発達障害者のマインドマップの向き合い方

俺はマインドマップが好きだ。理由は、刻々と考えが広がる状態を、ある程度整理してくれる感覚があるからだ。上から下に書いていくメモだと、書いたあとに見返しても、なんだかわからなくなることが多い。少し階層を変える表現などしたり、見出しを立てるなどすれば、多少マシになるはずだが。

なんだけれども、万能じゃないか、という至極当たり前のことに気づいた。気がつくと部屋が汚れているみたいな感じで、気がつくと、マインドマップのファイルが増えて散らかっていることがよくある。

そうなると、それを整理しないと気が済まなくなり、でも簡単には整理がつかなくて苛つくし、時間を取られる。また、そもそもマインドマップを作る最も重要な目的は、思考をクリアにして、自分が成すべき方向性に向かって動くことにある。にもかかわらず、無数のマインドマップが散らかっていると結局、どうするんだっけな、のハテナが浮かぶばかりで、自分を支えて動いてくれる装置として、機能しているのか、との疑念が浮かんだ。

結論としては、枚数を増やさずに、なるべく1枚にまとめて、それを毎日ながめて熟成させる方向にすることに決めた。今までは、極端にいうと、左利きの黒人女性陸上選手で、1枚、右利きで1枚、オリンピック決勝戦進出者の黒人女性で1枚とか、やっていた感覚がある。

そうではなく「黒人陸上女子」1枚にまとめて、関心があるジャンルをその1枚の中で枝分かれさせて、思考が広がりを持てばそれに合わせて枝を増やし、広がらず停滞するのであれば、保留とか停滞、などのカテゴリーを中に用意してそこに移動させて、通常時は、そのエリアは、閉じておく。もしくは、削除してスッキリさせる。今後は、このような形にしようと決めた。

知ってたけどもねー

当然、今までもマインドマップの使い方として、1枚にまとめるようなやり方は、選択肢にはあった。でも、ちょっとネガティブに捉えていた。その理由は、個別に細かくシートを作ったところで、思考の広がりのせいで、まとまらなくなるので、出発地点から大枠で作ったら、どうなっちまうの、との恐れというか、悪いイメージがあったからだ。

でも出発地点を大枠にして、そこにまとめていく作り方には、大きなメリットがあると気づいた。まず、1枚であるから必然的に、その1枚を繰り返し確認する頻度があがる。人間の機能上、どんなにくそったれでも、高頻度で回していることは、上手になるし、意識がそこに向かう、と俺は思ってる。

だから、中央に自分の人生においてもっとも大切になるはずの、大枠を置いて、それに対する枝葉を毎日毎日作って、分類して整理整頓を繰り返せば、必然的に、質の高い方策、道筋が出来上がってくるはずだと、直感している。

どのように活用しましょうかねー

そんな感じで1シートを使って、自分がどのように在りたいか、何をしていきたいのかを日々、整理していった結果、今の時点では、結局ここに帰結するとの結論に至る。

・書く
・話す
・動画編集表現

このいずれか、もしくは全てにおいて、日々実行できていて、積み重ねがあって上達を感じられたり、第三者からの反応なりを実感できれば、俺はまず幸福感を味わえるだろう。

そして、現時点で到達させたい地点としては、以下になる。

・金銭的に自由
・結婚をする
・社会的影響力を持つ

だ。

だから、理想形としては、自分が幸福感を得る行動を繰り返しながら、到達させたい地点に向かって進めていけるのが良い。都度、上でざっくり決した内容を確認して、行動の微調整をしようと思う。こういう微調整ができるかどうかも、頻繁に同じシートを見つめる利点だろう。短期記憶が弱い俺には有利になるはず。

こういった決定は、おそらく、診断を受けて、知力の傾向を数値化されなかったら出せなかったと思う。もう少し根性論的なノリでなんとかしようとして、うまくいかなくて気狂うか、ひっくり返って賢者モードになるかのいずれだろう。だから良かった。遅かったけど。今後の活躍で診断は、遅くなかったと自分に思わせよう。

追記

2024/07/10

えっとこれを書いた昨日の時点では、最初から1枚のマインドマップを作る、が良いと考えていましたが、個別に散らばってしまったマインドマップを、放置せずに、どこかのタイミングで1個にまとめることができれば、個別で作るマインドマップがあっても良いのでは?と今は考えている。

というのは、「今日やること」とか、今日考えたこと、みたいなマインドマップを毎日日付をつけて作っていて、今朝、それをまとめてみる作業をしてみたのだが、別段、そこまで苦労ではなかった。

ちなみにこれは、「今日やること」シートの下、タブ?タグ?で、日付わけしてる形。おそらく、これが日付ごとにシート単位で複数あると、いやになる可能性がある。

本当に微々たる差異ではあるが、俺は結局敏感に反応する。シート単位で複数あると何が違うか。「ファイル」を開くという工程が必要になるし、それを開くまでのタイムラグも数秒かかる。顕在意識では当然、ちょっとしたことだが、そこまでストレスには感じていないだろうが、無意識領域で何を思っているかはわかったものじゃない。いずれにせよ、いかにちょっとした短いことでも、積み重なるとめんどくささを覚えてやらなくなることは知っている。

だからすでにファイルを開いた状態で、簡単に目視できるタグ?タブがあるのとでは、表面的にはちょっとした差異だければ、俺の行動には大きな差となって現れてしまう。

追記追記



こうやってマインドマップで、タグで項目をわけたりなんかしたが、結局無理でした。すげえ二転三転しているが、無理なもんは無理なんじゃい!!

何が無理かと言えば、物事は、そうすっきりと分類できないからであり、その分類に時間がかかるし、きっちり気持ちよく分類できないことに、ストレスが生じるからでござる。

たとえば、りんごと、パンツがあるとする。分類は簡単だ。片方は果実だし、片方は下着だ。

でも、上の項目はもっと微妙で、自分の成長につながってるからそこにマップを差し込もうと判断しても、それは考え方の範疇でもあったり、結局、お金を稼ぐための部分もあったり、そもそも、結論が確定している内容だったりと、気になってしまって分類できやしねえ。

こうなるから俺は、自動、的なアプローチが好きなのだ。俺が判断する必要がない。たとえば、ある一定数の枝が生まれたら自動的に、ある特定のルールで分類されるみたいな。思考する余地がそこになく、勝手にやってくれる。これは思考放棄・・・ってか、まあ思考放棄なんだが、それは考えられないから放棄しているのではなくて考えすぎてしまって、結論が出せなくなってしまうから放棄したいんだろうと思ってる。

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