令和6年6月 第20回定例会 一般質問⑦予防接種と乳幼児健診の問診票のデジタル化について
こんにちは。尼崎市議会議員 池田りなです。
令和5年9月 第20回定例会 において、予防接種と乳幼児健診の問診票のデジタル化について取り上げました。
厚生労働省の令和5年「母子保健情報のデジタル化についての概要」 においても、問診票のデジタル化について記載があります。
現在、子どもたちが受ける予防接種は30回、乳幼児健診は4回あります。その度に、手書きの問診票を保護者が記載します。その情報がマイナンバーと紐づけられ、保護者がマイナポータルで見ることができます。問診票のデジタル化を進めることで、保護者の負担軽減と職員の業務時間削減にも繋がります。
すべての地方自治体のシステムの仕様をそろえる「自治体システム標準化」は2025年度末までに完了することが求められています。必ず実施しなければなりません。全国一斉なので、ベンダーが足りず期限に間に合わない自治体が1割あるとデジタル庁が発表しています。
予防接種と乳幼児健診の問診票デジタル化は、未就学児を育てる子育て世帯から大変ニーズが高いです。他市に先駆けて、着手していればよい条件で業者を選定できたかもしれませんし、さらに対外的にも子育て世帯に寄り添ったまちであることをアピールできたと考えます。
<池田質問>
令和5年6月の定例会にて、私が予防接種と乳幼児健診の問診票のデジタル化について、取り上げた際、国の動向に基づいて検討するとの答弁をいただきました。進捗状況を教えてください。
<保健局答弁>
本市においては、予防接種や乳幼児健診の結果管理などを行う、「健康管理システム」について、国が推進する標準化への対応を優先するため、現在委託業者を公募中であり、令和7年度末までにシステム更新を完了する予定でございます。
予防接種と乳幼児健診の診票のデジタル化につきましては、令和5年度において、国が希望する自治体において先行実証事業を実施しており、令和6年8月にその結果を一定取りまとめることとなっておりますので、その内容を踏まえ本市の標準化対応後の健康管理システムと民間アプリなどの活用を検証し、対応してまいりたいと考えております。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?