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天皇賞秋2020を過去傾向・注目馬・展開から予想

お疲れ様です、Rinです。
先週の菊花賞はコントレイルが驚異的な粘り強さを見せて見事に無敗の三冠を達成しましたね!
牡馬&牝馬が同時に無敗の三冠なんてこの先あるんでしょうかねw

ということで、今週は11/1(日)に開催されます天皇賞秋2020の予想を書かせて頂きます。
よろしくお願いします。
【10/29 展開予想 追記】
【10/30 枠順を見て・中人気馬考察 追記】
【10/31 穴馬考察・印・買い目 追記】

1|はじめに

天皇賞秋の予想に入る前に、先週行われた菊花賞の結果について書かせて頂きます。

僕の予想▼

結果▼

1着:コントレイル◎
2着:アリストテレス
3着:サトノフラッグ
ーーーーーーーーーー
4着:ディープボンド☆
7着:ヴェルトライゼンデ◯
8着:ヴァルコス▲
11着:マンオブスピリット△
16着:レクセランス△

ゴリッゴリの本命◎コントレイル以外の2,3着馬が全て無印という完敗。
コントレイルが強いのはわかってましたが、アリストテレスがまさかあそこまで強いとは…
サトノフラッグも最後頑張って伸びたようですし、各馬の強さを全然把握できてませんでした。

参考記事▼
菊花賞2020を過去傾向・注目馬・展開から予想

2020競馬予想成績
的中:13/45(29%)
購入:74900円
払戻:36020円
回収率:48%

今年のレースも残り僅かとなってきましたが、夏競馬でグダグダになった成績は戻ってきそうにありませんね…
とにかく最後までキッチリやりきりましょう!

2|天皇賞秋-レース概要

11月1日(日)
3歳以上・東京/芝2000m

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1コーナー奥のポケットからスタートし、2コーナーまでの距離はおよそ130m。
多頭数の外枠は不利となる。
2~3歳戦、下級条件ではスローに流れて先行馬が活躍するシーンもあるが、クラスが上がると差し馬が台頭。
スローに流れても逃げ残りは難しくなってくる。
当該コースで天皇賞(秋)、フローラSの2重賞が行われるが、天皇賞は上がり最速馬が活躍。
また、連続開催が行われる序盤は馬場状態をキープするためか、芝丈も長く、差しの効く傾向がみられる。
瞬発力と地力がより求められてくるコースだ。

3|天皇賞秋-過去傾向

過去のレース傾向▼(競馬ラボより)

【枠順】

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内〜真ん中付近(特に4枠)の成績が良いのですが、3枠は連対ゼロの死に枠なので注意。
7,8枠は一見不振に見えますが、人気薄の激走が多いので何も考えずに消すのは危険かと。

【人気】

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1番人気は結構信頼できる成績で、2番人気も強いです。
が、3番人気が案外な成績に。
(3枠の成績も悪いので『3』には気をつけた方が良さげ)
強いのは4〜6人気の中穴ゾーンなので、人気馬→中穴へ流すパターンが基本になるのかなと。
7番人気以下の穴馬も稀に馬券に絡みますので、ノーマークは危険ですね。

【年齢】

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本格化を迎えてる4,5歳馬が馬券の中心で、3,6歳馬はちょっと弱い傾向にありますね。
今年は3歳馬がいませんので、そこは悩まずに済みそうですが、6歳馬が結構いますのでどうなんでしょう…
6歳馬で唯一馬券になった馬はエイシンフラッシュでリピーター馬でした。
(今回で言うとキセキが6歳馬&リピーター)

【脚質・上がり】

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4角位置
[3-5-3-0]1〜4番手
[3-2-1-0]5〜8番手
[4-2-2-0]9〜12番手
[0-1-4-0]13番手以下

2016年以前で見ると中団から上がり最速の脚を使った差し馬の好走が多いレースでしたが、ここ近年では馬場の高速化の影響か前目のポジションから速い上がりを使える馬の好走が多くなってます。

上がり3F
[4-4-3-3]1位
[4-1-1-2]2位
[0-2-0-7]3位
[1-0-2-18]4,5位
[1-3-4-107]6位以下
ーーーーーーーーーー
[8-7-4-12]1〜3位
[2-3-6-125]4位以下

瞬発力勝負になることが多い東京2000mということで、上がり1,2位の成績が優秀なレースとなってます。
3着で見ると上がり4位以下が結構絡むので、先行馬の3着は考えておいた方が良さそうです。

【前走】

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前走レース
[3-3-5-42]毎日王冠(G2/東京1800)
[2-3-2-16]宝塚記念(G1/阪神2200)
[2-1-1-15]札幌記念(G2/札幌2000)
[1-2-0-3]安田記念(G1/東京1600)
[1-0-0-25]オールカマー(G2/中山2200)
前走クラス
[3-5-3-25]G1
[7-5-7-97]G2
[0-0-0-9]G3
[0-0-0-3]OP

