1993年版のドラマ「高校教師」を今更ながら観た

おはよう,こんにちは,こんばんは。りんどうと申します。
土曜の夕方,いかがお過ごしでしょうか。

本日,我が家では朝からブレーカーが何度も落ちまして。落ちるだけならまだしも,その影響か,エアコンも故障……。
朝からひどく疲れました。踏んだり蹴ったり。笑

さて,そんな私の悲しい話は置いておいて。
この間ついに,ドラマ「高校教師」を全話観終わりました~!
今回,私が観た「高校教師」は,真田広之さんと桜井幸子さんが出演されている1993年版。
この写真を見ていただければ,忘れかけていた方でも,ああ~と思い出す方もいらっしゃるのではないでしょうか。

有名な作品であることも知っており,時々話題に上がる本作。
噂を聞く限り,いろんな意味でヤバいらしく,こんだけ話題になるということは面白いってこったろ……?
よーし,これは見るっきゃない!ということで,動画配信サービスを使って観てみました。
今回,私が観たサイトはU-NEXT!いやはや,観たいものがパッと手軽に観られるのは便利,便利。

それでは,こちらのU-NEXTで観よう!の前に。
今回,ドラマ「高校教師」を見る前に知っていた情報は,2つ。

1つは,有名な宣伝写真を見たことがあるということ。

強烈に惹かれるものを感じるが,なぜ2人の男女の安らかそうな顔の中にどことなく悲壮感が漂っているのか,そもそもこの宣伝写真はどのシーンなのか分かっていません。

2つは,森田童子さんが歌っている曲が使われているということ。


音楽番組を観ていると,森田童子さんの代表曲として挙げられる,ぼくたちの失敗。
聞いていると不安な気持ちになってくる曲だが,なぜこの曲が劇中で使用されているのかは謎でした。


この2点のみ!


まあ,リアルタイムでドラマを観ていない奴の事前知識なんて,こんなもんです。
逆に言うと,ドラマ「高校教師」は,伝説化された作品だと思うけれども,観たことが無い世代からは,TVの特集内容により,なんか暗そうという曖昧なイメージが先行してしまっており,わざわざこんな暗そうな作品を観なくてもいいか,と感じさせてしまっている作品ともいえます。

それに,ドラマを観た大人たちの熱量が段違いですよね。他ドラマ作品と比べて。
実は私の母が,ドラマ「高校教師」の直撃世代なのですが,この作品を若いころに直撃してしまったために,このドラマへの愛だけは強く,「観たほうがいい」とだけしか言わなかったので,怖かったんです。
「日本ドラマは面白くないし~,海外ドラマ観よ~っと」,といつも言っている母だから,より怖かった。

直撃すると,やべぇドラマなんか……,と。

って,母の話ばかりしてしまいましたが。
ついに,熱量を感じるべく,我もいざ視聴!

と意気込み,なぜか一気見。
休日1日丸々使って観ました,というか観てしまいました。




これは,面白い―――






そして全話一気見した感想ですが,これはやばい。
直撃世代が未だに絶賛している理由が分かりました。

価値観を丸ごと変えられる。

これ,私,一気見したからいいものの,当時は毎話ドラマを1話見たら,1週間待って,続きを確認して,落ち込んで,安心して,っていう感情のジェットコースターを体感していたということだよね。

1話1話観終わるたびに,次の放送日まで待ち,次の放送日まであれやこれや展開を予想して,寝て,仕事に,学校に,行っていたということだよね。

こ~れは……沼るね。
というか,気づかないうちに2人にのめり込んで,現実に戻ってこれなくなるの確定やない?
逆に,思春期に浴びなくてよかった。
思春期にこんなん観てしまったら,と考えると……将来だいじょぶそ……?現象になってまうわ。


今日は余韻に浸るため,帰りの電車内で森田童子さんの曲をかけます。
ちょうど,春ですしね。
桜も咲いてるし。
でも,もうあれかな。この雨で散ってしまったかな。

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