難病の死にゆく子との違い
最近めっきりテレビを見ないし、見るとしても毎回決まったような番組ばかり。(ヘッダーの画像に特に意味はありません。)
ふと思い出した。
たまに、やっている番組。
もしかしたら今時なら感動ポルノとでも言われるのだろうか。
難病の子供を追うドキュメンタリー。
あんなもんまともに見られるもんじゃない。
だいたいはいい子で、死を悟って母に泣かざるを得ないメッセージをしてくれる。
ああ、と思った。
ふと言う。
「おれだってこうなっててもおかしくないよなあ。」
こんないい子が難病で死にゆくのか。
こんな俺より早く。
あんたはならない。
と母が言う。
「なんで?」
(なんでだろう)
なんで俺はこうで、なんでこの子はこうなんだ。
何が違うんだ、何が。
(こういった番組を見て、みんなはどう思うのだろう、どう感想を持つのだろう。何が自分と違うのか、考えないのだろうか。)
そうして考えていると、答えが分かった。
決定的な答えだと思った。
狂っていて、論理的で、知性あふれる、馬鹿みたいな答え。
みんなはわかるだろうか。
みんなはどういう結論に至るのだろうか。
でもおそらく答えはこうなんだ。
(もし読んでくれているひとがいて、違いがなにか考えてほしい。
考えてから私の答えを見てほしい)
私の答えは下に書いておく。
違いなんてない。
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