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公務員からUIデザイナーへ転職してvol.1

初めまして、こんにちは。
私は8年間公務員を経験し、スタートアップのインハウスUIデザイナーにキャリチェンジしたairinaと申します。現在は業務支援アプリケーションのUIや自社メディア事業のサービスサイトの新規ページのデザインを作っています。

記憶や気持ちが新鮮なうちに実際に実務を経験する中でハッとしたことを思いつくままに書こうと思います。一般事務職⇆デザイナーだけでなく、行政⇆民間企業のギャップも含まているかもしれませんがどうぞ悪しからず…


デザイナーとしての成長実感は?

UIデザインのイロハは日々の業務を通して知識が増えるので、楽しいです。
インプットという面ではチーム内でデザインに関する読書会、TIPS共有、デザインツール勉強会などの機会があります。(大変ありがたい)
実際のデザイン業務ではFigmaを使用しています。没案をたくさん作って他のデザイナーから(時に小出しでも良いので)FBをもらい再度デザインへ…というサイクルを早く回すことが大事だと思いました。公務員時代のミスが許されない完璧主義マンみたいなマインドで取り組むときもありますが納期には注意しつつ…

ちなみに入社前に想像していたよりも製作したデザインの数は多くないです。ですが、ユーザーの利用シーンを想定して1画面で複数の状態をデザインにおこすことやプロトタイプを用いて挙動のイメージを伝えるなど、実装を考慮したデザインを起こせるようになったと思います。

デザインとは少しそれますが、コミュニケーションの際には内容を視覚的に分かりやすくビジュアライズする力が鍛えられます。(公務員時代はテキスト(メール)や電話でのやりとりが多くて認識共有に苦労していたことも…)

「対話」を大切にする

公務員時代は何かしらの合意形成をするための「議論」が中心でしたが、開発チーム、デザイナーズ内ではお互いの違い認め合い(多分)、建設的な批判も踏まえアイディアを出していく「対話」という場面が多いです。
仮に話が脱線しても「新しい気づき」があれば、貴重な発言になったと捉えています。とはいえ自分は目的をはっきりさせたがりですが…

ドキュメント作成も大事

組織カルチャーもありますがドキュメント化を推奨されており、デザインを起こす時間と同じくらい文章を書いています。Wordとかは一才触っていません(笑)メインのツールはNotionです。
具体例はチーム内の打ち合わせメモ、既存サービスのビジョン再定義での案出し作業、デザイン組織立ち上げ期のため組織づくりの一環として様々なことを明文化していくためのたたき、他部門メンバーへとの調整における連絡、各種ドキュメント作成などです。
公務員時代の習慣?でしょうか、言葉の辞書的意味や文章作成ルールなど細かいところが気になり時間がかかってしまいます。とはいえテキストも創造性をもたらす大事な要素だと思うので、言葉のデザインも大事だと思います。

長くなりましたのでvol.1はここまでとします。
公務員からデザイナーへ転職を検討中の方に少しでも役に立てたら嬉しいです。


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