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私が留学をする理由

現在、新卒で入社した会社に勤めて6年、もうすぐ7年目になろうとしています。

半年前に、人生このままでいいの?とふと思い、自分のやりたかった事を改めて考え直したところ、私は海外で生活をして働きたい!と思いました。

海外での生活

英語が好きになったきっかけでもありますが、小学校1,2年生の頃の約2年間、父の仕事の関係で、家族でアメリカのカリフォルニア州に滞在していました。

帰国してからも英語は好きで、将来はグローバルに働きたいと思うようになりました。
しかし、当時は海外の高校や大学へ行くという考えは全く無くありませんでした。(当時海外の学校に進学してたら…と時々考えてしまいます…)

大学生になったら留学をしたいという目標はあったので、大学2年生の時に必修プログラムとして、半年間のカナダ留学がある大学へ行くことにしました。

必修プログラムということで、留学については大学がアレンジをしてくれ、準備等で全く苦労せずに渡航日を迎えました。

また、カナダ留学が必修である私の学科は、ひと学年45人程度のこじんまりした学科で、半数の約20人ずつ一緒に渡航します。
ホームステイは一人ずつとなりますが、学校(大学内にあるESLクラス)では、同じ大学の人たちと過ごすことが多かったです。
生活面でもあまり苦労をしなかった留学でした。

カナダで過ごした時間は、とても大切な思い出ですし、半年間一緒に過ごしたホストファミリーとは今でも連絡を取っています。帰国直後は、逆ホームシックになるくらいでした。

行きたかった留学には行くことができましたが、ただ楽しかったカナダ生活であり、果たして「留学へ行く」という目標を果たせたのか…と、心のどこかでずっと思っていたような気がします。


28歳の私が留学を決意した理由

大学卒業後は地元に戻り、なんとなく地元の会社に就職しました。運よく海外営業の部署に配属され、仕事で英語を使うことができました。

やりたかった英語を使う仕事ができ、仕事を通して新たに自分の興味のある分野も知り、楽しく仕事をすることができていました。

しかし、適度にチャレンジングな仕事があった方がやりがいを感じると思いながらも、自分には営業は向いてないと思ったり、地元でほのぼの働いている今の自分の人生は、自分が思い描いていた人生ではないなと思うようになりました。また、コロナ禍になってから海上や航空貨物の輸送運賃が高騰したのもあり、海外向けの仕事が減ってしまい、仕事が少ないことも辛く感じました。これらがきっかけで、自分のやりたかったことは何だったかを改めて考えるようになりました。

大学生の時はいろいろな人に頼っての留学でしたが、「自分の力で海外で生活をして、今度は海外で仕事もしてみたい」これが私のやりたかったこと。
3年程前にも海外生活への憧れが捨てられずワーホリを考え、経験者にお話しをお伺いしましたが、その時は海外で仕事をするなんて私にはできない、、と自信が全くありませんでした。でも今は、今の仕事の経験からビジネスでの英語にも少し自信が付いたので、「グローバルに働く」という夢を今なら実現できそう!と思いました。

行き先はカナダ一択でした。
大学生の時に訪れてからカナダに恋してしまい、社会人になってからも2度旅行で訪れました。特に、プリンスエドワード島は本当に素敵で、絶対にもう一度行きたいです。

やりたいことがある時、計画を立てるまでは張り切ってできるのですが、いつも最後の一歩が踏み出せない。エージェントとのカウンセリングを何度か行い、カナダでのプランや行きたいカレッジ、だいたいの渡航時期は決められましたが、最後の決断がなかなかできませんでした。アラサーだし、心配事や悩み事はいっぱい。

でも、今ここで行動に移さなかったら、絶対に後悔する。自分の人生満足いくものにするためにはカナダに行く以外の選択肢はない、と自分に言い聞かせ、最後の一歩を何とか踏み出すことができました。

決断をして、やっとの思いで両親にも伝え、理解してもらえた時は、これからの自分の人生が楽しみでしかたなくなりました!

実際にカナダへ渡航するまでは不安でいっぱいですが、今回の決断によって、子供の頃に思い描いていた自分の姿に少しでも近づけたらいいなと思います。


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