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特別な日

人生で主役になれるチャンスは2回しかないと思う。
結婚式と葬式だ。
結婚式はやる人もいるだろうし、何回もやれる人もいるだろし、一度もやらないままの人もいるだろう。
葬式はほとんど必ずやる(はず)。
自分が主役なのに見れないのが残念。
生前葬は…なんかそれ違うよね感が拭えなかったりする。

でも僕達には一年に一度必ず主役になれる日がある。
誕生日だ。
この日は特別。
街もちょっと華やいで見えるし、まぁ多少の事は許してしまう大きめの心の余裕もある日だったりする。

今日は知り合いの誕生日を祝った。
こんな時だけど。
こんな時だからこそ。
祝ってあげたかったんだ。
誕生日は昨日だったけど。

人の誕生日を祝うのが好きだ。

同時に

自分の誕生日は期待をする。
誰かが祝ってくれるんじゃないかと。

まぁ大抵浮かれているのは自分だけだし
相当温度差のある祝の言葉をもらえるのはいい方で。

大抵来るのはメルマガの100万人に贈られてるであろう定型文で。

祝いながらどこかでそんなことを考えている自分が
卑しくて
意地汚くて
惨めで

それでもまた笑顔で人の誕生日を祝う。
ちょっとばかりの期待を込めて。

期待を色で現したら
きっと綺麗な色ではないだろうね。

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