サステナブルに本気の企業が少ない件について(仮)

2022.4.6-4.8まで開催されていたサステナブルファッションEXPOに参加してきたのでその備忘録。

『サステナブルな素材でワークアウトウェア作りたいな』となんとなく思い立って東京に来たはいいものの、なんのデザイン案も作ってないし大丈夫だろうか・・・と直前に不安になってた。

OEMやってた先輩に事前に話を色々聞いて、OEM受けてくれる生地屋さんを探したいと思っていたけど、ちょいきびしかった。

色々企業の人たちと話してわかったことは、

・企業は商売として "サステナブル" をやっているので、話題性や好感度が重要で、本当に持続可能かどうかはそんなに考えていない
・消費者がプラを嫌っているので紙製にしがち(紙ならいいんか？と思った)
・合成繊維は経年劣化するので100%再利用は厳しい(ヴァージン混ぜて使う)
・天然繊維のきれはしを100%再利用はやり方によってはできそう
・再利用系は手間がかかるのでべらぼうに高い
・カーボンフットプリントちゃんと計算するのそもそもOEMだと厳しくね？となってる
・OEM, ODM の場合、すでにある生地から選ぶのが基本で、オリジナル生地の開発にはかなり時間とお金がかかる

アクティブウェアは、伸縮性が大事なのでこれまでは合成繊維で作られている。(ポリエステル)

ポリエステルは年間7億トンのCO2を排出しているので減らすに越したことはない。
※他の繊維のCO2排出については調べてない(ちなみにコットンは栽培自体が酸素を生み出すので大切らしい)

つまり天然繊維でアクティブウェアを作り、カーボンフットプリントを計算し、リサイクル素材で作られたタグに天然素材インクで印刷し、リサイクル可能なパッケージに入れて配送するのが正解。

ちなみに天然素材でアクティブウェア作っている&カーボンフットプリント計測している会社はallbirdsのみ(だと思う)。

サステナブルなウェア作っている会社は海外だとたくさんあるんだけど、日本産のはないから作りたい。し、海外のレギンス履く文化は日本にはないからデザインもし直したい。

お金ないとできないじゃん、と思ったけど本当にやりたいので一つずつ準備する✊

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