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#51 音声とビジネスを考える会、始めます

こちらのnoteはポッドキャストの原稿・書き起こしです。
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音声業界の海外市場が見えてくる番組 ポッドキャストアンバサダー
この番組では、自称オーディオジャーナリストである新井里菜が、音声を通じて音声業界の気になるニュースや注目の動きをお伝えします。
音声配信者やポッドキャスターが知っておきたい情報、音声配信が気になっている企業に役立つ視点を業界目線とリスナー目線でお届けしています。

さて、実は7月末、コッソリとコミュニティを始めました。その名も「音声とビジネスを考える会~ポッドキャスト勝手にみらい会議~」です。

今回は、このコミュニティを作ったきっかけについて、お話したいと思います。音声配信者やポッドキャスターの方、共感してもらえる部分もあるかな、と思いますので、よかったら聞いてみてください。

本編の書き起こしをご覧になりたい方は、概要覧にリンクを貼っておりますのでそちらからご覧ください。

1.コミュニティを作ったきっかけ

さて、今回は、先月末コッソリと始めたコミュニティ、作ったきっかけというのをお話したいと思います。

今回のエピソードはですね、いつものような情報発信系の回というよりかは、以前シーズン2までお送りしている「ポッドキャスト翻訳プロジェクト」、この次シーズン3に行くまでの特別編、みたいな感じのエピソードです。

2.孤独なポッドキャスター

このコミュニティ、「音声とビジネスを考える会」と言いまして、ちょっと固いんですが、ポッドキャストの事業活用を考えるコミュニティです。ポッドキャストをビジネスに使うにはどんな方法があるのか?マネタイズに繋がる方法なんかを、いろいろとディスカッションを通じて考える、というコンセプトなんですが、

まずこのコミュニティの始まりは、ポッドキャスターとしての孤独感なんです。

私がポッドキャストに出会ったのは、約7年前。単身香港に移住したとき、友達がいなくて、孤独でですね、何か人との会話の種にと聞き始めたのがポッドキャストでした。

そして、それからハマって、昨年春から、いろんなブログや音声などの配信活動を始めてきたんですが、配信活動も、実は孤独だったんですね。

音声配信をされている方、何から何まで一人で、マイクに喋って配信し続けていると、急に孤独感にさいなまれる事、ありませんか?

特にポッドキャストを配信していると、VoicyやStand.fmとまた設計が違うので、聴いてっくださっているリスナーさんの反応が見えづらい事もあって、孤独なポッドキャスターって、結構いらっしゃると思うんです。

私もその例に漏れず、自分でネタを考えて、原稿書いて、収録して、編集、配信して、その繰り返しをする、個人配信者なんです。

3.一人の限界

私はこの「ポッドキャストアンバサダー」という番組で、音声業界のいろいろな動きについて配信をしているわけなんですが、業界の動きとか、市場の広まりなんかを毎日見ていく中で、私個人の考えも、今日切れてるな!という時もあれば、もっと誰かに壁打ちしたい、とい事もどんどん増えてきたんですね。

特に、元々私は音声事業に興味があって、「ポッドキャスト翻訳プロジェクト」という、海外のポッドキャストを翻訳・吹替して日本語版として配信するサービスを立ち上げようとしていました。

ただ、これもやっぱり一人ではできなかったんです。

まだまだこのプロジェクト成功までには道のりがある。個人で出来る限界もある。

そこで、徐々に”チーム”という、誰かと一緒に進めて行く、というのに惹かれていったんですね。

4.市場の流れ

そんな、私個人の孤独なポッドキャスターとしての気持ちも変化しててきたのと同時に、どんどん国内の音声市場というのもここ数年でグッと広がってきました。
これからは、私のような個人配信者が増えてきた土壌の上に、きっとビジネスに使える音声の方法が広まっていくんだろうなぁ、という予感もどんどんしてきたんです。

ただ、このビジネスに活用できる音声の使い方というのもまだまだ発展途上。答えはそもそも1つじゃないだろうし、たくさんの答えがあるはず。

それなら、いろんな人と一緒に答えを探っていくのが、いいんじゃないか?と行きついたんです。

例えば、いろんな業界や、いろんな部署の人。人事だったり、営業だったり。後は、会社員もいれば、私のようなフリーランス、後は副業や兼業をしている人だったり、いろんなサービスをしている人が集まって、まだまだ発展途上な音声市場を、みんなであーでもない、こーでもない、とディスカッションをしていくことで、たくさんの答えを出せるんじゃないか?

そう思って、このコミュニティを立ち上げることにしました。

5.初めてのチームメイト

そして、このコミュニティ立ち上げも、実は個人プレーではなくて、初めてのチームメイトとする事にしまして、孤独じゃなくなりました!

立ち上げの後押しをして下さったのは、実はこの番組のインタビュー回「Voicyパーソナリティーの勝手にみらい会議」に何度か出演してくださった、トモさんというポッドキャスターの方です。

このコミュニティ立ち上げ時点から、このチームメイトのありがたみというのを実は実感していまして。

例えば、コミュニティ立ち上げ作業を分担できるとか、そういったこともあるんですが、私と違う視点を必ず言ってくれる、というのが良いんですね。

今まで個人プレーで、番組の企画からロゴの作成、何から何まで、自分で決定して、「これでOK!」と思って進めてきたんですが、これ、個人プレーで危険なのは、自己満足で終わってしまう、という事があるんです。

これが、チームメイトがもう一人いることで、例えばこのコミュニティの最終目的は何で、コミュニティメンバーがどこに価値を見出せるのか?というような設計部分から、他人の立場でどう見えるのか?というのが、その都度軌道修正出来るんですね。

これ、以前「ポッドキャスト翻訳プロジェクト」シリーズでもお話したんですが、私、以前、コミュニティ設計に大失敗しています(笑)

こういう一人じゃ難しい軌道修正も、もう一人いることで大分と道筋がしっかりしてきていて、これがチームでなせる業、なのか、と今体感している所です。

6.最後に

コミュニティを作ったきっかけはポッドキャスターの孤独感、という実は多くの方が感じていらっしゃるかもしれない寂しさでもあったんですが、まだまだ発展途上の音声市場。この”みらい”を、今度はいろんな人たちと”勝手にみらい会議”をしながら、探っていきたい、と思ってコミュニティを立ち上げました。

音声配信経験者の方も、未経験者の方も、ポッドキャストに興味がある会社員の方も、フリーランスの方も、一緒にディスカッションをしていろんな答えを出すプロセスを楽しんでもらえるコミュニティにしていきたいと思っています。

是非、よかったら、のぞきに来ていただけると嬉しいです。

7.エンディング

さて、今回は新たに始めたコミュニティ「音声とビジネスを考える会~ポッドキャスト勝手にみらい会議~」を作ったきっかけについて、お話をしました。

このコミュニティの概要などは、別のnoteの記事でも配信しています。ちょっと覗いてみようかな、という方は是非見てみてください。
ちなみに、プランの中にその名の通り、のぞき見できる「のぞき見」プランもありますので、どんな事をしてるのか、詳しくはサークル紹介記事からご覧ください。

今回のエピソードの感想は、書き起こし配信をしているnoteのコメント欄や、Twitterにてお待ちしております。そして、今回の放送が役に立った!面白かった!という方は、是非Apple PodcastやSpotifyからのフォローやレビューも嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。

最後まで、お付き合いいただきありがとうございました。
ポッドキャストアンバサダーの新井里菜がお送りしました。
それでは、次回のエピソードで。

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