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現代もの大人恋愛小説の魅力とは?


この記事を書くきっかけ

世の中には様々なジャンルがあり、それぞれの素晴らしさがあります。
でも、自分には合わないな。どこが良いのかわからない、なんてジャンルもあるでしょう。

私も今回題材にした現代ものの大人恋愛に関しては、読む分には良いのですがいざ書こうと思った場合『書きたい!』となれるほどにはときめきが無く……。
でも、SNSで見る書影や宣伝、お話などを見るととても素敵で、書かれている方々もとても楽しそうに書かれていて……私も書いてみたいなぁと思っていました。

というわけで、X(元Twitter)でフォロワーさんに向けてコメントを募集してみました。
【現代物の大人恋愛の良さを語ってください!】
と。
すると色んな方々からご意見を頂き、これは是非まとめねば! と思った次第です。

読む側の魅力

まずは読んでくださる方がいるからこそ!
ということで読み手としてはどういう部分を魅力に思っているのか、から。

○(メインターゲットである大人女性が)自分と重ねやすい。共感度が高く入り込みやすい。
○現実の日常ではあり得そうであり得ないような、一種の憧れを形にしているから。
○お仕事ものが好きで、知らない職種だと引き込まれる。
○大人だからこその描写(お酒をたしなむ、学生では行けない場所へ行ける、など)

共感しやすいから、というのが一番の理由でしょうが、そのほかに子どもでは出来ないこと、大人だからこそ出来ることも魅力の一つだということですね。

書く側の魅力

書く場合には、読む側の魅力ももちろんあった上で次のようになりました。

○(異世界ものと違い)設定などを詳しく考えずに済むので入り込みやすい。
○繊細な描写を書きたいから。(世界設定などに使う文量を細やかな描写に使える)
○お仕事ものが好きで、知らない職種だと引き込まれる。
○大人ならではの人生の積み重ねや、お仕事関係や友人関係など多彩な人間関係を描ける。
○オフィス内という枠で繰り広げられる恋愛。
○(異世界ものでもですが)Rシーンで『こんな男性に抱かれたい~』という妄想も書ける。

読む側の魅力とも重なるところはありますが、それぞれに『書きたい!』と思うポイントがあるようでした。

私が書く場合

これらを踏まえた上で、私が書けるかどうかを考察していきます。

私は設定などを考えるのが好きなので、設定を考える必要が無いという部分を魅力ポイントには出来ないです。
描写はむしろ勉強中ですし、お仕事ものはその職種について調べなくてはならないため大変そう。少なくとも『書きたい!』の原動力にはなりません。
ということで残りはこの三つ。

○大人ならではの人生の積み重ねや、お仕事関係や友人関係など多彩な人間関係を描ける。
 ストーリーはキャラが動いてこそ紡がれます!
 様々な人間関係を描くことが出来るというならワクワクしますね!

○オフィス内という枠で繰り広げられる恋愛。
 
枠の中というところが、学園もの――つまり箱ものと通じる部分がありそうで共通部分を考えてみたいところです。

○Rシーンで『こんな男性に抱かれたい~』という妄想も書ける。
 
これこそ大人向けらしいドキドキワクワクですね。 

まとめ

現代ものの大人恋愛ならではの魅力は、お話に入り込みやすく共感しやすい。そして大人だからこそ描ける人間関係や描写があること、となりました。
なんとなくはわかっていましたが、より実感した気分です。

そして、他のジャンルでもそうですが、ひとこと現代ものの大人恋愛と言っても色んな要素で細分化されます。
その細分化した中で自分が『好きだ!』と思える、性癖とも言える要素があれば、そこを突き詰めて行けば『書きたい!』と思える作品が書けるのかな、と思いました。

さて、私の性癖はどこにあるのかな?
今回ご意見を頂いて少し見えてきたので、より細分化して突き詰めてみたいと思います!

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