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明日から使える議員の「伝え方」言語化・内容構成編について 尼崎市議会議員 池田りな

こんにちは。尼崎市議会議員 池田りなです。下記勉強会に参加いたしました。

テーマ:明日から使える議員の「伝え方」言語化・内容構成編
日時:5月17日(金)10時半~12時
講師:株式会社カエカ 代表取締役 千葉 佳織氏
 
【概要】
全国歴代最年少である26歳で芦屋市長に就任した髙島崚輔氏に選挙演説の指導をしたことでも話題になった株式会社カエカ代表の千葉 佳織氏より講義を受けました。
 
同社では、人工知能(AI)で個人の語りを数値化する評価ツール「kaeka score」を使用し、「言語力」「構成力」「音声」などを細かく分類した8つの要素を分析しているそうです。受講者に応じて、スコアの結果から話し方の癖や課題に合わせたトレーニングのカリキュラムをオーダーメイドでつくっているそうです。同社の提供サービスは、多くの政治家も利用していると講師がおっしゃっていました。
 
2024年3月、NHKが行った全国の10代から70代までの3000人に対する「政治意識に関する調査」インターネットアンケートによると、選挙にあまり行かない・行ったことがないと答えた人の理由のうち、「関心がない」が38.9%、「政治のことがわからない」が13.9%でした。
 
私自身、議員になる前は政治には関心をもちつつも、政治家がやっていることには興味を持てませんでした。国・県・市議会も紙やネット媒体で情報発信をしていますが、専門用語が並び、進んで読もうと思ったことはありませんでした。
 
議員になってからは、市民の方に政治に関心を持ってもらうには、伝え方に工夫が必要であると考え、今回の講座を受講いたしました。
 
講座の中で特筆すべき点を書きます。1点目は、話はストーリーとファクトに分けられ、状況に応じてその割合を変えると講師がおっしゃっていたことです。状況は、話す対象や話をして自分が何を実現したいのかによって変わってきます。
 
2点目は、具体的なスピーチの内容について解説がありました。事例として、野田元首相の安倍総理への追悼、自民党政権の総裁選、オバマ大統領など政治家のスピーチの分析と解説がありました。スピーチで大切なことは、あとで「〇〇なスピーチだった」と分かる内容に意識して構成することも大切だと講師がおっしゃっていました。
 
たとえば、2008年アメリカ合衆国の大統領選挙において、バラク・オバマ大統領のスピーチでは「Yes We Can」、2005年スタンフォード大学の卒業式でスティーブ・ジョブスが「Connecting the Dots」というフレーズを残したことが有名です。講座の詳細は有料になるため、具体的な内容を記載をすることは控えさせていただきます。

千葉香織氏は、スピーチの内容を単に伝えるだけでなく、聴衆にどのように響かせるか、そのための表現方法についても詳細に教えてくださいました。特に、声のトーンや間の取り方、身振り手振りなど、細部にわたる指導がありました。 今後、これらの学びを活かし、市民の皆さんに対してより効果的にメッセージを伝える努力を続けていきます。
 

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