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おまけ.txt 泡の記事

こんにちは。

今回は泡の記事でした。結果から言いますと全然伸びなかった。話題にもならずにインターネットの奥底に沈むのかなとは思いますが、こういう記事はゆくゆく役に立つと信じています。バズるとかは正直興味があまりなく(批判的内容や当てずっぽうのコメントも目立つからね)、ただ学んだことのマイルストーンとして置いておければ良いかなとは思っているのですが、それにしてもあんまり伸びない。まぁ、いいや。

この記事は大事なんです。最近サケディプロマとかきき酒関連の資格とかで日本酒の勉強を始めた人も多いハズです。んで、もろみの項目で、発酵の具合は泡で判断しますとか高泡がどうたらとかという話は必ず出てきます。しかしながら現在酒蔵で使用されている酵母は泡なし化された酵母が多く、実際高泡を見たことがない人も多いと思うんです。蔵人でさえそうかも知れません。これは時代の流れだから仕方ないんです。そして、こういうものは書籍にもネットにも上がってないんですよ。なので、こういう記事を上げておけば、誰か酒蔵で働こうと思う人だったり何かに悩んだ蔵人がこのかけらを拾うことでしょう、と、思うんです。

実際私もそういうかけらをいっぱい拾ってここまで来ました。祐輔さんのブログや酒販店さんのつぶやき、きた産業やコンノモヤシ、酒類総研の文献…そういうような記事を残しておけばゆくゆく誰かが拾えるんだなーと思いSAKETIMESも書き続けていました。SAKEStreetはこういったところを重視しているのかなという気もしますね。

今後も記事はちりぽりと書いては行くかもしれませんが、最近いろいろ思いながらの酒造りです。いや皆造はしたのでもっぱら瓶詰の日々です。

しかし酒が動かなくなってしまった。出荷が1日3c/sとかだ。やー、やばいな。ははは…こういうときにこういうメディアに光を当ててもらえたらなと思うものですが、残念ながらウチのような華のない蔵は難しいね。美味しいんだけどね。

前にも少し書いたけど、個人的には美味しい酒は自分の腕にあれば良いと思っていますが、拾ってもらった以上会長・社長や楽しい仲間たちには良い思いをさせたらんとなぁと思ってはいるのです。

だから何がどうというものでも無いのですが、いずれこういうものが何かの役に立つ日を願ってやみません。