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明治安田生命J2リーグ 第27節 栃木SC戦(夏休みの宿題1)

MEIJI YASUDA J2 LEAGUE · MATCHWEEK 27

SATURDAY, 22 JULY 2023 · KICK-OFF 18:00 JST
in
Kanseki Stadium Tochigi


1.プレビュー的な何か

ホーム栃木戦はどうだったかな?って思い出すと、早々に白崎が負傷離脱してなお好調を継続して行けたイケイケの時期
(山口○、大宮○、栃木○、徳島△、いわき○、藤枝○)
栃木といえば矢野貴章いたんだ!?くらいしか覚えてなかったw
俯瞰してみると、

  • 一貫して3バック

  • 得点力に難あり

  • 直前にセヌーが移籍(ローン)、代わりにイスマイラin

ってことくらい
よくあるJ1経験のあるベテラン出場機会が少なく、中心的な選手が誰なのかはデータからだけだと分からんw
なので、どうなるか見てみよう(←海外インタビュー記事にありがち)

2.遠征記

えぇ、遠征断念しましたよ

というのも、国立の前々週から仕事がタイトで疲労がピークに達してました。下手すりゃ暑さでぶっ倒れて逆に迷惑がかかりそうということも考慮して、栃木は回避する決断をしました
もともと、日帰りプランだとかなり微妙で、試合終了後は都内まで戻って、飲んだくれてりゃいいかな?くらいのアバウトな予定だったのですが、2週続けて週末を夜な夜な徘徊するほど余力は残ってませんでした⤵
そして間違いなく翌日は、ダラッと無駄な1日を過ごし、体力の回復もままならないまま、次の週へ先送りされてすり減っていくのが見えていました

でも行きたかったねぇ
足は電車を予定していたので、観光はそこまで予定していなかったけど、大谷資料館くらいは行ってみたかったかな
あと、当然ギョウザを口にすることになっただろうけど、佐野ラーメンイモフライくらいは押さえておきたかった

フライドポテトじゃあないぞ!

カンセキスタジアムとちぎ

陸スタなんだけど、真新しいスタジアムには惹かれるものがあります。何度も言いますけど、初めてのスタジアムに踏み入れた瞬間ってとてもアガるんです!それも叶わなかったのが悔しいですが、回避するという大人としての賢明な判断だと自分を納得させてます。次の機会には必ず行きます!

3.試合レビュー

まずはスタメンから

まぁ予想の範疇ではあったものの、やっぱりサンタナがベンチ外航也→コロリがスタメンってのが最初に気になるとこだろう。特にサンタナには『噂』もあるので、何も情報がないのが心配です。
そして早くも唯人原テルがベンチ入りしてる!レンタル先では思うように試合に絡むことが出来なかった二人なので、試合感などコンディションが気になるところですが、少々停滞気味のエスパルスにあってカンフル剤として彼らの活躍を期待せずには要られません!少なくともベンチ入りするくらいなので喜ばしいことと捉えたいです!

前節の千葉戦同様にホナウドが中盤のタクトを振ってました。これは意外!
前節は白崎が黄紙公休で、ホナウドが代役を担っていたのだと思っていたのですが…ホナウドにはボール奪取で定評があったのでピットブルとしての活躍を期待する人は多いと思っていますが、1stボランチとして機能するのであれば相方の組み合わせも変わってくるかもしれません。
復帰した白崎ですが、時折高い位置でボールを受けるので、ホナがアンカー気味になる効果が出ていたように見える瞬間もありました。またコロリもCFとはいえ中盤の選手のような動きからトップ下のエリア(通称ホール)を使うため、乾の負担を減らす効果があったように感じてます。個人的には評価してます。
とはいえ、乾が前半で退き、サイド攻略が効果的とも言えない状況の中、清水は中央に飛び込んでくる山田選手を捕まえきれず失点。乾がいてくれたら…ホナウドが狩り役だったら…と思ってしまう形でした。

