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明治安田生命J2リーグ 第13節 番外編

MEIJI YASUDA J2 LEAGUE MATCHWEEK 13

WEDNESDAY, 3 MAY 2023 · KICK-OFF 14:03 JST
in Fujieda Soccer Stadium

1.徳島vs清水

えぇっと、まず現地行ってません。
行こうと計画はしてたんですが、どうも旅のパズルが噛み合わずに渋っていたら選択肢がなくなった感じです。

仮に行くとしたら、前日夜からサンライズ瀬戸で、早朝に高松着。荷物を宿に預けてスタジアム。当日はのんびり夜を楽しんで、翌日観光する感じでしょうか。徳島市は以前同じルートで訪れていたため、最後のひと押しに至ませんでした。
今思えば、数日滞在してマチアソビに参加するとか、淡路島経由の旅プランをもっと模索していれば…ともかくGWというどこ行っても混雑している状況がすべてを消極的にしてしまいました。

で、肝心の試合ですが、不出来な前半のみにフォーカスしてみます
まずは素人がテキトーに言うことより、専門家且つ徳島サイドの視点を見てみましょうか。

う~ん、ほんとにそうかな?
ポゼッション的にもどっちが優勢なのか分からん内容だったので、言うほど柿谷がボールを触れた感じではなく、かといって清水が気持ちよくボール回ししてたかと言うとそうでもない印象。

サンタナの場合だと、ポストで受けても捌くことなく独力で突破を試みる傾向があるのに対して、オ・セフンはワンタッチでフリックする場合が多い。これはプレースタイルの違いであって良し悪しじゃないんだけど、守勢の徳島はセットされた状態で非常にコンパクトなので、フリックしたボールの精度が悪かったり、トラップが大きくなっただけでボールロストしがちになってました。五分の状態でもセカンドボールを拾えず、清水はリズムに乗れなかった感じでした。
一方徳島はボール奪取すると、まずは前の選手に当てることを徹底していました。FWの森柿谷はそれに備えて動き出していて、基本的に縦関係に構えていて、裏にスペースがあれば森に向けて大きく蹴るのですが、近い位置まで落ちてくる柿谷に預けがちになってました。ここで彼のストロングであるタメを創るプレイ、それに付随する被ファウルの上手さが光ります。巧みなトラップでボールの置く位置に間違いないので、清水DF陣が当たりに行って転べば簡単にファウルをもらえる。そのゲームコントロールの上手さが光った印象でしょうか。
ただ先制した一連の状況だけが際立って上手くデザインされたように感じるけど、それ以外では瞬間的に輝く場面はあったものの、単発で終わり決定機と言える場面は少なかった印象です。

ちょっと気になったのは、徳島#24西谷選手がセットプレイ時にオセフンにしつこくつきまとったシーンです。
オセフン193cmに対して西谷165cm。ミスマッチです。けど、競った状況で倒れたら…オセフンのファウルになりそうですよね。そういったこともするのかなぁって思いました。

2.藤枝vs大分

で、
徳島をスルーして何をしてたかと言うと、藤枝大分戦を見に行ってました。

もちろん真面目にサッカーを見に来てますよ。
藤枝のサッカーは、はっきり言って見ていて面白いサッカーです。昨期J3でも異質とも言えるくらい中盤で組み立てて、ポゼッションに固執したようにも感じるサッカーを志向しています。
たぶん清水サポが好きなサッカーだと思いますよ。

藤枝の基本布陣は3-6-1
ですが、実際には3バックの右#5小笠原選手が位置取りがキーとなっており、攻勢時には最終ラインから大きく飛び出してサイドバックのような立ち位置となり4バックのような形になります。さらに攻勢を強めると、GKもビルドアップに加わり1CBのような格好にもなります。
攻撃陣は今年から背番号10を背負う横山選手、大卒2年目の久保藤次郎、昨期途中加入ながら鉄板のCFにして、今期J2得点ランキング首位の渡邉りょうが主力ですかね。ただ渡邉りょうは単なるターゲットマンとして機能していた昨期から、中盤までプレイエリアを広げた戦術的キーマンとしてより重要な位置づけがされているように感じました。
ウィークポイントは清水と似ていて、フィジカル重視の対戦相手は苦手とする傾向があり、ポゼッションして圧倒しながらもワンチャンスで失点して敗戦って状況がありがちなチームです。それ故、今から対戦するのが非常に楽しみなカードだと思っています。

ちなみに試合は0-2の負け
十分藤枝の良さを出せていたとは思いますが、局地戦でのインテンシティや精度の高いカウンター、アウェイの地に乗り込んできた精鋭のサポーターの大声援も含めて、大分が試合巧者だったなぁって感じですね。

3.藤枝総合に行ってみよう!

