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5月1日牡牛座日食 〜幸福に満たされる生き方にシフトし、そのための才能を開花させる



5月1日5時29分頃、牡牛座で新月を迎えました。
日本では観測できませんが、日食を伴う新月となります。

日食や月食は、魂や集合意識の情報ラインであるドラゴンヘッド・ドラゴンテイルと重なる新月・満月です。
個人の意識と魂の情報や集合意識の情報が交差し、情報がアップデートされる時。
必要に応じて魂ルートの変更がなされ、人生を変えるような運命的な出来事が起こりやすい時間でもあります。

今回は牡牛座での日食です。
牡牛座のテーマは
基本的な欲求 快適さ 心地よさ 豊かさの追求 自分の感性や五感を満たす 食 美容 自己愛 生命エネルギーを満たす 肉体意識 体感 価値を見出す 自分固有のものを知る 本来持つ資質 才能・職能 所有財産 など。
ここしばらく浮上していた、自分本来の才能の開花は、かなりメインのテーマとなりそうです。
また、経済、働き方や収入源、生き方、価値観、食料に関する事、などは刷新を促されるようなエネルギーが強く働きそうです。
安定していたものが覆され、時代に合わせて構築し直すよう促されるのだと思います。

GWは、自然を目一杯満喫したり、住まいを居心地よくしたり、美容に時間をかけたりと
自分が喜ぶことをしてみるのも良さそうですね◎
自分が快適に過ごせる暮らしを充実させることに意識を向けて過ごすと良さそう。




今回の日食は、牡牛座11度で起こりました。
『 花に水をやる女 』
● 自分の内面的な幸福や美意識を洗練させるなど、自分のために時間を使う。
● 自分の幸福を追求し、そこから可能性やビジョンを広げていく。

という意味の度数。

日食には天王星がコンジャンクションしています。
天王星は牡牛座15度に。
『 マフラーと粋なシルクハットを身につけた男 』
● 自分の能力の限界をわきまえた上で、それでもチャレンジ精神を発揮し、無理だと思うことでも自分が本当に望むことんなら迷わず挑戦する。
● 無謀な挑戦によりピンチを招いたとしても、自分が望んだことだと自覚し受け止める強さと覚悟。

という意味の度数。

2021年8月20日から2022年1月19日の約5ヶ月間、天王星は逆行していましたが、その時の逆行の度数が牡牛座15度から11度までと、この日食と天王星が位置する度数と一致しています。
逆行のテーマは、自分内の女性性と男性性の統合。
自分の本当の欲求、願いを叶えるために、自分の男性性の具現化の力を使う。ということでした。
牡牛座は肉体意識の領域でもあります。
肉体意識に染み付いてきた、自分の本当の欲求を抑圧してしまう癖のようなものを解放するエネルギーが逆行期間に降り注がれ、自分の本当の欲求を肉体意識で受け入れても良いという許可を自分に浸透させてきた時間であり、男性性・女性性が共に生み出す現実創造の力を肉体レベルで思い出す時間だったのではないかと思います。

今回の日食で、いよいよその力が個人の世界に花開いていくイメージ。
改めて、自分の本当に望むこと、本当に望む生き方を感じてみると良いのではないかと思います。

何かの願いを叶えるために何かを諦めることで願いを一つに集中させ、覚悟を高めていく。というやり方もあると思いますが、自分の体験したいこと全てを諦めず叶えていく。という方向性での覚悟というのもあると思います。
自分の全てを満たし幸せにすることに対し、覚悟を決める。

自分の心地よい世界で満たされるよう、自分の願いを一つ一つ感じてあげてください。
女性性である本当の願いを目一杯込めた世界を想像し、それを叶えてあげたいという頼もしい男性性を自分の内に立ち上げてください。

また、大きな夢や希望を抱いたとき、一気にそこに辿り着こうとするのではなく、小さな出来ることから一つずつ叶えていき、その成功体験のレベルを少しずつ上げながら積み重ねることで、現実を動かしていけるという確信が持てるようになると思います。
この”確信を持って進む”ということが、とても大きな力になると思います。
そうやって、創造の力を自分が意図して現実に使えるものにしていくこと。


