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おすすめポッドキャスト 一押しエピソード

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ポッドキャストにハマり、月に50本は聴くアライ@翻訳が、テーマ別に一押しエピソードを紹介しています。英語のポッドキャストを聴いてみたいけど、何から聴いたらいいかわからない人におス…
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【音声版】ネイティブじゃない私の英語ポッドキャスト選びのコツ~口コミ編~

こんにちは。アライ@翻訳です。 リンクの見やすいテキスト版でも配信しています。 https://note.com/rinaarailevia/n/n15d98b1debde さて、前回の記事で予告していた通り、今回はネイティブじゃない私の英語ポッドキャスト選びのコツについてです。 英語学習のためにポッドキャストを聴いてみたい!という方も最近では多いと思います。私自身、30歳まで日本で暮らし、いきなり海外移住をして今や翻訳の仕事をしていますが、ポッドキャストが日々の英語力キープにもものすごく役立っています。 ただ、個人的に「ザ・単語解説」みたいなまさにお勉強型のポッドキャストは「ながら聴き」ではなく「聞き流し」になってしまいあまり好きになれず、やっぱりエンターテイメントとして楽しめるものでないと何事も長続きしない、というのが持論です。 ただ、ネイティブじゃないのに、どうやって自分好みの英語ポッドキャストを見つけるのか?というのは、最初の難関だと思います。 そこで今回は、月に50本は聴くほどのポッドキャスト好きになった私が、ネイティブじゃないからこそ見えてきた英語ポッドキャストを選ぶコツを前半と後半の二つの記事に分けてご紹介したいと思います。

ネイティブじゃない私の英語ポッドキャスト選びのコツ~口コミ編~

こんにちは。アライ@翻訳です。 (音声版でも配信しています。リンクはこちら) さて、前回の記事で予告していた通り、今回はネイティブじゃない私の英語ポッドキャスト選びのコツについてです。 英語学習のためにポッドキャストを聴いてみたい!という方も最近では多いと思います。私自身、30歳まで日本で暮らし、いきなり海外移住をして今や翻訳の仕事をしていますが、ポッドキャストが日々の英語力キープにもものすごく役立っています。 ただ、個人的に「ザ・単語解説」みたいなまさにお勉強型のポッ

【音声版】ポッドキャスト番組のタイプ、まとめてみました。

こんにちは。アライ@翻訳です。 リンクの見やすいテキスト版でも配信しています。 https://note.com/rinaarailevia/n/ne7ea00fcaa1d さて、今まで「おすすめポッドキャストの一押しエピソード」というマガジンにまとめて、英語のポッドキャストをいろいろおすすめしてきたのですが、実は世界中で85万もの番組が存在するポッドキャスト。おすすめ出来ているのは、実際ほんの一部です。 これから、いろんなポッドキャストを探して聴いてみたい!という方が、どうやったら自分好みの一本に出会えるか・・・と考えて、今回はポッドキャスト番組のタイプをまとめてみようと思います。 今回の記事では、主に以下のサイトを参考にまとめました。 https://castos.com/podcast-format/

ポッドキャスト番組のタイプ、まとめてみました。

こんにちは。アライ@翻訳です。 (音声版でも配信しています。リンクはこちら) さて、今まで「おすすめポッドキャストの一押しエピソード」というマガジンにまとめて、英語のポッドキャストをいろいろおすすめしてきたのですが、実は世界中で85万もの番組が存在するポッドキャスト。おすすめ出来ているのは、実際ほんの一部です。 これから、いろんなポッドキャストを探して聴いてみたい!という方が、どうやったら自分好みの一本に出会えるか・・・と考えて、今回はポッドキャスト番組のタイプをまとめて

私のイチオシ「涙が止まらなかったポッドキャスト」

こんにちは。アライ@翻訳です。 (音声版でも配信しています。リンクはこちら) ※今回の記事には、東日本大震災の内容が含まれます。 さて、前回はビジネス系のポッドキャストをご紹介しましたが、今回は長寿番組とも言えるポッドキャスト番組から一押しエピソードをご紹介したいと思います。 テーマは「涙が止まらなかったポッドキャスト」。 1.番組紹介番組のタイトルは「This American Life(ディスアメリカンライフ)」 This American Life is a w

