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2021年12月第4回本会議 一般質問:①里親制度の啓発について。

こんにちは。尼崎市議会議員 池田りなです。

本日は、「里親制度」についてです。私は大学の仲が良かった友人が、里親に育てられた経験を話してくれたことから里親に関心を持つようになりました。

みなさんは、里親に対してはどのようなイメージをお持ちでしょうか。

里親制度は、児童福祉法に基づき、親元で暮らせない子どもたちを、自分の家庭に迎え入れて養育する制度です。

日本にいる約45,000名の社会的養育の子どもたち(※1)のうち、児童養護施設や乳児院などで暮らす子どもの数は全国で39,000名(※2)いると推計されています。

尼崎市では、令和8年一時保護施設がある児童相談所設置の準備が進められています。今後、保護者と暮らすことができない子どもたちを受け入れる里親制度の啓発も必要となります。


(※1 )公的責任で社会的に養育が必要な保護者のない児童や、保護者に監護させることが適当でない子ども

(※2) 厚生労働省 「社会的養護の現状について」(平成26年3月)


尼崎市における:一時保護中児童数:34名、里親登録世帯:43世帯、里親と暮らす子ども数:非公開(令和3年12月8日時点)

厚生労働省は、虐待などを受け、親元を離れて暮らす子どもについて、より家庭的な環境で育てていこうと、小学校入学前の子どもの75%を、施設ではなく里親に預けるとする目標を初めて掲げて、対策を進めていくことになりました。

■里親の種類

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尼崎市では、令和8年児童相談所設置予定です。私の要望としましては、本市において、児童相談所準備と同時に、一時保護されるお子さんを養育する里親の啓発も進めていただきたいと考えます。

2021年12月第4回本会議 一般質問において、「里親の啓発」について取り上げました。

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