コミュ障が社会人サークルに初参加した話
どうも。東京2年目のしがないエンジニアです。
バラエティ見ながらソシャゲの日課をこなす仕事をしています。
そうだ、趣味をつくろう
GW中にふと思いました。
なんか趣味が欲しいなと。趣味というか有意義な時間の過ごし方。生まれてこの方これといった趣味がなく、自己紹介とかでよく言うのはゲームとマンガ。
ほんと困るのよ自己紹介。時代的に多少は受け入れられるようになってきたけど、いまいち面白みにかける。しかもAPEXとかその辺の万人にわかるゲームやってないのが難点。
あとは絶対自己紹介とかでは言えない趣味としてはアイマスP（アイマスってゲームファンの総称）やってますってこと。ミリPとして8年くらい続いてる趣味ではあるけど、まあ基本口外しないので一番詳しくて熱のある趣味が話の種にならないのがさらに難点。
あと一つありました。一昨年くらいからハマり出して、一時期狂ったように毎土日7時間くらいやってた趣味「一人カラオケ」。でもこれも基本口外しないんです。だって絶対「何歌うの？」っていう至極当然の質問が来るから。いやまあそうなりますよね。ただこれもまた困ったことに、歌うのは好きだけど普段曲をあまり聞かないんです。だから最近の流行りの曲なんて全く知らないし、歌うのはaikoかunisonかちょっと昔のアニソンたちって感じで、ほらなんか微妙でしょ？それとシンプルに人前で歌うの無理だから一緒に行こう展開になるのが嫌ってのもある。
前置き長くなりましたが、
そんなこんなでなんか別の趣味とか見つけたいなとGW中色々動いてみた中の一つが、バドミントンを始めること。完全未経験だけど大学時代に授業でやったバドミントンが楽しかった記憶があったので、その思い出補正頼りに一念発起。
いざやろうとなると重大な問題が。
バドミントンって相手が必要じゃん。
to be continued...
いつもの僕ならもうこの時点で終わってました。ただ今回は覚悟が違います。暗闇の荒野に進むべき道を切り開くくらいの覚悟がありますッ。
色々検索していくと、社会人サークルなるものがヒット。同じバドサークルでも種類も色々あって、開催地域が限定されてたり、経験者求むだったり。僕が住んでるところは23区の端っこの田舎なのでそもそもバドサークル自体数が少なく初心者が入りやすそうなのはほぼ一択でとりあえずそこに連絡してその日のうちに来週の参加予約。
この時点で個人的にはよくかんばりました賞をあげたい。元来出不精で何をするにもやらない理由を見つけて結局やらない人間が、その日のうちに次のアクションを確約するとこまで動くなんて。。しかも初対面の人と会話するの自体めちゃくちゃストレスで、ましてや出来上がった集団の中に自分だけ入っていくのなんてもってのほかの人間が社会人サークルに参加するなんて。。あとは当日になってやっぱやーめたってならないように自分を律するお仕事です。でもこれは簡単。高いラケットを買えばいいんですよ。なけなしの1万円かき集め、全くの素人が中級者向けのラケットを買いました。まあテニスやってたし中級者レベルくらいすぐいくっしょってことで。
決戦の日
ほんでもって当日。よりによって強風の日に自転車で30分かけて会場に到着。めちゃめちゃ緊張しながら体育館に入ると、すでにメンバーが10名くらいいらっしゃってなんとなく全体に挨拶しながらすり足で隅っこに荷物を置き、タオルで汗を拭くふりをして様子見。
なんか思ってたより静かやなとか思ってたらふと気づく。そもそも僕以外の人は全員知り合いなのか？部長はどの人？え、最初来たら何すればいいの？色々焦り始めてきたとこで、僕の左前にいた青ヒゲたっぷりの部長らしき人が集合の合図。「えー、今日ははじめての方がいらっしゃるとのことで〜、来てますかね？」。ここで手を挙げてよろしくお願いしますとだけ一言。
「はいじゃあ最初に30分基礎打ちやってあとは試合しまーす。はいはじめてくださーい」
え、それだけ？いやいやいやもっとアイスブレイク的な自己紹介とか、なんでサークル入ったのとかトークコーナーあると思ってたけどいきなり？というかバド初心者ってことは部長に伝えてるのになんの説明もなし？？
いやこれがね経験者求むとかなら全然わかるんだけど、ここのサークル募集にはこう書いてありました。「バドミントン初心者、サークル初心者、経験ある方でも初心者に優しくワイワイやれる方募集しています。初めての方でも参加しやすい雰囲気作りを心がけています」。
どこがよ！？バド初心者云々は置いといて、このサークル初めての方向けの説明とかも一切なし？こちとら小笑くらいは取れる自己紹介も用意してきたっちゅうに。幸いテニスの経験あったからグリップの握りとかはなんとなく分かったし、事前に動画も見てきたから基礎打ちがなんなのかも分かってたけど、これを初心者になんの説明もなしにいきなりやらすってすごいな。いやそういう方針なら別にいいんやけど、よく募集にあんな事書けたなと。
言われるがまま流れで基礎打ちとやらをやることに。お相手は同年代くらいの女性の方。全くの初心者なんですって言うと、「あ、じゃあドライブとかわかります？それからやりましょう」と丁寧に対応してくれました。まあ案の定上手くできなくてめちゃめちゃ申し訳なさでいっぱいだったけどあっという間に基礎打ちの時間終了。
次はゲーム形式。ランダムにコートに割り振られて初試合。まあもう総括みたいなこと書きますけど、正直楽しかったは楽しかったです。やる前は2時間半長ぇなって思ってたけどあっという間でした。ただ空振りが多すぎていちいちゲームを止めてしまってたのがほんと申し訳なかった。大学の時もっとできてた気がするたけど、多分緊張で力んだり余計なこと考えすぎるっていういつもの悪癖のせい。
学んだことはただ一つ。やっぱり僕はコミュ障です。試合の外で話しかけてくれた方は2人くらいいらっしゃってそこで少しだけ会話はあったんですが、それ以外はほとんど会話できず。。そもそも11人でダブルス2コートでほとんど試合に入りっぱなしってのもあるんですけど、たまにある待ち時間に本来自分から話しかけにいって「バドどのくらいやってるんですかー」ってアホな顔して興味ないこと聞きに行けばいいものを、どうしてもそこに一歩踏み出せない。まあ別に仲良くなんなくていいやとか、次からでいいやとか何かと理由つけてやらないいつものやつ。自分から話しかけにいくっていうことに関して、異常に手が伸びない。こればっかりはいつもいつもほんとどうしたもんかねって感じです（部長は話しかけにこいよとは心の中で思ってた。）
まあとにかくバド自体は楽しかったです。全然趣味になりそうですし、ちゃんと当てられるようになって自分の狙い通りに打てるようになったらもっと楽しいだろうなって思いました。ただ初心者が1人だけ試合に入っても申し訳なさで自責の念に潰れそうなので、今度は基礎練をしっかりやってるサークルに行ってみようと思います。また初対面集団に入っていくのは億劫すぎるけど。今度は自分から話しかけるっていう課題も携えて。
それでは。
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