春G1の宝塚記念・安田記念組と夏G2の毎日王冠・札幌記念組がほとんどとなってます。
G3以下のレースから馬券に絡む事はほぼなさそうですが…

前走着順
[3-4-4-27]1着
[3-0-2-17]2着
[2-1-2-17]3着
[0-0-0-15]4着
[0-1-2-3]5着
[2-2-1-36]6〜9着
[0-2-0-23]10着以下
ーーーーーーーーーー
[8-5-8-61]1〜3着
[2-5-2-59]4着以下
前走人気
[7-4-2-8]1人気
[1-3-3-14]2人気
[0-2-0-17]3人気
[0-0-2-15]4人気
[1-0-0-13]5人気
[1-1-3-43]6〜9人気
[0-0-0-15]10人気以下
ーーーーーーーーーー
[8-9-5-39]1〜3人気
[2-1-5-58]4人気以下

前走3着以内で力を見せてる馬の成績が良いですね。
前走凡走の場合でも、上位人気に推されていた場合は巻き返してきますので注意が必要です。
とにかく『前走1番人気』が強いです。

前走距離
[1-2-0-6]1600m
[3-3-5-43]1800m
[2-1-1-26]2000m
[3-4-3-42]2200m
[1-0-0-15]2400m
[0-0-1-4]3200m
ーーーーーーーーーー
[4-5-5-49]今回距離延長
[2-1-1-26]同距離
[4-4-4-63]今回距離短縮

前走1800〜2200m組の好走が多いレースとなってます。
1600m組は数は少ないですが率で見ると優秀です。
距離延長or短縮についてはあまり差はないようです。

前走開催場所
[2-1-1-14]札幌
[0-0-1-10]新潟
[4-5-5-49]東京
[1-1-0-21]中山
[1-0-1-18]京都
[2-3-2-19]阪神

札幌・東京・阪神組の成績が良いです

【まとめる】
[枠順]
内枠優勢だが3枠は死に枠
7,8枠は人気薄の好走多い
[人気]
1,2番人気が優秀
4〜6人気の中穴ゾーンが好走多い
[年齢]
4,5歳馬が優秀
[4角位置]
昔は中団からの差し馬優勢
最近は前目から速い上がりを使う馬が強い
[上がり3F]
上がり1,2位が優秀
3着には上がり4位以下も絡む
[前走レース・前走クラス]
宝塚記念・安田記念組か毎日王冠・札幌記念組が優秀
G3以下は弱い
[前走着順・前走人気]
前走3着以内が優秀
前走上位人気(特に1番人気)が強い
[前走距離]
1600〜2200m組が強い
[前走開催場所]
札幌・東京・阪神組が強い

4|天皇賞秋-無料予想紹介

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先週ついにやりました…
無料3連複予想で見事に牡馬三冠的中!
(乗っかっただけの僕が偉そうに自慢することじゃないですがw)
菊花賞-無料3連複予想▼

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比較的堅めの決着でしたが、コントレイルを1頭目にして、2頭目にアリストテレス&サトノフラッグを入れて完璧的中。

日本ダービー&皐月賞-無料3連複予想▼

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日本ダービーは前レース凡走で人気を落としたヴェルトライゼンデ、皐月賞では距離不安のガロアクリークをしっかり押さえて高配当。
春のG1からココの予想にはホントお世話になりっぱなしですw

春G1無料予想▼

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僕みたいに無料予想に少額で乗っかるも良し、軸馬・穴馬・消し馬の参考にするも良し、3連単予想を購入してみても良し、と使い方は自由ですので、気になった方は一度チェックしてみてはいかがでしょうか?

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5|天皇賞秋-出走馬・注目馬

出走予定馬▼(競馬ラボより)

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平均ペース
前半3F-35.9秒、後半3F-35.3秒
前半5F-59.6秒、後半5F-59.2秒

2010〜2013年のペースが速く、昨年はアエロリット、一昨年はキセキとテンが速い逃げ馬だったので上に書いた平均ペースの前半3F-35.9秒というのは結構速めで、実際は36秒台前半ぐらいが平均と考えて良さそう。

毎日王冠の時と同じような内容だが、スタート後すぐに左カーブがあるせいか最初の1F目が極端に遅くなる。
そのせいで『前半が遅くて後半が速い』というスローペース扱いにはなるが、2F目からは11秒台後半を連続している事が多い。

という事で、極端なスローペース想定ではなく、そこそこのペースでもラスト直線で良い脚を使える馬に注目して見ていきたいところ。

【注目馬】

7枠9番アーモンドアイ牝5(ルメール)
戦績[9-2-1-1]のロードカナロア産駒
東京[5-1-1-0]2000m[2-0-0-0]
左回り[6-2-1-0]

主な戦績
2020
安田記念(G1/東京1600)-2着
Vマイル(G1/東京1600)-1着
2019
天皇賞秋(G1/東京2000)-1着
安田記念(G1/東京1600)-3着
ドバイターフ(G1/アラブ1800)-1着
2018
ジャパンC(G1/東京2400)-1着
秋華賞(G1/京都2000)-1着
優駿牝馬(G1/東京2400)-1着
桜花賞(G1/阪神1600)-1着

