ケンドリックラマーを初めて聞いた夜
もしかして彼は天才ですか?
HIPHOPとの触れ合いは年に1回ラップスタアを視聴するだけ。
今年度もラップスタアを視聴しているノリで、
「では世界のヒップホップってどうな感じなん?」と思い、
Spotifyの「HipHop2024」というプレイリストを一番うえから再生してみた。
1曲目、ケンドリックラマー「Not Like US」
え。。。。これは。。。。
ケンドリックラマーさんってなんとなく名前だけは聞いたことあるのですが、、、この人、、、すごすぎない。。。
衝撃すぎて、この曲だけ永遠リピート。
「HipHop2024」プレイリストの2曲目以降は聞けずに終わった。
帰宅してから速攻夫に
「ケンドリックラマーって知ってます??あの人絶対売れますよ!!!」
って言ったら、火星からきた宇宙人と対面したときの目をしていた。
このときはじめて「喧嘩のことはビーフっていうんだよ。」ということを教わった。ビーフ。全然知らない世界だ。
何はともあれ、ケンドリックラマー。
完全に昔のラッパー界のレジェンド(現在60歳)かと思っていたらバリバリ現役でさらにビックリ。
もう、そこからは一晩中YouTubeで和訳解説を視聴しまくり
そこではじめて「あ、この曲で喧嘩してんだ」と気が付きまして。
もう、言ってよ~。お歌で喧嘩するなんてすごいねぇ。
ラップって「地元のダチが最強・ママには迷惑かけた・刑務所はコリゴリ・葉っぱ」って歌うだけじゃないんだねぇ。
何歌ってるかわからないのに、クールで最高って思わせる能力もありながら、歌詞の意味を知るとさらに面白いなんて。考察大好き人間からすると、とてもたのしい。
死体だの小児性愛者だの、バスケットボール選手から映画の登場人物まで、言葉に何重にも意味を重ねて人をデスっている。博識すぎ。
夫がケンドリックラマー級のラッパーだったら
絶対夫婦喧嘩したくない。ただ、喧嘩するたび新曲を聴ける、と言う点では素晴らしい。
PCで動画制作してる夫に「ねぇねぇ、HIPHOPで喧嘩しよ?」って声をかけたらふつーに無視された。あ?
※「HIPHOPでビーフしよ?」って言ったほうがよかったのかな?
怒ると怒りを溜め込んで、勝手に無口になって拗ねてしまう女やめてHIPHOPで夫をディスれるように勉強しよう。まず、金のネックレスからかな。
まずは本で勉強する真面目さがもう、HIPHOPに触れてこなかった人間なんだろうなぁって。
2018年発行の本で、1番最初に紹介されてたラッパーがケンドリックラマーで、さすが!と思いテンションがあがる。
本書で紹介されている曲すべて、Spotifyのプレイリストにまとめてくれている方がいて、ほんと、こういう方に幸あれって思う。
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