強度行動障害研修を終えて。
さて、この度正式に強度行動障害支援者養成研修の実践まで終えたので、感想諸々つらつらと。
1.講師によってアプローチ方法は本当に違う。
アメニティーフォーラムやTEACCH研究会等、今回以外にも強度行動障害にまつわる様々な研修に参加してまいりましたが、講師によって本当に違います。
PECSを全面に出す講師もいればAACの大枠を重点的に説明する講師。
今回の講師はそういった専門的な部分は極力排除して、わかりやすく説明する講師でした。
また、利用者様にたいして最初から一定の負荷をかけることを推奨する講師もいれば、最初は利用者様に一切に負荷をかけない事を推奨する講師もいました。
これはもうその人の考え方次第でしょう。
しかしどの講師にも共通していることはありました。
2.「予防が大事」は共通。
そもそも行動障害がでないような療育、支援をすることが大事ということはどの講師も共通していました。
これは本当にその通りだなと。
環境設定、アプローチ方法の統一。
行動障害の症状がでるような状況を作らなければ良いというのは当然だよなと。
3.「そんな上手くいかない」と目を逸らすのか、少しでも実現を求めてもがくのか。
研修に出てくるような解決事例を見て、見出しのように不貞腐れるのか、事例がある以上できるはずと考え試行錯誤するのかでその事業所やその支援者の程度がわかるよなあと改めて感じた次第です。
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