さて今回の最大の目的は、J2で台風の目になりつつある藤枝MYFCの勇姿を見届けることと、昇格後のスタジアムの様子(声出しも含めて)がどう変化したのかを確認するためです。
まずはアクセスからですが、今住んでるとこから一番近いスタジアムで、道が空いてれば、たぶん車で20分かからないかも。『たぶん』という理由は、ルートとして使う国道1号線BPの藤枝島田間は片側1車線区間で、何時どんなときでも混んでるからです。事故なんか起きたときにはそりゃ地獄です。とはいえ、下道よりは早いので結局使わざるを得ないんですが…
降りる場所は谷稲葉IC。藪田ICからでもスタジアムに行けますが、混雑時の緊急回避的に覚えておく程度にしましょう。

スタジアムは丘の中腹にあります。どこかと似た環境ですね。近隣に店舗はありません。一番近いのが谷稲葉IC降りてすぐのミニストップくらいでしょうか。スタジアムから徒歩で20分くらい。その近くにラーメン屋『駿河あきん亭』、蕎麦屋『細島屋』といった飲食店があります。

スタジアムに着きました!
まず、昨シーズンから変わった点としては、無料だった駐車場が事前予約制になりました。明らかに集客増の期待とトラブル防止処置の一環でしょうね。ただ、事前予約制になったせいか出足が遅くなっている印象を受けました。どちらにせよ数は限られていますので駐車場争奪戦は必至になる模様。どのスタジアムでも同じ悩みを抱えていますね。

スタジアムへ向かいましょう!
自分が駐車したのは第5駐車場。第1駐車場の方がスタジアムに近いので、先に埋まります。つまり第5だと少し歩くことになります。
駐車場はバックスタンド側の裏側にあります。とりあえずアウェイ側から進んでみますと…もう結構な人が来てますね

藤枝総合運動公園サッカー場は斜面を利用したスタジアムなので、アウェイ側ゴール裏の高い位置から下るように降りて席(というか芝生)に向かいます。

さっそくニータンを担いだサポさん発見!アガりますね!
よく見るとスーツケースも結構ありますね。時間は11時をまわったくらいでしたので、当然まだチェックイン出来ませんから、試合終了後に宿に向かうんでしょうか。
ちなみに藤枝駅前にはホテルはそれほど多くありませんが、それなりに飲食店もあるので楽しめるはずです。

次にスタグルを見てみましょう!

アウェイゲートを通り過ぎて、階段を下ると藤枝総合運動公園サッカー場のメイン広場にたどり着きます。で、スタグルですがまだまだ拡充の余地がありますね。軽食程度、お酒を飲まれるならおつまみ程度と考えたほうが良いと思います。

しばらくすると…

なんと本物のニータンが登場!!!これはアガります!
ちなみにレノ丸1号と同様、台車が必須のようでしたw
ちなみに写真だと大分サポばかりが目立つようで、その時は「GWで大軍勢が押し寄せてきたな!」って思ってたんですが、実際は…

藤枝サポは皆さん待機列で静かに待っていました。
見て気づいた点として、藤枝サポはテープ貼りはしない様子で、ブロック席なのでシーチケ民は先に入場できるシステムになってました。

ではスタジアムに入りましょう

専スタです!
アイスタほどじゃないですが良いですよ
今年度末までにバックスタンドが完成予定だし、ゆくゆくはゴール裏にも席ができるでしょう。そしたらなかなか様になってくる予感がします。

ゴール裏は芝生です。屋根は有りません
天候に左右されるため、好天時は帽子や日焼け止め、雨天時にはかっぱが必要となります。この日は天気にも恵まれ、メガニータンが並ぶ光景はほのぼのとしてました。

あと…

エダおりました!
今はアカデミーのコーチかな?清水に戻ってくる日はいつでしょうかね?

4.決戦は9月30日(土)

さて、実際に清水サポがこの藤枝に訪れるのは少し先ですが、その予行練習として訪れています。自分は車でスタジアムに来ていますが、他のアクセス方法としては、

  • 路線バス

  • シャトルバス

  • タクシー

おそらく集客が期待できるためシャトルバスが設定されると思いますが、藤枝公式には常設シャトルバスの情報はないため、今後のリリースを注視するしか有りません。
ちなみに大分戦には藤枝駅直行のシャトルバスがあったようです↓

なので現状、確かなアクセス方法としては路線バスになりますが、最寄り駅から少し歩くことになります。
詳しくは下記サイトが分かりやすいので紹介しておきます。

次にスタジアムについて、
キャパは公式には13,000人とありますが、固定席としてはメインスタンドの5,100人。立ち見席600人、芝生席として7,300人となっていますが、バックスタンドは現在増設工事中(4,000席)のため使えません。なのでテキトーに逆算するとそれぞれのゴール裏の収容人数は2,000弱?でも、実際そんなに入るんでしょうか?
藤枝総合の入場者数はこの大分戦において今期最大を記録していて4,363人でした。昨期J3では28節の松本戦で最大入場者数を記録していて3,375人!
藤枝の活躍次第では、今後その数を上回りそうな気がしますが、いったいどれほどの清水サポが訪れるのか、今から非常に楽しみです。【了】

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