。 現代で
朝ドラ「虎に翼」がおもしろかった。 「法律はそれ自体がきれいな水が湧く源泉。そこに余計な色をつけたり混ぜたりしないように守るのが法律家」 といった寅子の言葉。 これって、宗教の経典でも言えることで、確立された経典を一言一句一切曲げてはいけないという規定がある。 キリスト教だと新旧約聖書。 牧師は聖書解釈がズレないように、聖書を読むために当時の歴史とか神学とか脈々と変遷していった哲学とかめっちゃ色々学んでその上で咀嚼して信徒に教える。 で、信徒は何をするかって言ったら、
「傘を差し掛けてくれる支援者より、一緒に雨に濡れてくれる支援者が良い」。 そんなtweetを見かけることが続きました。 私は ここについたいいねの数の多さに、治療者が自分の安全圏にいることに 違和感を感じる患者さんが多いのなのかなと感じました。 もちろん色んな場合があるのはよく分かります。 前提に そのぐらいの心の温かさがないとできない仕事であるし、職によっては「これが精神医療の支援者か?」と思われるようなハードな対応をする人もいるのは事実でしょう。 ただ、私は 心の温か
今日はこちらのアーカイブを視聴しました。 素人の私にとってはボリュームたっぷりなので、申し込んでからずいぶん時間がかかりました。 患者が聞くべき内容ではないかもだけど、漫画描くためにも当時の自分の病状やカウンセラーの対応について振り返りたかったので。 あ あと一応対人援助職の経験者でもあるので… ただ患者として申し込んだわけでは…ないぞ…? 北川先生の講義は精神分析の歴史をしっかりたどって下さるのがおもしろいです。 それを踏まえての現代の治療の実際や押さえておくべきポイント