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「Returnal」(リターナル)考察・ネタバレ有


4月30日に発売になったPS5用ソフト「Returnal」(リターナル)の、自分用の考察メモです。ネタバレ満載なので、くれぐれもご覧いただく際はご注意ください。
自分用のだらだらメモ感が強いので、これを読んで何かがわかるわけでもないですし、思いついたことをただ並べているだけですので、読み物として成立しているものではありません。ご了承ください。(2021年5月6日追記)

ちなみにここを読んでいる時点でクリア済みの方だとは思うのですが、リターナルの完クリ後の、ネタバレなしプレイレビューを書いています。よろしければぜひご覧ください。

発売されて間もないゲームですので、ネタバレ防止の改行を入れます。








(改行)









(改行中)










(そろそろ始まります)








●登場人物と考察

・セレーネ:本作の主人公。恐らく、車を運転していた本人。人身事故を起こし、その相手は母親のテイア? また、その際に、助手席に乗っていた自身の子供を失っているのではないか。

・ヘリオス:セレーネの子供? 恐らく交通事故の際に、死亡。

・テイア:セレーネの母親? セレーネの車に轢かれて半身不随になり、車椅子生活に。本当に宇宙飛行士だったか、或いは宇宙飛行士に憧れていたが、交通事故で夢を絶たれた張本人? セレーネが気にしていた”白い影”の正体?

登場人物がこの3名なのは、太陽のオーナメントを完成させたあとの家のイベント後、セレーネとふたりのセンティエントの死体があったことからも、確定だと思われる。

セレーネは自身が起こした交通事故によって、自分の子供を失い、母の夢を奪った?
セレーネ自身には宇宙飛行士としての適性はないということは、ゲーム中で得られる情報からも確定している。
また、セレーネがいた時代は恐らく20~21世紀のアメリカ(現代)であり、そもそも現代にこんな高度な宇宙探索は可能ではないので、全てがセレーネの妄想であることは、想像に容易い。

ゲーム中に何度も現れる宇宙飛行士の姿をしている誰かは、恐らく母であるテイア。セレーネはテイアからネグレクト(育児放棄)を受けていた可能性が高い。家のシーンで現れる子供はセレーネ自身の幼少期であり、宇宙飛行士はテイアだと考えれば、辻褄が合う。
テイアに宇宙飛行士の素質があったのかどうか、本物の宇宙飛行士だったのかは不明だが、あれだけ頻繁に宇宙服で現れるところを見る限り、もしかしたら本物の宇宙飛行士だったのかもしれない。本物の宇宙飛行士だった場合、実際に宇宙に行く前に事故によってその機会を奪われたと考えられる。
ただ、真EDでセレーネ自身が白い影(宇宙飛空士)になり、車とぶつかっていたのが、これだと説明がつかなくなる。

いったい、誰が事故を起こしたのか?(セレーネで確定?)
轢かれたのは本当にテイアなのか?
このふたつが、真EDによって逆にわからなくなった部分。

ヘリオスはほぼ間違いなく、セレーネの子供の名前だろうと思われる。名前からして、男子だと想定。交通事故の時に車が川か湖に水没、シートベルトを外せなくそのまま水死した?

ヘリオスを失い、テイアからは呪いの言葉を聞かされ、セレーネは精神を病む。(音声ログや、シップログなどから)そして、徐々に妄想に憑りつかれ始める?

結局何なのかというと、病んだセレーネによる妄想の世界……と片付けてしまうのが一番楽ではあるのだが、ちょっとすっきりしない。
というのも、セレーネが病むまでの過程などは想像ができても、”死んでも死んでもループする理由”にはなっていないから…。
一番手っ取り早いのは、「現実が辛すぎて、現実を拒否した」「現実に戻りたくない」、或いはその更に先には「自殺未遂によって実はセレーネは昏睡状態にあり、現実世界で目覚められないため、世界がループし続ける」という予想が出来るくらいだが、全部想像の域を出ない話なので、やっぱりすっきりしない。
ここまでの話をすべてひっくり返すなら、交通事故にあったのはセレーネ本人で、昏睡状態。それによって、現実には目覚められず、夢ループが続いている、という可能性。でもセレーネ本人が交通事故にあったのだとすると、他の部分の説明が付きにくくなるような気がする。セレーネが交通事故にあったバージョンで物語を組み立てることは可能かどうか、まだそこには至っていない。

アトロポスは、家にあった本(クトゥルフ神話)を題材に、セレーネが作り上げた世界。(クトゥルフ自体は、セレーネよりもテイアが好きだったのかもしれない) センティエントやその他登場する数多の敵の多くのデザインも、クトゥルフモチーフ。
それが何かというと、「因果の逆転」が考えられる。
つまり、すごくメタ的な見方になるが、「リターナル」というゲームがクトゥルフをモチーフに作られた世界なのではなく、セレーネの頭の中にクトゥルフがあったことからアトロポスという惑星のデザインが決まったのではないか。(もちろん、まずその設定を作り上げたのは、結局開発側なのだが…)
ちょっとそっちを知っている人ならば、アトロポスに出てくる敵がクトゥルフモチーフなのは想像に容易い。クトゥルフと「宇宙的恐怖」の関係からも、プレイヤーは「あ~はいはい、クトゥルフ題材の宇宙ものね~」となるところだろう。だが、実はそれ自体が、開発側の罠かもしれない。

センティエントは、人間のこと?
セレーネを取り巻いた重要な人々(シップログで見ることが出来る、セレーネとメールなどで会話をしている人物たち)が、エリアボスの形をして現れている?

まだまだまとまっていないけれど、とりあえずざっとここまで。

※結局よくわからないところ

アセンション
孤立したもの(セレーネ?)
ハイブマインド

などなど。妄想の世界だとしても、ここらへんにもう少し何かがありそうだけれど、わかりません。

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