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Suika Game


例のAI画像のコーナー

あれ?本文飛んだ?と思った熱心な読者のあなた、いつもありがとう。
(そうでない人はこんばんは)

今日はプロンプトから見ていただきたい。

Prompt : (best quality, masterpiece:1.4), A girl is eating some melon

そうなのだ。私はスイカを指定していない。もちろん、Watermelonという単語は皆さんご存知のことかと思うが、ただ「melon」と指定しただけでは、期待したメロンにたどり着かないことがあるぞ、ということを言いたかった。

フルーツ=とっつきやすさ

ボードゲームを子供向けのイメージにしたり、ちょっととっつきやすいテーマにするときに、フルーツをモチーフに持ってくるのは良いアイデアだと思っている。

国内だけで販売、流通させるなら全く問題がないが、フルーツというのは、案外日本と海外でイメージの違いが出やすいと感じている。

思い返してみる

オランダ生活時代、オランダ人が意外とおやつ代わりにフルーツ(←人参やプチトマトのこともある)を食べるので、自宅ゲーム会の時とかにフルーツの話をよくしたのだけれど、一番「違うなぁ」と思ったのは、ぶどうの色だった。紫のもあるけど、だいだい緑だよねぇ?なんていってくるのだ。

オランダでメロンといえば、オレンジ色のハネデューメロンのことだったし、あと、東欧出身の人は、いちごが10kgのズタ袋に入って200円くらいだった気がすると言っていたし、いちごより野イチゴの方がメジャー、みたいなことも言っていた。レモンと書いてあったらライムのことを指していると思え、という話もあった。

それが直接ゲーム体験とかかわらないなら問題はないのだけれど、例えば、価値の低いものから交換していって、最後は最も価値が高い「メロン」になる、みたいなゲームデザインをした時に、直輸入すると「?」となる可能性があるよ、ということを言いたかった。

もちろん、フレーバーを説明する余裕があるのであれば、摘果の結果、甘さを集結した、果物の王様のようなイチゴやメロンが日本にはあるのだ、というところまでゲームの世界観に取り込んでしまうウルトラC(←死語)の可能性はあると思う。

まとめ

今回はフルーツだったけれど、AI生成画像を扱う上で、日本ならではの文化や、日本の感覚が世界(というかアメリカ?)とずれているパターン、というのは認識しておいて損はないと思う。

とはいえ、こういうのは、生活してみないと、体験してみないと、なかなか気づかないものでもあるので、折に触れて(思い出したら)記事にしていきたいと、思う。

というわけで、今日はこのへんで。ほなね!

おまけ

スイカゲームって、海外でなんて名前なんだろう?と思ったら、そのままSuika Gameだった。Watermelon, go go!とかじゃないんやね。

ぽつんと、スイカ。

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