失点

失点したシーンですが、残り30分近く残してすでに前線の運動量が落ちてプレスは緩く、連動性に欠けてました。それでもディレイに徹して簡単に前を向かせないようにすれば栃木の勢いは抑えられていた思います。
が、失点の場面では栃木の右サイドでテンポよくパスを繋いでボールを運ばれます。清水はワンタッチでつないでいく栃木に対し、完全に後手を踏み、中央にいるはずの白ホナのボランチコンビもサイドに釣り出され、そのタイミングでクロスを放り込まれてます。その時点で中山が絞って対応するには少し遠く、完全に崩された状況でした。
重要なのは、栃木にとって決して多くないチャンスを確実に決めているということ。割とバイタルまでボールを運べちゃう清水にとっては、「ここで決める!」的なワンチャンスを活かす厳しさに乏しいのかもしれません

4.AKB采配

後半からの入りでシステム変更した秋葉監督の采配の是非がわりとTLを賑わせています。個人的にはそれほど悪くないと思って見ていましたが、結果が結果なので難癖つける矛先としては絶好の的になっちゃいましたね

まず見直す前に、
秋葉体制における現有スカッドへの戦術の落とし込みはほぼゼロだという前提に立って話します。理由は単純で、シーズン当初はゼ・リカルド体制であり秋葉色はベースにないこと、また監督就任から中断期間(ミニキャンプ等)なんかなく、むしろ過密日程でリカバリーに終止するの精一杯だったこと。
加えて、この試合にはレンタルバックといいながらも、秋葉体制ではほぼ新加入に等しい唯人原テルが控えていたことも重要な要素だと思っています。

戦況としては、先制はしたものの中盤を圧倒するようなゲームコントロールは出来ていなかった前半にあると思います。確かにボールは保持していますが、いつもならもう少しサイドで優位に立てるはずが、サイド深い位置まで持ち上がる機会は少なかった印象でした。
理由はシンプルで、栃木SCの前線の3人(小堀、根本、山田)の運動量両翼(黒崎、福森)のスピードが悪くなかったからです。こう言うと負け惜しみみたいな感じですが、栃木のアタッカー陣は運動量、対人で良さを出していたため、清水は気持ちよく攻め上がる事ができなかったです。ただ脅威というまでではなかったのも事実。清水を圧倒したと言い切るほどではなかったです。
ただ、その状況を良しとしなかったのが秋葉監督。常に相手を圧倒させるサッカーを求めています。
戦術の落とし込みがない中で秋葉監督ができることは限られています。それは選手が迷わないこと!ハーフタイム中に細かく戦術的な指示を落とし込むことも重要ですが、むしろ個々のタスクを明確にするプレーに迷いを無くすことを優先している様に感じます。今回でいうと3バックへの変更。システムをミラーにして、対峙する選手をはっきりさせる手法を選んでいます。
当然、秋葉監督は常々1対1に負けないことを口にしてますので、デュエルに勝てないようなら交代して対処する意図があったと思っています
結果的に良い結末に導けなかったかもしれませんが、これをもって秋葉無策とかモチベーターだから戦術は…みたいな論調は安直なゲーム脳だけに留めて欲しいものです

5.次節

まだ仕事のピークが高止まりしてんのよね_(:3 」∠)_
しかも、試合翌日の日曜も朝から仕事…体調次第ではスルーかもなぁ(;´Д`)ハァ
で、
次の対戦相手の岡山
昨期までは梅田、チアゴ・アウベス、ミッチェル・デューク、河井、川本に監督木山さんと、実にオレンジ色が濃かった
今期は川本→川谷と梅田、デュークがOUTで少し減ったものの、まだまだ贔屓する兼任サポが多いハズ。ただちょっと様子がおかしいのが、昨期惜しくも昇格ならなかったJ2の強豪が、今期は伸び悩んでます。
降格してきた2クラブが上位にいるのは仕方ないとしても、昨期中位以下の町田東京V甲府長崎の躍進が岡山を大きく立ちはだかっています。
ちなみにアウェイ岡山戦はシーズン開始早々で、仕事がバタついて行けなかったんでした。で…もしかしたら岡山には縁がないのか?
次節ホーム岡山戦、乞うご期待!!【了】


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