日食は12ハウスで起こります。
これまで自分の望んでいたこととは全く違う望みが眠っていたことに気づくようなこともあるかもしれません。
目指してきたものの中に、全く抜け落ちていた視点が盛り込まれる事もありそう。
本当に望んでいたことのピースが揃い、全貌を見出す感じ。
また、進めてきたことが頓挫してしまったり、予想外のことがもたらされることによって、自分が本当に求めていたものに気づくようなこともあるかもしれません。

天王星がコンジャンクションしているので、変化を求められる事もありそう。
新しい環境に飛び込むのか、これまであった価値観や考え方を変えてやり直すのか。
握りしめていたものを一度手放して進んでみることで、それが必要だったのかそうでなかったのか、分かることもあると思います。そのことによって、全く新しい価値観がやってくることもあると思うし、手放したものが本当に必要であれば、改めて新鮮さをもって再び戻ってくると思います。



日食と天王星は12ハウスの終盤にあり、始まりのエネルギーを示すアセンダントともコンジャンクションしています。

アセンダントは牡牛座17度に。
『 剣とたいまつの間の戦い 』
*「剣」は意志を実行する力を、「たいまつ」は内面的な確信、信念のような力を意味します。
● 自分の信念を形にするための試行錯誤。
● これまだの通念に縛られず、自分の本心を問い、自分の生き方を創造する試み。
● 自分の意志を実生活の中でしっかりと根付かせ、意志と合致した生き方をする。
● 自分の本心をはっきりと表明する。
● 行動を実際に起こすことで、具体的に必要なことが分かる。

という意味の度数。


少し先の話ですが、11月8日は牡牛座で月食が起こります。
この時の月の度数がこの牡牛座17度であり、その時の月食では天王星もこの度数でコンジャンクションします。その頃には、また新たな領域が広がりそうですね。
今回の日食は、自分の意志と合致した生き方をするための具体的な第一歩になると思います。
そのために、意志の根底となる自分の本当の望みをしっかりと見つめること。
この新月で捉えたものは、11月の牡牛座月食の頃に何か一つの結果や形が見えているかもしれません。そこからまた新たなステージへとどんどん進化していくのだと思います。


今回の日食は、ドラゴンヘッドと重なっています。
ドラゴンヘッドは牡牛座23度に。
『 宝石店 』
● 長い時間をかけた集中と熱意とによって手に入れたステイタス。
● 生まれつきの資質や恩恵という原石を、努力し磨きをかけて、価値ある一流のものに仕立て上げる。

という意味の度数。


才能は派手なものではないかもしれません。が、それぞれの持つ才能に価値があり、それぞれの才能が開花することでピースが揃い、世界全体が新しく生まれ変わります。
自分の持つ才能を愛してください。

この日食では、自分の思ってもみなかった才能を発見するかもしれないし、これまで磨いてきた才能を活かす道を見出すかもしれません。
もっと深いところでは、自分の持つ才能と自分の幸福や歓びや豊かさが、共にあり活かされる生き方を見出すのではないかと思います。
仕事という枠組みだけではなく、人生のあらゆるジャンルにおいて充実し、歓びを感じられる生き方へと導くもの。
仕事とプライベートを分ける感覚もなくなっていくのかもしれません。
全ては”幸福な生き方”に集約されていく。
その幸福感を何に感じるかも、人それぞれだと思います。

トータルでの幸福を見つめた時に、どんな風に才能を活かしていけるのか。


トータルでの幸福へのルートを見出した時、魂が歓び、本当の意味で魂の創造の世界が広がるのだと思います。


日食や月食は魂ルートの変更の時間でもあります。
世界が広がり具体的な事がより鮮明になると同時に、それを共に創造していく仲間や場とのご縁も新たに結ばれていきます。
5月16日の蠍座月食の頃、自分の持つ才能をもっと積極的に活かしていきたいという意欲が高まり、新たなご縁を結んでいく流れは活発になっていきそうです。




そんな日食に、魚座にある金星・木星・海王星・火星がセクスタイルという能動的な協力体勢に。
その中でも金星・木星・海王星はタイトにコンジャンクションし、また金星・木星は日食と同日、正確にコンジャンクションします。

金星・木星は魚座28度で正確にコンジャンクション。
『 満月の下の肥沃な庭 』
● 宇宙のあらゆる現象を引き起こす根源の宇宙原理に触れる体験をする。根元の母の力。
● 宇宙の流れを信頼し、もたらされた自分の運命の中に飛び込んでしまう事で、自分自身の中にこの宇宙の創造の原理があることを確信する。

