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マンツーマンでつければできることがたくさん【小学校の現場から】

小学校の通常級の一年生のクラスで支援員をしています。


いよいよ運動会の練習が本格的になってきました。

水曜日、私は行かれなかったのですが、表現(踊り)種目の学年全体での練習があったそうです。

私がいないとそのクラスに支援員はつきません。

木曜日に行った時にその話を担任の先生からお聞きしましたが、この前の記事で書いた、インテンポ(原曲のそのままのスピード)だと踊りが難しかった子は、全く踊らなかったそうです。

学年全員一緒だと相当人数が多く、ソワソワするかもしれないし付いていけるのか?と思ったりしてしまいますよね。。


そして今回は私はその子にマンツーマンで付きました。

最初は落ち着かなかったりしましたが、そんな感じもかわいくてたまらないので、いいのか悪いのかわからないけど「〇〇くんはかわいいな〜」って言ったりお世話していたのですが、、

気づいたら、ちゃんと踊っているではないですか!


その日初めて隊形移動の練習もしましたが、ちゃんと自分の位置に移動できて、そのあとの、グループごとに立ったり座ったりする複雑なところも完璧にできていました!

やっぱりできるじゃん!


教室でできたのに前の日に全然踊らなかったのは、自信がなくて不安だったとか初めてのことで戸惑ったとかで、それがきっと、私がいたことで少し安心できて、やってみようかな、に繋がったのかもしれません。

やっぱり、「やらない」んじゃない「やりたかったけどやれなかった」だけ。


他のこともそうなのですが、一人では難しいことも、私のような支援する人がちらっとでもいればできることがある子が本当にたっっくさんいるんです。

逆にいうと、通常級でも困っている子はそれだけいるということです。

ちょっとでもそういう子につければいい効果があるなら、もっと支援員などの大人が入る機会があればいいのに。
それに、一人じゃなくあと何人かクラスにいたらその子にも他の子にももっとついてあげられるのに、と思います。

そうならないのは予算の関係、人員の関係…。

そこがクリアにならなければ、分離をやめる(支援級や支援学校をなくす)なんて到底無理だなと思います。


もっと沢山の大人が学校に入って、困っている子どもたちがいなくなるようにと願っています。


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