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ツレは27歳年上で。

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歳の差パートナーの日常と思想を綴ったエッセイ。part1に概要記載しております。お好きな記事からお好きなようにぜひ。
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#眠れない夜に

【part10】ツレに対してついた「世界一どうでもいい大嘘」の話。

付き合いたてのころってどうも不要な気遣いばかりをしてしまう。2年以上前、私はツレに自分が行きたい場所もろくに提案できなかった。 誘い方が分からない 当時私はツレと付き合う前、「彼氏ができたら行きたいところ」とかそういう妄想も人並みにしていて、その中のひとつになぜかディズニーシーがあった。 正直アトラクションに関しては富士急ハイランドにあるものみたいなスリル満点のジェットコースターが好きだから、ディズニーシーだと少し物足りない。好きなキャラクターとかも居ないし興味ない。

【part13】ありがとう。頑張る理由をあなたに置くのは、やめにする。

「信念」と言えば聞こえはいいけど、自分の首を絞めているそれを外すのに、私は随分時間を要してしまった。 信念とhave to 2ヶ月前に書いたnoteを見返して、私はちょっと、自分の必死さに笑ってしまった。 この時の私はずっと焦っていたのだ。ツレとの関係性において、誰からも認められる組み合わせで居られるように。 今思うと恥ずかしいのだけど、こう考えていた理由はおそらく2つある。 一つ目は、ツレをモチベーションにしないと、仕事に身が入らない状態にあったから。 二つ目はシン

【part14】けんほろ予防新聞、ツレに刺さる。

相手が自分を選んだ理由なんてものは、結局大して重要じゃなかったりもする。 私と付き合うメリット一年以上前、当時私が勤めていた会社の上司が発起人となり、私の上司二人とツレとの四人で飲みに行ったことがあった。 もちろん私の会社の関係者とツレは「はじめまして」な場だったのだけど、だんだん酔いも回ってきて、私と上司たちはいつものように下ネタもちょくちょく挟む会話になっていた。 その流れでいきなり上司の一人が私に対して、 「おい森逸崎、お前と付き合うメリットって何なんだよ。三つ