苦しかったときの話をしようか を読んで思ったこと。

先日、Twitterを見ていると、目に飛び込んできた森岡氏を紹介するツイート。
私は、衝撃を受け、すぐに紹介されていた画像の元動画を見た。
どんどん話に引き込まれた。

わたしは自分の強みを無視し、憧れを優先し、自分に合わない職能を選んでしまっていた。
「もっと早くこの考え方に出会っていれば…」
悔しい気持ちでいっぱいになった。
そして、すぐに“キャリアに悩むすべての人に役立つ本質的ノウハウ”が詰まった本書を買いに本屋に走った。

自分がナスビなら立派なナスビへ、キュウリなら立派なキュウリになるように、ひたすら努力を積み重ねれば良いのだ。

苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」p.150

この言葉は、いちばん私の心に突き刺さった。

学歴もなく、製造現場で働いてきたわたしは敬語もまともに使えず、年ばかり重ねて中身は高校生の頃と大して変わっていない。
そんな自分と比較して、敬語を使いこなし、電話・来客応対をこなし、キラキラと眩しい同世代の女性たち…
そんな彼女たちが憧れであり、わたしもそうなりたいと思った。
退職した後は彼女たちのようになれるように、
「新しい仕事に挑戦しよう!」
そうして、わたしは「苦手だから」と今まで避けてきた電話をメインにした職に挑戦することにした。
でもこれが間違いだった。

本書を読んで、わたしは“ナスビがトマトに”なろうとしていたんだ…と気づいた。

挑戦したからこそ、自分の強みに気づくことができたのかもしれない。
新しい領域に挑戦するにしても客観的な意見や自己分析が必要だったと後悔している。

だから、次は自分の特徴を活かせる文脈を見つけるために、自分の好きなことを動詞で書き出すことをやってみた。
なんとか50個を捻り出した感じだか、幼稚園児の時から現在までを思い返しながら書き出すことで、「わたしって、こういうことも好きだったな」とかなり自分と向き合うきっかけになった。
あとはこれをTCL に分類するだけだ。

そして“中吉か吉か小吉”を引けるように“自分の軸”を見つけようと思う。

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