【音声版】私のイチオシ「涙が止まらなかったポッドキャスト」

こんにちは。アライ@翻訳です。 リンクの見やすいテキスト版でも配信しています。 https://note.com/rinaarailevia/n/nf49b874abc5c ※今回の記事には、東日本大震災の内容が含まれます。 さて、前回はビジネス系のポッドキャストをご紹介しましたが、今回は長寿番組とも言えるポッドキャスト番組から一押しエピソードをご紹介したいと思います。 テーマは「涙が止まらなかったポッドキャスト」。 1.番組紹介 番組のタイトルは「This American Life(ディスアメリカンライフ)」 https://open.spotify.com/episode/6PrTYm5WjMaIsIatHQSTlR?si=IODwV3q7QWSsTGCO7-kVoQ This American Life is a weekly public radio program and podcast. Each week we choose a theme and put together different kinds of stories on that theme. (訳)  This American Lifeは、毎週放送している公共ラジオ番組及びポッドキャストです。毎週テーマに沿って、様々な種類の話をまとめています。 この番組、ポッドキャストのスタイルとしては、気軽に2,3人のラジオパーソナリティーが自由に話をするタイプとは違い、ジャーナリズムやストーリーテリングに重きを置いたタイプ。編集されて、ストーリーの起承転結が巧みな番組です。 ちなみに、1995年から放送開始の長寿番組でもあります。テーマも、何か1つに限らず、というか、25年もやっていると絞れないとも思うのですが、様々なテーマを取り扱っていて、1話約60分ほど番組です。 逆に言うと、長寿番組過ぎてどれから聴いていいか分からない、というのが難点でした。今まで私も、ピンっと来るモノに出会えていなかったのですが、今回たまたま再生したエピソードに涙が止まりませんでした。 2.一押しエピソード~あらすじ~ 今回のエピソードのタイトルは「One Last Thing Before I Go」、訳すと「私が行く前の最後の一言」。 Words can seem so puny and ineffective sometimes. On this show, we have stories in which ordinary people make last ditch efforts to get through to their loved ones, using a combination of small talk and not-so-small talk. (訳)言葉は時として、あまりにもちっぽけで、何の効き目もないように思える事があります。このエピソードでは、普通の人たちが、世間話と深刻な話の両方を通じて、大切な人に伝えようとする最後の努力の末を、お伝えします。 今回のエピソードは、このちょっと抽象的なテーマに沿った3つの異なるストーリーが登場します。 1.コロナウイルス感染者を看病する看護師が毎日書いた、感染者家族へのメッセージ(約4分) 2.東日本大震災後、風の電話に訪れる人々のドキュメンタリー(約20分) 3.仲たがいをしてから何十年も音信不通の高齢の兄弟を、再開させる息子のプロジェクト(約30分) この中でも、涙が止まらなかったのが、2番目の「東日本大震災後、風の電話に訪れる人々のドキュメンタリー」です。 NHKのドキュメンタリー番組を元に制作されたというこのエピソード、日本にルーツのあるジャーナリストがストーリーを伝えています。 「風の電話」とは、岩手県にある電話ボックスの中に設置された、どこにもつながっていない黒電話の事です。ある庭師の方が亡くなられた家族と話せるようにと設置して以来、東日本大震災で大切な人を失った多くの人が、伝えたかった最後の言葉を、この受話器を通じて相手へ届けようと訪れます。 このエピソードの中では、実際にこの電話で話している何人かの会話が日本語のまま残されており、英語でのナレーションが被さる形で収録されています。 3.番組おススメポイント 今回の番組おススメポイントですが、その前に、東日本大震災で大切な人を亡くされた方、そしてまだ行方不明の方がいらっしゃる方、本当に苦しい年月を過ごされてきた事と思います。ここで書くのは、あくまでもポッドキャストの構成、という意味合いでのポイントにしたいと思います。 それは、音声だけで生まれる没入感の凄さです。 たまたま、今回ウォーキング中に聴き始めたのですが、外の世界が見えなくなるほど、このドキュメンタリーに引き込まれました。 映像がないメディアであるポッドキャストだからこそ、情景や人の行動なども言葉で表されるのですが、それらが生きてくるのは、やはり生の人間の声があるからだと感じます。 今回のエピソードでは、沈黙が生む苦しみだったり、息遣いから聞こえる照れ隠しだったり、声が伝える情報は、言葉だけではなくて人の本音だと、感じました。 是非、聴いてみてください。 それでは次回のnoteで。

どうやって、ポッドキャストにはまっていったのか?

