見出し画像

気比神宮[福井県]

今回は、福井県敦賀市曙町(つるがしあけぼのちょう)にある「気比神宮(けひじんぐう)」
御祭神は、伊奢沙別命(いざさわけのみこと)、
仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)
神功皇后(じんぐうこうごう)
応神天皇(おうじんてんのう)
日本武尊(やまとたけるのみこと)
玉姫命(たまひめのみこと)
武内宿禰命(たけのうちのすくねのみこと)

と数多くの神様を祀っております。


この神社は、日本三大鳥居のある神社として全国的にも有名で、御祭神である伊奢沙別命(いざさわけのみこと)は別名、笥飯大神(けひのおおかみ)とも呼ばれています。


気比神宮のある敦賀市はその昔、越後國 ~ 越前國(北陸道諸国)から、山城國(畿内)への入口として、「北陸道総鎮守(ほくりくどうそうちんじゅ)」 と呼ばれ、古くから重要拠点とされてきました。


海外においては、昔は、朝鮮半島や中国との玄関口として使われたり、
明治時代には「欧亜国際連絡列車」が走り、敦賀から船でウラジオストック(ロシア)への直通便があったため、そこからシベリア鉄道で、パリ(フランス)まで行くこともできました。
(当時は東京で、パリへ行く切符[鉄道・船の共通切符]も買えました)

というわけで、この気比神宮は長くにわたり、色んな場所と場所を繋ぐ越前國の玄関口のシンボルとして、地元民からは「けいさん」の愛称で呼ばれ、この街を見守ってきたのです。


敦賀市は、海処なので風が強いことが多いですが、街を歩いても、非常に穏やかな気が流れています。

特に、鳥居のある正面から入ると、まるで別世界に来たような感覚になり、何かに守られているような、そんな気がします。


この神社の魅力は、波動の高さもそうなんですが、
「お水取り(水気法)」と「お砂取り(砂気法)」2つの祐気取りができるのがポイントです。

お水取り用の水は、手水舎の横にあるのですが、
昔神社を作る際に、突然湧き出したという逸話があり、御祭神に無病息災や延命長寿の神様を祀っていることから「長命水」と呼ばれるようになり、現在まで大事にされてきました。

なので、お水取りに行かれる際は、現地で飲むことも可能ですが、2リットルのペットボトルなどを持って行くと良いでしょう。


また、お砂取り用のお砂は、本殿の中に入って正面右手のほうに、袋詰めされて売られています。(売店では購入できません)

たまに、お砂を浄化している光景を見かけますが、決してそこから持って行かないように。


夜間は本殿には入れませんが、お水取りは24時間することが可能です。
特に疲れてしんどいとき、誰かに頼りたい、甘えたい。
そんな時は、ぜひとも行ってみてはいかがでしょう?


※祐気取りをされる方は、こちらの記事を参考にどうぞ。

もし、ご興味・ご関心を持って頂けましたら、サポートをお願いします。皆様から頂いたお金は、記事を書くため、全国を回る費用として活用させてもらいます。