(生)林檎博'24-景気の回復- 11月24日たまアリ公演
(生)林檎博 '24 -景気の回復-
2024年11月23日と24日に参戦しましたが
今回は、11月24日をメインに
個人的に感じたことを執筆します。
はじめに。
まだ実演に参戦されていない方は
ブラウザバックして下さい!
ネタバレ含みます!!!!!
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プライベイトレポート R
Twitter @ringoexpo8
さいたまスーパーアリーナ 2024年11月24日
───時刻は17:26をまわったところ
さいたまスーパーアリーナ(以下、たまアリ)
入場前のたまアリ近辺は少し肌寒く
既に日も落ちて暗くなっている時間帯だ。
本日の日中帯は物凄く快晴、ハレの日。
澄み切った空気で、
空が青く気持ち良し。最高の天気である。
大変、おめでたい雰囲気である。
入場してスモークがかった空間へと着席する
ライブ特有のこの雰囲気は本当たまらない。
最高潮の気分です。
座席は200レベルAゲート237扉15列目
ステージ上手(かみて)側
たまアリの中央よりやや後方の上段の席
ステージが綺麗に見渡せて
とても良席である。(林檎さんの立ち位置的にもこちらを、向いているのでネ)
周りを見渡すと、一番最初に気がついてしまったことは、なんとカメラが入っている!本日は間違いなく収録日だったのだ!はじめての収録日の参戦で最高に感極まる。うれしい。円盤化されたら、ここに居たんだ。と実感できる。
たまアリの後方の上の方に大きなカメラ1台
後方の下の方にやや小さめカメラ1台
(定点カメラかな?)
アリーナ左右に各1台ずつ
そして、クレーンカメラ左右に2台
(クレーンカメラは開演後に伸びた?為に気づきました)
収録日というだけで激アツでした。
また、アリーナ後方のスタッフの席の
一番後ろの隅っこの席に見えたのは
児玉裕一監督である。
開演ギリギリまでスマホを見たり
頬杖をついたりして過ごされていた。
グッズである、
緑色の「宇宙野球帽」キャップを
被られていた。
時刻は18:00を回った。開演である
(開演時間が、ほんの数分延ばしたような気もする)
まず、斎藤ネコ先生率いるオケ(銀河帝国軍楽団)と演者の入場、鳥越啓介さん(ベース)、伊澤一葉さん(ピアノ)、名越由貴夫さん(ギター)、石若俊さん(ドラム)
会場には拍手と歓声が沸き起こり
我々のボルテージは最高潮を迎えた。
───始まりは照明暗転。
未知との遭遇。
等間隔の小さな光がまるで宇宙で
宇宙船のような轟音と共に漂っている。
息をも忘れるくらいドキドキした。
一気に静まる空間。
-鶏と蛇と豚-(三毒からスタートであった!)
僧侶たちが指からビームを出して
三角形の結界を張っている様子が
映し出される映像演出
真ん中に浮かび上がるお寺・・・
白いコスチューム?タイトな宇宙服を
装着して無重力を彷徨う、椎名林檎さん
一体、何光年、旅をしてきたのだろうか
はたまた、向かうのだろうか・・・
800歳の妖怪だと思われていたが
宇宙人?異星人?アンドロイド?
そのようなご様子である。
-宇宙の記憶-
UFOからキャトルミューティレーション
方式でゆっくりと降りてくる椎名林檎さん
降臨!!!!!登場である!!!!!
波のように振られる手旗!
赤いマントに身を包まれていた。
異星人を歓迎するかのような地球人(観客)
なんという登場方法だろうか・・・
ついに夜空から、いや、宇宙から、
降臨されたのである。宇宙人、、、
いや、地球人ならば我々は神と崇めてしまう
かもしれない、存在である。
非常に歯切れの良い心地よいリズムとサウンドで最高にテンションが上がりました。
-永遠の不在証明-
え、え、え、!!!!
