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#009 ワーママ管理職のキャリアのつくり方

■自己紹介


こんにちは。私は日系大手企業の管理職ワーママです。管理職着任と共に転勤したため、現在小学生の子どもと単身赴任をしています。

自分にとってキャリアの一番の転機は「出産・育児」でした。キャリアの転機とは「いい意味・悪い意味」でいうと間違いなく「いい意味」での転機でした。

一般的に女性にとって出産・育児はキャリアにマイナスの影響を与えるイメージが強いと思います。ですが、視点を変えるとワーママは最強のビジネスパーソンなのです。

このnoteにはワーママが自分に自信を持ち、キャリアを前向きに考える方法について書きます。

■ワーママ最強説

①優先順位が明確
まだまだ日本の家庭では女性が家事育児労働を担うケースが多いです。そうなるとワーママ達の優先順位ははっきりと優先順位を付けて仕事をします。それがメリハリを持った働き方につながるのです。

②時間生産性が高い
優先順位とも関連しますがワーママには「今日は〇時に帰る!」という明確なゴールがあります。
すると「〇時に帰るためにどうすれば今日の仕事を終えることができるか」という思考が働きます。
「何時まででもできる」と思うとつい余計な資料を探したり、「あった方がいいかも」レベルの資料を作ってしまったり。
そういった働き方が賞賛されていたのは昭和までです。
今は「求められるアウトプットをいかに短時間で出せるか」という時間生産性が評価される時代なのです。
そうした時代に自然と時間生産性を意識した働き方のトレーニングを行うワーママは貴重な人材なのです。

③消費者視点を持っている
日々日用品の買い物や色々なサービスなどを使いこなすワーママは消費者としての厳しい目を持っています。
私自身ずっと小売店の営業担当をしていたのですが、育休に入って平日買い物に行くようになってから「平日の特定の日にこんなにお客様が入るのか!」というシーンに遭遇して衝撃を受けました。
これは会社のデスクにいては絶対に見えないことです。その他、食料品の調達、子どもの教育サービスの選定、など実際購買者側の立場であるワーママの視点はマーケティングにもとても有効なのです。

■キャリアの考え方


そんな最強ビジネスパーソンであるワーママにもっと活躍してもらうために、ワーママだからこそのキャリアの考え方をお伝えします。

①軸のある計画的偶発性
キャリアについての考え方は昔から色々な説がありますが、最近「計画的偶発性」という考え方が主流になっています。

計画的偶発性とは
スタンフォード大学のクランボルツ教授が提唱したキャリア理論。
「キャリアの8割は偶然によって決定される」
というものです。


「えっ?キャリアって偶然なの?じゃあ努力しても自分の望むキャリアは得られないの?」
と思ったみなさん。私も最初そう思いました。

ですが、同じ計画的偶発性でも「軸のある偶然」と「軸のない偶然」では全く違うものになります。

「軸のないキャリア」を送ると会社や上司に言われるがままの仕事を日々こなすだけ、になりやすいです。

一方「軸を持ったキャリア」では同じ偶然でも違う結果になります。例えば「将来的にはこんなことがしたい」という軸を持ち、それを上司にも伝えておくとそれに関連した仕事をできる可能性がグッと上がります。

では「軸」とは何でしょうか。
軸には
・自分の強み ・価値観 ・得意なこと(スキル)
があると考えています。

■自分の強み
同じことをするにしても、自分の強みを活かしてする場合とそうでない場合には結果に9.5倍の差が出るそうです。
強みを知るツールとして有名なものにはストレングスファインダーがあります。興味のある方はこの本を読んで試してみてください。

■価値観
自分は何をすれば嬉しいのか。
どんな仕事であればやりがいを感じるのか。
何に価値を見出すか、は人それぞれです。
ある人は出世が何よりのやりがいかもしれません。
またある人は人には感謝されることに最上の喜びを感じるかもしれません。

自分のやる気の源泉や逆にしたくないことを知っておくことで、自分の判断の満足度が上がります。

■得意なこと
これまでの経験に基づいた具体的スキルを指します。PC・営業・資格などを指します。また、よく相談されることや依頼されることもあなたが得意なことです。
得意なことを自覚することで、仕事の方法や時間のかけ方をコントロールすることができます。

②マイノリティ戦略
次に男性が多い職場において、自分の価値を上げるためのコツです。
長時間労働や上司の便利屋的役割を果たさないと出世できないような職場で、既存のルールで戦っていてもなかなか勝ち目はありません。
マイノリティだからこそできる戦略を立てます。


