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子どもの立ち歩きについて【小学校の現場から】

こんにちは、ASD、ADHDの小5男児の母でコーチングプレイス認定コーチです。小学校で支援員をしています。


先日、教室から出て行ってしまう子がいて支援について悩んでいる、と書いたんですが…


私の所属しているコーチングスクールでは元小学校の先生が何人かいらっしゃるんですが、ご厚意で子どもに関する悩み相談会というか学習会的なものを開いてくださってるんです。

ちょうど前回のテーマが「子どもの困った行動はどのような目的・欲求なのか考える」ということでした。

先生がおっしゃるには、子どもの困った行動の理由は4つあるとのことで、

1 要求行動:物、特権、サービスの要求
2 逃避行動:活動、場からの逃避
3 注意喚起行動:いわゆる見て見て行動(承認して、かまってほしい) 
4 自己刺激行動:行動そのものが快感(感覚の問題)

ということでした。


なるほど…子どもには絶対に理由があるとは思いましたが、そこまで色々とは考えていなかったです。


で、今日1週間ぶりの支援だったのですが、今日は前回とは違う、私は初めて入る一年生のクラスでした。


そこでも立ち歩く子が何人かいたのですが、

この前のクラスの子たちとは明らかに違うのはわかりました。

色々なことが衝動的に気になり、授業中に急にダンゴムシのことが気になって外にいって集めてきたりする子。

みんなのペースに合わせるのが苦痛でその場から逃げたい、自分を構って欲しい感じの子。

何をしたらいいのかがわからなくなって不安でしょっちゅう聞きにくる子。


なるほど、同じ「立ち歩く」という行為でも、子によって理由は色々なんだな、とあらためて思いました。

理由が違うならそれぞれに合った対応をしないとですね。


本当に、私ができることを一個一個するしかないのですが、

これを読んでいらっしゃる方で「うちの子が授業中に立ち歩いていると先生から聞いた」という方がもしいたら、どんな理由で立ち歩いているのか?がポイントかもしれないなあと思いました。

居場所活動で子どもたちへ配る飲み物やおやつの材料を買わせていただきます!