だいすきな東京事変の楽曲を3番目に
持ってきた!?やばい、痺れている。ビリビリ
ニュースフラッシュのあった時期だな。
(2020年を思い出した)
資生堂の紅い口紅の弾丸が飛び交っていました
-静かなる逆襲-
あの時期の「永遠の不在証明」から
「静かなる逆襲」がくると意味深すぎた。笑
林檎さん・・・たくさん悔しい思いをされた
あの忌々しいオリンピックを思い出す・・・
出る杭は念入りに不適切呼ばわり
適切な関係、適切な姿勢
できていると言い張れる奴こそ図々しい。
美味しそうな今美味しそうな旬を
美味しく戴く それが人生よ つまり
愛すべき今愛すべきひとと
愛し合うまでよ邪魔しないで
-秘密-
静かなる逆襲ソングでの想い
または、日々のコヱなど
林檎班のコンテンツで記していたことは
椎名林檎さんと我々だけの秘密である。
わかる人にだけ、わかれば良い。
椎名林檎さんの思うところ。
選ばれた我々だけは
ほんとのところを寄り添い知っている。
そのスタンスを私は知っている。
あのことついては、
もう、何にも言いたくない。ということだ。
沈黙だけが正しい。
石若さんのドラムスタートも最高に良い。
刄田さんの「よろしくお願いしまーーーす!」
ふと、思い出す。
-浴室-
だいすきな楽曲!!!!
まさか今回聴けるとは思わず
左右にリズムをとりながら
きもちよいメロディーに溺れてゆく身体。
何だか浮世の全て恋しくて堪らなかった
あんな夢を見させないで
「今日は特別に笑って
ばかりのあたしは丁度〜♪」あたりのメロで
名越さんの水中で浮遊感ある
ゆらゆらしたギターサウンドで
奏でられるメロディに自分の身体が
水の中にゆっくり溶けて無重力に委され
溺れていたような感覚になったの
凄く覚えている。
包丁でトントントントントントン!
落としてケガしないでね!林檎さん!
RINGO EXPO 08 演出のようで胸熱。
-命の帳-
かつて、自ら苦しい選択をした恋愛。
その時期を思い出す楽曲。当時この曲に
すごく救われたのを覚えている。涙腺が緩む。
ここの歌詞にも「宇宙」が登場する。
どの道擦り減って傷付け合う同士
ならばもっと慈しみあっていたい
「浴室」の演出の如く、
包丁で攻撃して傷つけ合わず
啀み合わずに、慈しみ合いたいね。
と言うところだろうか。
ずっと、ねんこしながら(横たわり)
白シャツで歌っていた姿が印象的だった。
-TOKYO-
同じ夢で目覚めた。
なぜ今また昔の男など現れる。
命の帳の当時の自分を思い出した
あとなので、なお、沁みました。笑
-さらば純情-
今回の実演で聴いてみたかった
楽曲なので、とても嬉しかったです。
舞台下(奈落)
海底にある貝から現れたのは
人魚姿の椎名林檎さんである。
閉じこもった殻から出てくる。
双眼鏡なので確かではないが
頬杖をつきながら歌っていた姿が印象的
人魚の伝説を思い出す。
椎名林檎さん、人魚説????
人魚の肉を食べて不老不死。
800歳まで生きた者がいる。
八百比丘尼(やおびくに)という
日本の伝説上の人物がいる。
椎名林檎さんは、八百比丘尼かもしれない。
西洋では美しく、誘惑的な歌声を持つ
セイレーンとも言われる。
そのまんま、椎名林檎である。
-おとなの掟-
おとなは秘密を守る
椎名林檎さんと愛好家との秘密。
約束を守る的なこと伝えたいのだろうか
乗り鉄で撮り鉄の小学2年生の新若旦那
母(椎名林檎さん)の紹介ボイスが流れる。
かなりしっかりした話し方で
台本あり読み上げてるとは思うが、
その話し方が賢く立派で上品な育ちが
話し方に顕著に表れていました。
───ここから母親として───
-MOON-
とても、良かった。
いつの日か親になり聴くと、
また聞こえ方が変わってくるのだろう
はたまた、お子さんが居らっしゃる方が
聴いたらより、沁みるのであろう・・・涙
おそらく、会場にいた親たちは
感慨深く、号泣案件であろう。と思った。
子は居ないので説得力は少ないが
本当に沁み入りました。
いつかまた感じ方が
聞こえ方が変わってくる日が来るかな。
そうなりたい。
-ありきたりな女-
ありきたりな女を一体どういう気持ちで男である僕が聞いているのか?結婚もしてなければ子供も居ない、ましてや自分は男。女性が命をかけた出産も経験することはないだろうし、全部は分かるわけがない。分かると言う方が失礼だ。けれども、寄り添うことはできるよね。母になり子供を持って、失った自由と得る幸せ。
その女性の、母親としての、気持ちを考えるだけで胸が苦しくなる。幸せな尊い気持ちもあり胸を締め付けられる気持ちになる。寄り添おうと気持ちを考えるだけしかできないが、しかし、儚くて尊い。そんな気持ちで聞いていました。
───ここから放生会たいむ───
-生者の行進-
ゲストAIさん来てくれましたー!!!!!