マイノリティ戦略とは
「マジョリティである男性が絶対に思いつかないようなことで価値を出す」
ことです。

例えば、子どものお迎えがあって長時間働けない人は「長時間労働ありき」の職場ルールそのものを変えるような働きかけをします。

そこで価値を出すことであなたは
「これまでとは違う風を吹かせてくれる人」
と認識され、組織の中で影響力を持つことができます。

③旗を立てる
そうして「これまでとは違う目線」で生み出したアイデアを発信することで組織内で「〇〇と言えばあの人」と認識されるようにします。
すると色々な情報があなたの元にやって来るようになります。
更に「私もそう思っていました。」と仲間が増えることもあります。
仲間の存在ほど心強いものはありません。
が、自ら発信しなければあなたが何をしたい人なのか周りの人には分からないのです。
ぜひ「私はこんなことがしたい!」「こんなことに疑問を持っている!」という旗を立ててみてください。

ではワーママのキャリアの立て方の3つのポイントを押さえた上で具体的にどのようなアクションを起こしていくか、7つのステップを見てみましょう。

■具体的ステップ

①今の自分を知る
価値観は上に書いた通り、自分のライフキャリアを充実させるためにとても重要なポイントです。
その価値観を知るために、「モヤモヤノート」をつけてみるのがオススメです。

職場で疑問を感じることやモヤモヤはあなたの価値観に引っかかっている証拠です。ぜひモヤモヤノートを付けて自分が何にモヤモヤするのかを客観的に見てください。

②ゴールを定める
具体的なゴールがなければどの方向に進めばいいのか分かりません。
ざっくりとでもいいので、10年、15年後にどのようなライフイベントが起こりそうか、そのためにどのような備えが必要か、を知ることで自分のするべきことが明確になります。

③最初の一歩は決断すること
自分の立てた計画の中で「最も叶えたいこと」を決めてそれに向かって具体的アクションを起こしていきます。
その際重要なのは「やめることを決める」ことです。
「決断」という言葉がありますが、決断とは「決めて、断つ」又は「断つことを決める」と書きます。
では何を断つのか。「本当に叶えたいことを実現するために、「したくないこと」をやめます。
付き合いで行っているママ友ランチや会社の飲み会など、「何となく参加しないといけないから」と参加しているものはきっぱりやめてしまいます。

④周りの信頼を得る
こうして自分の進む方向性を決めて、次にすることは周りからの信頼を得ることです。いざ自分が組織に対して声を上げる際に、組織から信頼があるかないかで声の届き方は大きく変わります。
自分への期待は?どのような役割を果たすべきか、を明確にしてできるだけ応えられるようにします。

⑤個人のモヤモヤ×社会のモヤモヤ=大義名分を付ける。
あなたが出した個人のモヤモヤを会社目線で見るとどうなるでしょう。
例えば個人:「長時間労働の職場にモヤモヤする」
会社:「従業員の残業を減らせば残業代が減り、利益が上がる」

自分のもやもやと会社の目線が一致すればあなたのもやもやが会社の課題として取り上げられる確率がぐっと上がります。

ビジネスでは不便、不満、不足など人の「不」を解決することで価値が出ます。
その中でも「従来の人が思いつかなかった不」を発見し、解決することがイノベーションです。
職場のマイノリティであるあなたが感じる「不」はイノベーションのタネなのです。
それを会社の価値として伝えられれはあなたの意見はたくさんの人に耳を傾けてもらえるものになるでしょう。

自分が感じている「不」が会社の方針のどの部分にマッチしているか、考えてみてください。

⑥情報発信する
自分のテーマが見つかったら、そのテーマについて情報発信してみましょう。
自ら情報発信することで、色々な人が「他にこんな話もあったよ」とフィードバックをくれます。
更に「私もそう思っていた!」と思う人が増えたらしめたものです。
仲間を集めて更にその声を大きくしていきましょう!

⑦解決したい課題に対して自分が取り組み成果を出す
とはいえ、いきなりその課題に対して多くの人の賛同を得ることは難しいでしょう。実際自分が成果を上げる「ひとりプロジェクト」を始めましょう。
例えば「ひとり働き方改革」や「ひとり顧客インタビュー」など。
自分自身が起こしたい変化の中心になることを目指します。
そこで、成果を上げれば自然と周りの人も「どうやってしたの?」や「自分もやってみたい」と思うようになります。

⑧一定期間で振り返りブラッシュアップをする
この一連の流れを自分ひとりで行うのはとても大変です。今自分がどの段階にいるのか、自分の目指す方向は本当に合っていいるのか。定期的にメンターやコーチと呼ばれる人に自分の話を客観的に聞いてもらい、内面を整理してもらったり、建設的なアドバイスをもらいことはとても大事です。

以上、自分なりにこれまでのキャリアのつくり方をまとめてみました。参考になれば嬉しいです。

■お知らせ

ここまで読んでいただきありがとうございました!

前向きにキャリアを積むワーママさんを増やすために

①自分の価値観を知る ②ゴールを定める

ためのワークショップ「ライフキャリアマップ・ワークショップ」を行っています。

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