痔ろうになった話〜手術編〜

タイトルにもあるように痔瘻だったらしい。この思いを忘れないように下記にメモ。
これから痔ろうで手術するかも!という方には参考になる…かはわかりません、ちょっとならないかもしれませんが読んでもらえたらこの思いも、報われて嬉しいです。  





A病院に行くと30分くらいで呼ばれた。 
よたよた歩くもんだから看護師さんも何してんの?て感じで、この痛みはなってみねえとわからんよ…と半泣きで歩いて部屋に通された。

診察台に横になり、しりたぶを思いっきり上げられ、ガッツリ見られる。なにしても痛い。やめてくれ、はよ終わってくれ…そう思いながらそのまま触診を受ける。

「○○さんさぁ、今日夕方まで暇?」

「あ、まあ…(夜から用事あるけど…)」

「今から手術、してもいい?」

「あ、はい!」

…いままで怪我や病気をしたことがないため、やったことのない「手術」。その手術という新鮮な言葉に惹かれて二つ返事でOKしてしまった。ばかである。

(※精神安定剤を飲んでおります。飲み始めて数年たち落ち着いたのか、未体験のことをついやりたくなってしまうような体になってしまいました。)


はい、手術の時間です。

30分ほどで手術しまーすという流れになった。
今思えばおかしい話だが、どういう状態でどういう手術をする、今後はこのようになる、という事前説明は一切なく、手術しよっか!はい、サイン頂戴!で進んでいる。マジでやばい。
とりあえず家族に連絡しているとおっせーな〜と言われてこの医者ヤブでは????と遅れて不信感。でも痛いので頼るしかない。
手術用の服に着替えて手術台にうつ伏せになる。
ブイーンと軽快に運ばれて光差す場所へ進んだ。

まとめると
1 ケツ肉、しりたぶを広げるためにめっちゃテープを貼られて手術台に規定される
2 腰あたりに信じられないくらい痛い麻酔をぶちこまれる
3 痔瘻と思われる部分を切って、そこに管を通す
4 とてもいたい
5 おわり
こんな感じ。

とにかく麻酔がいたいのだ、腰にトラックぶつかったかもしれないくらいバツン!!!!!とした痛み。しかもすぐに麻酔が効いてくるわけでもないからまだ痛い、まだ痛い、と続いてくる。
そして切ってる最中も痛い。尻に麻酔は効くのかな?というくらいサクサク切っている感触がする。なんとなくだがあっ今切ってるわね。と感じる。だって痛いんだもん。

そして極めつけは

手術中に手術の説明をされるというやばすぎる状況。
 

医者「ねえ痛い?」
私「あ、はい、痛いっすね」

このやりとりおかしいだろ、受け答えをするな。
医者「今ね、○○っていうやり方をやってるからあとでネットで調べといて。」
私「へー調べときます」

私も私だ、これはいけない。
すべての事柄を○○って漫画の負傷シーンよりましだとか思って生活してるのでこれで済んでいるがふつうに激しく痛いのでこれから手術される方、気をつけてください。




とにかく、手術は終わったようだ。
またブイーンと運ばれ仰向けになって麻酔が切れるまで休んでてくださいと言われる。
おかげさまでかなり痛みが軽減された、いま手術しておいてよかったかもしれない。
そう思いながら横になっていると

「うおわぁはあああああ」
「うっぐっううわぁ」

という声が手術台のほうから聞こえる。
なんの手術してるんだ…。
怖くなって目を閉じた。


…痛みが減ったからか爆睡してしまった。
というより尿意で目が覚めた。
そりゃ1.5リットルほどの点滴をされれば誰でもトイレに行きたくなる。
すいません…トイレに行きたいのですが…と看護師さんにいうと「あと数分で麻酔切れる時間なのでまってください!」とのこと。ここもつらかった。尿意はコントロールできないのよ。
とにかくがんばってふんばって耐えました。えらい!ただ、股間丸出しでトイレに行って、血だらけのトイレを見ることとなり、とても悲しい気分になった。そりゃあ切ったら血が止まらんよね。

とにかく、手術はおわって麻酔も切れたので帰ることに。
尻の手術をする時は便の関係で専用の食事をとること、切った箇所が落ち着くまで生理用ナプキンで血を漏らさないようにすること、とあったのでどちらも購入し、帰宅することに。

もちろん即痛み止めを飲んで用事を済ませて帰りましたとさ。

つづく。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?