おすすめの科学読み物
本の中でもおすすめされていることがめずらしい科学読み物ですが、実は科学が苦手だったり、得意ではないという人でも楽しく読めるものが多くあります。
今回はその中でも、私が特に読んでほしいと思う科学読み物を6冊紹介します。
天地のドラマ すごい雷大研究
最近はゲリラ豪雨が多く、突然雷雨になることがよくあります。私は雷が苦手で、雲がゴロゴロなっているのを見ると家の中にいてもビクビクしてしまいます。そんな時、弟が借りてきたこの本を見て、「雷について書いてある本なのかな?」と思って手に取りました。「天地のドラマ」である雷がどんな風に出来ているのかが丁寧に描かれており、子供も分かりやすく楽しめる絵本でありながら、学生が読んでも面白いなあと思える本です。今までわかっているようでよくわかっていなかった雷のことがこの一冊でよくわかりました。
トマトはどうして赤いのか?身近な野菜を科学する
図書館のリサイクル本コーナーにあった本なのですが、題名にとても惹かれて読んでみました。「トマトはどうして赤いのか?」という問いをはじめ、身近な野菜に関する不思議を科学の視点から解き明かしていきます。一つ一つの話が面白い上に読み応えがあり、一章話を読み終わるごとになんだか自分が物知りになったような気分になれます。
面白くて眠れなくなる地学
私が読んできた「面白くて眠れなくなるシリーズ」の中で一番好きな本です。スケールの大きい話題が多いため、読んでいるととてもワクワクしてきます。結構専門的なことが書いてあったりするのですが、その苦手な「専門的なこと」が面白く感じられる本です。この「面白くて眠れなくなるシリーズ」には地学以外にも天文学、化学、植物学、など他のジャンルもあるので読んでみていただけると嬉しいです。ぜひこの本で、科学の「ワクワク」を感じてみてください!
いま、この惑星で起きていること 気象予報士の眼に映る世界
最初に紹介した「天地のドラマ すごい雷大研究」と同じように、ゲリラ豪雨を苦手に思う気持ちから読んでみた本です。近年ニュースなどで取り上げられている気候問題がより詳しく、丁寧に解説されています。題名の通り「いま、この惑星で起きていること」がわかる本です。気候問題の難しさや重大性がこの本を読んで改めて心に響いてきました。
すばらしい医学
この本は科学読み物の中でも注目されていた本なので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。医学の歴史、医学に関する知識などが豊富に書いてあります。教科書のように知識が羅列されているだけではなく、物語感覚で医学という世界を楽しめる本でもあります。この本を通してぜひ、「すばらしい医学」の世界に触れてみてください。
NATURE ANATOMY 自然界の解剖図鑑
表紙のイラストと、「自然界の解剖図鑑」という題名に惹かれて読んだ本です。
イラストがとても豊富でパラパラとめくるだけでも面白いです。文は他の図鑑では見ることの出来ないユニークな文章で解説されていています。本には「アートとサイエンスの融合を味わえる本」と書いてありますが、その通りに今まで紹介してきた本の中でもかなりイラストが多い方なので、図鑑として読んだり、本として読んだりと色々な楽しみ方ができる本です。
終わりに
科学読み物は、科学の勉強のために読むのではなく、科学を楽しむために読めるのがいいところだと思います。勉強は苦手な私ですが、科学読み物を読むことは私の楽しみの一つです。皆さんにもぜひ、気軽な気持ちで科学読み物を読んでいただけたらと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました
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