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Malterdinger Bienenberg Weisser Burgunder H 2016 / Weingut Bernhard Huber

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<タイプ>

<生産者>
Weingut Bernhard Huber
<品種>
ピノ・ブラン(Weissburgunder) 100%
<産地>
ドイツ・Baden
<価格帯>
3000円強

<コメント>
4日に分けて飲みました。地域振興クーポン券で買ったワイン。あまり選択肢がなく、以前飲んだニコラ・ルジェのピノ・ブランに引き続き、樽の効いたタイプ白への挑戦+ピノ・ノワールからの連想でワインを選択しました。買った時点ではニコラ・ルジェの方もまだ飲んでませんでしたが...

1日目の開栓直後はストレートな白ぶどうの香り。ボリュームは少し弱めです。色はわら色で、青みはあまりない気がします。飲むと割と酸味がありますが、旨味や塩味、甘味や少しに苦味もあり、結構濃いめの味わい。温度が上がると酸味の中にある甘味がより存在を主張する感じがします。樽も結構ハッキリ感じられて、後ろの方から余韻にかけてカスタードやバニラのニュアンスと針葉樹や化粧のニュアンスも感じられました。また、余韻は長めです。前半に果実味、中盤に凝縮感、後半に樽が効いている感じで、以前のニコラ・ルジェのピノ・ブランと比べるとよく言えば濃くてまろやかで優しい味、悪く言えば少しもったりした印象を受けました。
2日目もあまり印象は変わりません。少しチリチリした感じがあった気がしました。
3日目になると少し青っぽい感じに。果実味は衰えを感じますが、酸味は落ち着き、塩味と旨味が際立って、私の好み的には1日目よりだいぶ良い感じになりました。
4日目も前日に引き続き調和がとれていい感じです。食中で映えるタイプに感じます。

<感想>
こちらもあまり好みではないかも、というところから3日目に持ち直した印象のワインでした。よく言われる?ピノ・ブランは酸味が穏やか、という特徴は少なくとも直近飲んだ2本からは感じ取れませんでしたが、かなり透明感のあったニコラ・ルジェのものより、こちらの方が重さがある印象なのでよりピノ・ブラン的なのかもしれません。
果実味と酸味で1日目には分かりづらかったですが、かなりミネラルの強いワインだった様で、酸味が少し衰えた3日目以降は食事と合わせると非常にいい感じでした。
もうすでに飲み頃な感じもしましたが、3日目以降が好みだったことを考えるとまだまだ置いていいワインに思いました。ただ、単純に濃厚な果実味が好きか、もっとこなれた感じが好きか、かなり好みによる気がします。

<得点>
76点

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