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Vol.26 3月末のお別れ、子どもたちに最後の日に話すこと

1年間が終わり、楽しかったこともあれば、
辛かったこともたくさんあったと思います。

毎日がドラマで、体力的にも精神的にも
厳しいこともたくさんあったと思います。

よく1年やったな自分‼️と
自分のことをたくさん褒めてあげてくださいね。

今日は、最後の日に
私が教員時代にやっていたことをお話しします。

私は、子ども宛に
お手紙を書きました。
それを最終日に読み上げました。

その内容をお伝えしますね。

👇はじまり👇

みなさん、無事に3年生が終わりましたね。
4月の時に、緊張しながら学校に来たのを
先生はよく覚えています。

初めてのクラス替え、自分のクラスは
どこだろうと下駄箱に来ましたね。

みんなは自分のクラスはどこになったのか
必死に探していました。

中には不安そうな表情の子、
今にも泣きそうな子もいました。

先生も実は必死でした。

前まで同じだった先生たちは
みんな違う学年の先生になってしまいましたね。

先生だけが唯一みんなを知っている先生でした。

おそらく下駄箱で、

あれは2年生の時にいた先生だなぁと気づいてくれたでしょう。

実は、先生ははじめから3年生の
担任の先生になる予定ではありませんでした。

2年生に残って、もう1年間先生の勉強しようかと思っていたのです。

ところが、ほかの先生方が違う学年に行く
ことになり、

新しい先生が3年生に多く入ると聞いて、
これは4月の頃、とても不安だろうな。

この子たちを1年間みてきたのは
もう自分しかいない、

みんなのことを新しい先生たちに
知ってもらいたい、そう思いました。

〇〇先生はこの学年の子どもたちは
いい子たちだと言ってくれました。

〇〇先生は、子どもらしくて純粋な子が
たくさんいるねといってくれました。

〇〇先生は、いいや、まだまだ!
教えがいがある!と熱心に3年生の指導を
して下さっています。

私は自分の役割、みんなを2年生から3年生に
送り出し、自分の仕事、責務を全うすることができました。

そして3年2組の皆さん、最初は緊張してて、
実はなんとなく自信がないような
不安な表情の子がたくさんいました。

友達と関わるにつれて元気になり、
笑顔がたくさん増えました。

小さなことではへこたれない、
たくましいクラスになりました。

集中して一生懸命やる姿に先生もやる気が
出ました。

人の思い、気持ちに応えようと頑張る皆さん
の姿は、本当に素敵でした。

立派な3年生になってくれたと思います。

このクラスなら大丈夫!

もし、間違っちゃったとしても心を込めて
謝ればきっとみんな許してくれるクラスです。

自分が本当に困っているとき、声を上げれば、
誰かが必ず助けてくれるクラスだと思います。

時にはみんなで力を合わせて、
素晴らしい記録や結果を出すことができる、
チームワークの良いクラスです。

みなさんの将来が本当に楽しみです。

本当にありがとう。
立派な4年生になってください。

終わり。

こんな手紙を書いて子どもたちに読みました。

涙もろいのもあり、自分も子どもも
おいおい泣きましたが、
メッセージは伝わったと思います。

ピンクのガーベラをもらい、
いい教員人生だったなと今でも思い出します。

みなさんも、終わりよければ全てよし‼️

心のこもったメッセージを
伝えてあげてくださいね。

それでは、チャオ〜🙌

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