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潤う心、砂漠化する指先【本】

最近はおうち作業の休憩時間に、本を読むことが多いです。

絵本も、小説も、漫画も、雑誌も、図鑑も、自己啓発本も好きです。
新しい物語、言葉、知識に出会う時間はいつでもワクワクする。


最近買った本はこちら

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料理本は見て作るのは勿論だけど、眺めるだけで幸せな気持ちになる。

雑誌で好きなのはPOPEYE。


「本」の1番幼い頃の記憶を辿ると、
寝る前に両親に絵本を読んでもらっていた事を思い出します。

でも、文字に興味を持ち始めた頃に、「凜が読んでみたら?」と言われたのがきっかけで立場が逆転。

絵本を読むと、「上手に読めるね!」と褒めてくれる。それで浮かれた私は、毎晩絵本を読んで、読み終えた達成感で眠る。 
聞いていた両親は、心地よくなって眠る。

それが当たり前になっていました。(たまに、なんで寝ちゃうの!って言ってた記憶もある)


でも本が好きになったのは、きっとこの時がきっかけ。


よく読んでいた絵本は『くまのコールテンくん』

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今は年下のいとこに引き継いだけれど、ずっと変わらず好きな絵本。


絵本って小さい頃は、絵がただただ気に入っているから好き。なんとなく物語が好き。という感覚でした。

でも、大きくなってから改めて色んな絵本を読んでみると、内容が深かったり、素敵なお話ばかり。違った見方をすることができて面白いな、と思います。


漫画で幼稚園の頃からずっと好きなのはドラえもん

大長編になると仲間みんなが一致団結するから、必ず感動。

現実味のある生活の中で、非現実的なことが沢山起こるからこそ、「いつか自分のもとにドラえもんが現れるんじゃないか」と思ってしまう。夢を叶えて!ドラえもん!

小さい頃の欲しいものは四次元ポケットでした。

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ひみつ道具についてなんでも答えられる時期もありました。(今は少し忘れちゃった…)


もう一つ色濃い『本』の記憶があるのは、小学校高学年の頃。

人間関係がうまくいかなかった時期、
長い休み時間はいつも図書室に通っていました。


小説を沢山読んで、沢山の主人公の気持ちに入り込んだ。

「こういう言葉って、優しいな」「言われたら嬉しいな」「嫌なことは仕返すのは良くないな」

その時に色々な言葉や感情に巡り合ったことで、私の中の世界が少しずつ少しずつ、広がっていったように感じます。

まだまだ言葉選びは難しいし、拙い文章になってしまうけれど、知識を増やす事は大切な事だなと日々思っています。


「人は自分の知っている言葉と知識でしか話せない」

この言葉を聞いた時、ハッとさせられました。


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自分とどこか似ているな、と思ったり、この人の言葉選びの雰囲気が好きだな、と思う人は、幼い頃に絵本が好きだったり、好きな本の趣味が合う事が多い気がします。


好きな言葉、情景、ジャンル、色々な好きが詰まっているからこそ、その本も読みたくなる。

本から得た物はその人の感性へ大きく影響してくるような。


魅力的な人の読んでいる本を読んでみたいと思う気持ちも、そういう事なのかなって思います。


液晶に向かう時間が増えてしまいそうな今、懐かしい本を手に取ってみるのもいい時間。

心は潤っても、電子機器によって指先が砂漠化しないように。

紙の匂いや温かさ、穏やかな気持ち。


素敵な本があったら、是非教えてください。







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