会場の盛り上がり凄かったです。
林檎さんも楽しそう!ニッコニコ!
もう、最高!!!!!
石若俊さんカッコ良すぎ!!!!
ラストに「AIー!!!」と
林檎さんシャウトしてましたね。
楽しすぎました!!!!
-ジプシー-
SISにジャケットを着せてもらい
キャリーケース(リモワ)の周りで
ダンスする林檎さんとSIS!!!!
今回のライブでは林檎さん
かなりダンス頑張ってコツコツ
練習されていたんだなと感じました!
コツコツタイプですからね
-人間として-
こちらの楽曲も今回の林檎博で
聞きたかった曲なので
生で聴けてとても感極まりました。
とても、メッセージ性の強い曲ですよね。
-望遠鏡の外の景色-
今回の実演で最高に感じた楽曲のひとつ。
映像演出で演者紹介が本当にカッコ良すぎて
最高に痺れました。
なんてカッコいい演出なのだろうか。
音楽家たち、大人たち、なんだろうか。
斎藤ネコさん、本当にかっこいい。
僕は大絶叫してしまいました。
ツイッターのスペースという機能で
何度かご本人様とお話ししたことがありますが
お酒好きの素敵な先生の印象だったが
改めてとてもカッコよく素敵でダンディ。
激渋のネコさんを感じました。
A面の仕事モードの表情もカッコいい。
目つきが違いすぎますよね。
特にわっち(伊澤一葉さん)のとき
映像での紹介の時はんぱなく
歓声あがっていた印象。(キャーーー!)
黒猫のアニメーションの雰囲気も
「銀河帝国軍楽団」と紹介される模様も
まるで映画のオープニングである。GALAXY
生オケで「望遠鏡の外の景色」は
本当に個人的に激アツすぎました
いちばん鳥肌たっていた瞬間かもしれません。
「me olvide de todo」
-茫然も自失-
スペイン語で小刻みに
ノリノリに揺れました。
深いため息、吐息、、、。
「tenia todo y lo perdi」
「望遠鏡の外の景色」(TOKYO 2020)
その後の「茫然も自失」
これは、意味深すぎる・・・
あの悔しさがチラつく。
-ちりぬるを-
中嶋イッキュウさん
ゆっくり歩いてきて登場!!!!
黒の着物姿での登場。
中嶋イッキュウさん、椎名林檎さん
まるでMVのまま飛び出してきたかのような
その姿が印象的でした。
ほんと、仰られた通り、弔いの歌ですよね。
「あいたいです。手わたせずじまいのお札、まだある。きゅうにいなくならないで。まっておいて行かないで。」と、云っても聞こえないね。
せつない・・・(涙)
-ドラ1独走-
双眼鏡でずっとギタープレイ見ていました。
椎名林檎さんのバチバチに痺れる
ギターを弾き鳴らす姿がカッコ良すぎて
鳥肌やばかったです・・・!
-タッチ-
DAOKO登場キターーーーー!!!!
ぎゃんかわ!!!!!!!
あーーーー!!!!!!!
サビのところの「タッチ!」の部分で
手旗が揃って綺麗に合っていたのが
テンション跳ね上がりました!
-青春の続き-
雨が降るグラウンド
野球ユニフォーム姿で歌う林檎さんが
とても印象的でした。
言わずと知れた名曲。
本当に素敵ですよね。
感動しました。
後半の照明の演出でも
しとしと降る雨のようなライティングが
美しく印象的でした。
-自由へ道連れ-
中嶋イッキュウさんによる
拡声器プレイでの歌い出しカッコ良い!!!
遠めで見てたら林檎さんみたいでした
テンション盛り上がりすぎました!!!
