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カタール航空から内定をもらうまで パート1

カタール航空は3回ほど受験しました。

当時の私が持っていたスキルとしては、

大学4年次のTOEICのスコアは745
海外経験はフィリピンに1年ほどだけで当時は
毎週末クラブに行ったり、飲み歩いたり、
毎日遊びまくっていて留学という名の遊学でした。
幸い、日本人ではなく現地の先生方、海外からの留学生と多くの時間を過ごしたので英語力だけは向上することができましたw

そんなこんなでカタール航空受験
1回目は初めての外資系エアライン受験で
特に準備はしなかったのに、一次選考を突破。

この時の受験生は200人ほどいて、一次選考で25人にまで減りました。
ちなみに当時の一次選考は212cmのアームリーチとちょっとした質問だけ。
それなのに25人だけしか残らないという壮絶な外資CA受験。。。

一次選考を突破して次はトピックスピーチ。
引き当てたトピックは「TOKYO」という、
今思うとめっちゃラッキー簡単トピックを引き当てたのに、
2人いる外国人リクルーターに怖気付いてアウアウしか言えず(マジで)終了。

この時は悔しいというよりも
一次通過したということは
私のこの顔でも受け入れられたんだと思って
逆にやる気になった。

ここで一般企業を受けることはやめて、
っでも1人で頑張れる自信も無く、
安くてオンラインでもできるエアラインスクールを探しました。

運よく素敵な先生に出会い、その先生のサポートのおかげで
6ヶ月後に再受験したカタール航空で内定をいただけました。

カタール航空2度目の受験は書類で落選。
中東の航空会社は一度受験をすると3〜6ヶ月間を空けなくてはいけないルールがあるので、落選したのは予想通りでダメージがそんなになかった。

6ヶ月後、人生3回目のカタール航空の受験は品川のホテルで行われました。

受験生は大体250人。
ウォークインではなく書類選考を突破した人のみの参加でした。

1日だけの選考で、
一次選考は変わらずアームリーチとちょっとした自己紹介。

アームリーチでヒールを脱ぐ際に
「May I take off my shoes ?」って聞いたのを今でも覚えていますw

アームリーチ後
リクルーターが提出したCV(履歴書)をみながら、
「海外経験があるみたいだけど何年いたの?」と聞いてきた。
CVに絶対書いたはずだぞと思いながら「Just a year」と答えて1次選考は終了。

ここでは、アームリーチが届くかだけでなく、
英語がちゃんと聞き取れて、英語でちゃんと答えられるかを
チェックされていました。

もちろん身なりや態度などもみられました。

全ての受験者のアームリーチが終わり一度全員席に座らされ、
そこで一次選考を突破した人の受験番号が呼ばれました。

私の受験番号は25でした。

自分の名前が呼ばれ心臓がキュッとしたあの感覚は今でも覚えています。

同時に
落選した人はその場で帰らされ、ゾロゾロと無言で席を後にする光景も
未だに覚えています。

大体残ったのは60人くらいでした。

その後の2次選考はみんなの前で行うトピックスピーチでした。

トピックが書かれている紙が箱の中に入っており、
引き当てたトピックについて1分間みんなの前で話すというもので、
考える時間は1分のみ与えれました。

カタール航空の試験ではこのトピックスピーチが鬼門で
多くの受験者がここで落選します。

私のトピックは「Sports」でした。

他にも

Health
Fashion
Animal
Qatar
Fruites
Tradition
Tokyo
Culture

などのトピックも読まれていました。


ここでもリクルーターは、受験生の話し方や頭から足の先まで
ジロジロと視線を向けていました。


全員のトピックスピーチが終わってから
再度合格者がみんなの前で呼ばれました。

私の番号も呼ばれ、残ったのは15人でした。

ここまで残ると内内定まであと一歩です。

その後は、一人ひとりに Pre-employment medical declaration formという書類が配られました。

これには自分自身の過去の健康状態についての質問が書かれ、
YESかNOにまるをつけるものです。

過去にうつ病を発症していないか

自殺願望はないか

大きな手術を受けていないか

血液に異常があったことがないか

など、

体に傷やあざがないかもここでしっかり申告させられます。


カタール航空はとても傷やタトゥー、あざに厳しい会社で、
ここで申告しないで後でバレると100%帰されます。

私のバッチメイトがこの場では申告せず
カタールに渡航してから訓練中に
大きな傷が膝の裏にあったことがバレて強制帰国となりました。

カタール航空の試験を突破し、入社することになっても

訓練中や毎フライトの前に必ずグルーミングチェックが入るので

大きなニキビや、申告されていなかった傷は全力で隠さない限り

絶対バレるので個人的には選考に影響はあるかもしれませんが
後でバレて強制帰国されるくらいなら
正直に選考中に申告した方がいいと思います。

実際に大きな傷があっても申告して
しっかり内定をもらった方もいるので、

ここではそういったHonestyもしっかり見ているのではないかと思います。


話が逸れましたが、

最終面接前までの流れとしてはこのような感じでした。


みんなで黙々と紙に記入している間に

1人ずつ最終面接の部屋に呼ばれ面接が行われました。




この続きは次のNoteに書きたいと思います。




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