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家事・育児系

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2022年10月の記事一覧

立派な親にならなくていい理由

わたしの親は立派過ぎたのかもしれません。 確かに、父親は晩年はアルコールに飲まれてしまいましたが、逆を言えば、私達が食べるのに困らず、生活になんの心配もないぐらい稼いでいました。 母も母で、一族の本家の長男の家に嫁いできて、親戚たちと上手くやっていました。 けれど、そうやって、親が立派過ぎると子供であるわたしには、ものすごいプレッシャーが襲いかかって来たのです。 ✅子供は親を見ている自分が子供時代を振り返っても、自分の子供たちを見ていても、やっぱり思うのは、子供は親を

目玉焼き変遷

わたしが少年の頃は、親が仕事で家にいなくて、大抵ばあちゃんにいろいろ面倒を見てもらっていました。 けれど、ばあちゃんも畑仕事をメインにしているので、結局家にはほとんどいませんでした。 子供の頃の食欲旺盛な私達兄弟は、おやつが無いといつしか自分で作る様になっていきました。 ✅目玉焼き作り始め子供の頃はできる料理が限られていました。 インスタント麺か、マルシンハンバーグを焼くぐらいだったと記憶しています。 その中の一つにあったのが、玉子料理。 卵焼き、スクランブルエッ

味付けって正解がない

同じ料理でも、味付けって人によって違ったりしますよね。 ちょっと辛めだったり甘めだったり。 でもそれぞれそのおいしさがあって、どれがいいとかは好みになりますよね。 わたしも子供の頃、お友達の家でカレーをごちそうになった事があるのですが、その味の違いにびっくりした事がありました。 ✅違いを楽しむいろんなご家庭でごちそうになると、そのご家庭の味って言うのがわかって楽しいですよね。 そういえば、友達同士が集まって料理を持ち寄った時にも、それぞれ味付けが違って面白かったのを

子供は何を見ているか

わたしの子供は、もう上の女の子は、21歳。 下の男の子は、17歳の高校2年生。 それを踏まえて自分の子育てを振り返ってみると、良かった点と反省するべき点がわかってきます。 ✅ロールモデルになっている良くも悪くも、親というのは、子供にとってのモデルになっています。 これは自分の子供の頃を振り返ってもそうですし、自分の子供達を見ていても感じる所です。 自分は親の仕事に追われて精神的に疲れていく、家庭が険悪な状況を見て育ってきました。 それをみて自分が何を思ったかを考え

自分の考えで生きて行く

子供たちも大きくなってくると、いずれ親から離れようとします。 この離れる時期に上手くできるかどうかは、それまでどう過ごしてきたかが問われたりします。 わたしは幸いな事に、いずれ子供たちが離れて行くことを自覚できていたので、そういう関係性を築けていました。 けれど世の中にはそれが上手く行かない家庭もあったりします。 ✅思う存分繋がっておく子供たちが自立して、自分の考えで生きて行くためには、それまでの期間は、甘えたい時に甘えたいだけ甘えさせる事も大事だったなぁって思ってい

少年時代の母の話

父はほとんど家にいない仕事の仕方をしていました。 だから、わたしの記憶にあるのは、じいちゃん、ばあちゃん、母と兄弟との思い出がほとんどでした。 けれど、じいちゃんはアルコールが入ると暴れる人でしたし、ばあちゃんも、母の嫌みを私達に聞かせるような人たち。 ちょっといい思い出とは言いがたい所があります。 そんな中だけれど、母はわたしたち兄弟にやさしく接してくれていました。 ✅絵本の読み聞かせの思い出母と一緒に寝ていたのはほんの小さな時代。 幼稚園の園児時代ぐらいでした

スルメの思い出

たぶん母が好きだったんでしょうね。 冬になると、ストーブでスルメを焼いて、マヨネーズ醤油で食べる事がありました。 子供達であるわたしたち三兄弟も、それが楽しみでいつも母がストーブで焼き始めると集まっていました。 ✅ストーブは魔法の調理器そうやって冬になると農家だった実家では、あまりすることが無くなるので、食べる事が大きな楽しみになるんですよね。 しんしんと雪が降る静かな環境のなかで、ストーブでパチパチとスルメが焼ける音がするのを思い出します。 また、母は、干し芋も大