という意味の度数。


この日食は、私たちの奥深くに眠る創造主の意識を目覚めさせていく、神聖で神秘的な時間だと思います。

3月18日の乙女座満月の時、月と向かい合う太陽がこの魚座28度に滞在してました。
この頃に大きめの決意をした人もいると思います。
この満月の頃に具現化しようと決意したことが、今、豊かさや人生の方向性を決めるための大切な気づきをもたらしている事もあるかもしれません。その決意によって、より魂の願いが豊かに発展するための流れが訪れていると思います。
意図した事と違う展開になっていたとしても、
その流れを辿ってみることで、自分の魂の本当に意図するところを理解出来るかもしれません。

今もたらされるものは、自分がこの世界の創造主であることをしっかりと自覚するための気づきを促す流れであるとも言えます。
人生の主導権を自分の手に取り戻して下さい。



海王星は魚座25度に。
『 聖職の浄化 』
● 信念や正しさ、信仰など、内面での純粋さを追求するあまり、外面での現象を軽視する。
● 内面の清浄さを保つために、外面の世俗的なことを無視することによって生み出される未処理のことの後始末。
● 動機が素晴らしくても結果をおろそかにすることで、先細りになる。
● 内面で求めるものと外に現れる結果のズレを修正する。
● 内面の正しさは、その正しさの外にある世界にとっては正しいかどうかわからない。その外側に対するのフォローも併せて考える。

という意味の度数。

この度数で、4月28日に海王星と金星が正確にコンジャンクション。また、5月18日に海王星と火星が正確にコンジャンクションしていきます。

3月、金星・火星は冥王星とコンジャンクションし、女性性と男性性にまつわるカルマが大きく解放されるエネルギーが流れ込みました。
今は、その時に浮上した女性性・男性性の傷を癒し浄化している時間だと思います。

海王星の度数から、これまでの歴史の中で繰り返される戦争や過剰な経済活動など、それぞれの正義や大義によって起こった争いや破壊に対し、その後始末をしっかりと終えなければならないというメッセージのようにも感じます。
信念によって犠牲にしてきたものは何か。
これからしばらくは、この犠牲にしてきたもの、見ないようにしてきたもののツケが顕になるかもしれません。
未来へ持ち越さないためにどう浄化し処理していくのか。ということに向き合わなければならないかもしれません。 


また、金星・木星・海王星のグループに、MCとコンジャンクションしている冥王星が、これもまたセクスタイルの配置に。
日食とも調和の配置となり、日食グループ・魚座グループ・冥王星グループで小三角という能動的に動きを生み出す配置が出来ています。

冥王星は今、旧社会の解体と新社会へ向けて必要なものの再生を行なっています。
旧社会の未処理の問題が浮上し、後始末しないといけない流れも急速に強まりそう。
どう処理をしどう未来につなげていくかは、この世界の創造主である私たちの意識レベルに関わってくると思います。

冥王星はこの日食の前日、4月30日に逆行を開始しました。
山羊座29度から27度まで来た道を戻ります。
今回の冥王星逆行は、旧社会の終焉を目の当たりにしている今、改めて、どこに向かいたいのか。何を目指していきたいのか。を問い直す期間になりそう。
破壊・解体すべきものと、残し再生すべきものを丁寧に精査すること。
この逆行は、10月9日まで続きます。
繰り返しになりますが、破壊・解体すべきものも、残し再生すべきものも、何を選択していくのかは、創造主である私たしの意識レベルに関わってくると思います。
破壊してしまうと元に戻らないものもたくさんあります。
生命にとって必要なものは何か。想像力をフル回転させてください。
この冥王星の審査の期間を経て、生命の生きる世界へと再生できるように。

今こそ、人間の創造の力を本気で目覚めさせる時だと強く感じます。



5月10日から水星が逆行を開始します。逆行は6月3日まで。
そして翌日5月11日には木星が牡羊座に移動します。(10月28日に再び魚座に戻ってきます)
この辺りから、空気感はまた変わってきそう。やる気が出てきて動きも活発になっていきそうです。
実践の中でやり方を試行錯誤したりと荒削りの不器用さを楽しめる時。
また物事がサクサクと進まない中で、本当に大切なものに気づいたりすることもありそう。
この挑戦の始まりは、5月16日の蠍座月食につながっていくと思います。




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