こんにちは。アライ@翻訳です。 (音声版でも配信しています。リンクはこちら) さて、前回の「ポッドキャスト翻訳プロジェクト第1話」でお伝えしていた通り、どうやって、ポッドキャストにハマっていったのか?についてお伝えしたいと思います。 プロフィールにも書いているのですが、月に50本は聴くほどのポッドキャスト好き。ハマりだしたのは、2014年、香港に移住してからです。 今では通勤時やウォーキング中、料理中のながら聴き、ちょっとしたスキマ時間に聴いたり、ニュースを仕入れるのも

【音声版】どうやって、ポッドキャストにハマっていったのか?

こんにちは。アライ@翻訳です。 テキスト版でも配信しています。 https://note.com/rinaarailevia/n/nbca6412b08aa さて、前回の「ポッドキャスト翻訳プロジェクト第1話」でお伝えしていた通り、どうやって、ポッドキャストにハマっていったのか?についてお伝えしたいと思います。 プロフィールにも書いているのですが、月に50本は聴くほどのポッドキャスト好き。ハマりだしたのは、2014年、香港に移住してからです。 今では通勤時やウォーキング中、料理中のながら聴き、ちょっとしたスキマ時間に聴いたり、ニュースを仕入れるのもポッドキャスト、というほどになりました。 そこで、どうやってハマっていったのか、振り返ってみると、2つほどポイントがありました。 1つ目は、FOMO(フォモ) 2つ目は、番組そのものじゃなくて、エピソードのおススメ です。 まず、1つ目のFOMO(フォモ)ですが、SNS病の1つとしても良く取り上げられいる、いわゆる「取り残される恐怖」です。周囲で「このポッドキャスト聴いた?」とか、会話にどんどん出てくるのについて行けなかったことへの「焦り」とか「恐怖」がありました。 もちろん、話題に出てくるのは、すべて英語のポッドキャストだったので、「言葉の壁」もありました。 香港に来てから、友人や仕事場など、英語環境に囲まれてはいましたが、まだまだ、ポッドキャストの早いスピードにいきなりついていくこともできず、移住当初、数少ない友人の話について行けないことが多く、FOMOが一番自分を突き動かした、と言ってもいいと思います。 ただ、ポッドキャストの番組って、これまたたくさんあるんですが、何から聴いたらいいのか、と手が付けられずにいました。 そこで、2つ目の「番組ではなくて、エピソードのおススメ」です。 友人たちが話しているのは、ポッドキャストの番組そのもの、ではなくって、「先週のエピソード」だったり、「このテーマのエピソード」っていう、特定の回についてです。 その一押しエピソードを教えてもらって聴いてみる、というのがハマる確率が高かったです。 例えば、ポッドキャストも長寿番組だと、エピソードが100を優に超えているものもあって、いったいどれから聴き始めていいのかわからず。はたまた第1話までさかのぼると、制作が何年も前で、今聞いてもピンとこない過去の事を話していたりします。 一方、自分の好みを分かっている友達から、「これ、好きだと思うよ~」と言ってくれたエピソードって、興味がある内容だから、やっぱり頭に入ってきやすいし、友達から事前にどんなテーマの話か聞いていると、頭の準備もできているので、理解度も断然高くもなります。 それで、そのエピソードが面白ければ、同じ番組の別のエピソードを聴いてみる。もし違えば、また別の友人のおススメを聴いてみる。 と、こんな風にして、いろいろなエピソードを聴いてみて、徐々に自分の好み分かってきました。 今、面白いポッドキャストって、世の中にたくさんあるんです。ジャンルも、ニュースからビジネス全般、カルチャーや心理学、子育てやライフスタイル、それに昔で言うラジオドラマ、ノンフィクションまで本当にいろいろあります。 日々のスキマ時間に、SNSを見たり、音楽を聴いたり、本を読んだり、いろんな過ごし方があると思いますが、私は今、断然ポッドキャストです。 次回は、今回の記事では書ききれなかった、ポッドキャストの一押しエピソードをお伝えしたいと思います。 それでは、次回のnoteで。