193→417
途中から中嶋イッキュウさんから
椎名林檎さんへと変わった時に
(無論、193も最高ですヨ)
今回のライブで間違いなく痺れた瞬間でした。
やはり、この声・・・だよな・・・ヤベェ
林檎さんの拡声器プレイ。カッコいい。
林檎さんボイスにビリビリやられました。
本当に最高にカッコいい!!!!
-余裕の凱旋-
DAOKOーー!!!!!!
ぎゃんかわか?
(語彙力失ってきてすみません。)
-ほぼ水の泡-
ももさん登場!!!!
声量すぎてすげええええええってなりました
SISのおふたりがビールの売り子さんをして
林檎さんとももさんに紙コップを渡して
ゴクゴク飲み干して、後ろに紙コップを
ぶん投げていたような。
たまアリ天井の4箇所くらいに
設置された丸い?機械から紙幣が
ばら撒かれて降ってきました!!!
あの紙幣、欲しかったなー!!!涙
(座席的にちょっと取れませんでした。)
水の泡の如く、ぱーーーーっと景気良く
お金が舞っている会場は最高でした!
-私は猫の目 album ver.-
「ももさんが歌いたいから歌いますー!」
と仰っていたような!
まるで、以前Youtubeで配信された
「スナック きまぐれ」のようだ
そういえば、たまアリ入り口に並んでいる
祝花の中に「スナック きまぐれ より」
というお花が並んでいました。笑
途中のレーザーで照らされる部分
「あれはなんだー???
景気回復ビーーーーーム!!!」のところで
林檎さん一同がありがたやといわんばかりに
映像演出の猫様に手を合わせていて
これは、なんだ?ワロタ
と、思わず・・・ニヤリ。笑
-拍手喝采-
───アンコール───
-初KO勝ち-
突然始まる初KO勝ち!
座っている方もちらほら居たので
慌てて立ち上がる愛好家たちの様子。
のっちさんは映像演出での歌唱
こちらの楽曲は、
ジムで筋トレやランニングマシンで
汗だくで頑張って走ってワークアウトする時や
柔道をする前に気持ちを高めてよく聴く
気分上げ筋トレソングなので高まりました。
放生会のアルバムの中でもだいすきな一曲です
-ちちんぷいぷい-
「お名残惜しいですが!」と
潔く気持ちの良い言い方での林檎さん!
RINGO!RINGO!RINGO!〜♪
テンション爆上げでした!!!
楽しすぎました!!!ARIGATO!
椎名林檎さんへ
いつも素敵な楽曲
ありがとうございます。
たくさん救われて、励みになり、
尊い気持ちもいただき、シャキッとします。
だいすきです!
もし、お目通しいただけたら、
このような、椎名林檎ファン・OTK
愛好家の子もいるんだなと
すこしでも思っていただけたら幸いです。
───エンドロール───
-2◯45-
ニキシー管の数字で
「2〇24」→「2〇45」になる
─────荒廃した世界
かつて栄えていた文明が滅び、
途中の映像演出でも出ていた建物や
野球場のスタジアム。それが廃墟と化した。
「RINGO」の文字のネオン管の看板など。
アンドロイドに扮している椎名林檎さん
オープニング映像演出の白いコスチュームとは違い、身体はズタボロで剥き出しの機械部分の骨組みだけが露出している・・・
朽ちてゆき、首が後ろへ・・・
もぎれ落ちる衝撃。
再び、ニキシー管の数字で
「2〇45」→「2〇24」に戻り
「林檎博ロゴ△景気の回復」タイトルが表示
荒廃した「2◯45」になるのも
そうでない未来を選ぶのも、
現在の、今ここにいる我々の選択次第。
我々に託されているのでは、ないだろうか
やけにメッセージ性の強い
エンドロールの映像演出の世界観に
強く、惹き込まれてしまった。
荒廃した世界にならず
慈しみあえるか、どうか。
人類は何処へ向かっていくのだろうか
理解し合えるだろうか。
警鐘を鳴らしている。
そのようなメッセージを感じました。
信じるか信じないかはあなた次第です。
(関暁夫ボイス)
かくして、プライベイトレポートおわり。
『林檎博'24 -景気の回復-』
意味深なセトリと演出で
たくさんの意味を考えさせられ
楽しく痺れる実演でした。
最後まで読んでくださりまして
ありがとうございました。
プライベイトレポート R
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