前走:安田記念(G1/東京1600)
スタートでちょっと遅れる
1000m-57.3秒を11番手で追走、4コーナーで外を回して直線追い込んで2着

相変わらずとんでもない成績で、書いてて気持ちよくなる馬ですねw

前走はグランアレグリアの恐ろしいまでの末脚に完敗してしまいましたが、スタートで後手を踏む&4コーナーで外を回して直線で若干進路確保に戸惑ったという内容のなか、インディチャンプを差して2着ですので、それほど悲観する走りでもなかったのかなと。

今更書く必要は無いかもしれませんが、昨年の天皇賞秋でダノンプレミアム以下を3馬身離して圧勝できるぐらいの馬なので、舞台適性になんら問題はありません。
というか、むしろ得意舞台でしょう。

今回はクロノジェネシスやフィエールマンと言った非常に強い相手との初対決となりますが、過去に天皇賞秋(スロー)やジャパンC(スロー)で驚異的な強さを見せてますので、瞬発力勝負の東京2000mではこの馬に勝つのは難しいんじゃないでしょうか。
(強いくせに斤量が軽いですしw)

前走の安田記念とは違って今回はしっかり休養を挟んできましたし、レース間隔が広いのはこの馬にとってプラス材料ですので、無理に逆らわず素直に本命最有力馬と考えて相手を探したいところです。
【枠順を見て】
ちょっと成績の良くない外目枠ですが…
少頭数ですし前が詰まりにくいと考えれば。
【評価】A

6枠7番クロノジェネシス牝4(北村友)
戦績[6-2-2-1]のバゴ産駒
東京[2-0-1-0]2000m[1-1-0-0]
左回り[2-0-1-0]

主な戦績
2020
宝塚記念(G1/阪神2200)-1着
大阪杯(G1/阪神2000)-2着
京都記念(G2/京都2200)-1着
2019
秋華賞(G1/京都2000)-1着
オークス(G1/東京2400)-3着
桜花賞(G1/阪神1600)-3着

前走:宝塚記念(G1/阪神2200)
1000m-1:00.0秒を7番手で追走、4コーナーで外を回して直線突き抜けて6馬身差で圧勝

前走は道中・4コーナーともに外側を走りながらも直線凄まじい伸びで2着キセキに6馬身、3,4着のモズベッロ&サートゥルナーリアに11馬身の差をつけての勝ちなので強いなんてもんじゃなかったですね。
(直前の雨でこの馬の得意な馬場になったとは言えそれでも強い)

今年は大阪杯(スロー)で香港ヴァーズ2着馬のラッキーライラックと同タイムの2着、京都記念(ミドル)ではジャパンC2着馬のカレンブーケドールに2馬身差をつけての勝利と非常に強い走りを見せてますので、打倒アーモンドアイの最有力候補と考えて良さそう。

ただ、これまで好走しているレースを見ると、スローからの瞬発力勝負というよりかは、前半そこそこの流れ&力の要る馬場での活躍が多い馬なので、そう考えるとアーモンドアイには一歩及ばないのかも…

とは言え、上がり33秒台の決着となったエリザベス女王杯で外を回して勝ち馬ラッキーライラックと同タイム2着ですので、今回も力を見せてくるでしょうし、アーモンドアイ以外にはそう負けないんじゃないかなと…
【枠順を見て】
内3頭が控えそうなのでスタート後は自由にポジションが取れるのかなと
【評価】A−

5枠6番フィエールマン牡5(福永)
戦績[5-2-1-2]のディープインパクト産駒
東京[1-0-0-0]2000m[0-0-1-0]
左回り[1-0-0-0]

主な戦績
2020
天皇賞春(G1/京都3200)-1着
2019
札幌記念(G2/札幌2000)-3着
天皇賞春(G1/京都3200)-1着
AJCC(G2/中山2200)-2着
2018
菊花賞(G1/京都3000)-1着

前走:天皇賞春(G1/京都3200)
1000m-1:03.0秒を8番手で追走、4コーナーで外を回して直線一気に追い込んで1着

前走は天皇賞春2連覇がかかったレースで、ラスト直線素晴らしい脚で差し切って見事に優勝し、最強ステイヤーの座を守りました。

その前の有馬記念(ハイ)では、4コーナーでアーモンドアイを真っ向勝負で倒しにいって差し決着の展開に泣いて4着。
アレは着順以上に強い競馬だったと考えます。

勝利レースが天皇賞春(スロー)と菊花賞(スロー)という事で、前半〜中盤でしっかり溜めてのラスト末脚勝負には滅法強いと考えますが、最初の1F目以外はそこそこ流れる今回のレースへの適性はどうなのか…

札幌記念(ミドル)が同距離の2000mで、最後届かずの3着となってますので中距離はちょっと苦手な印象を受けますが、アレはアレで直線で内を走った馬が着順上位のなかで1頭だけ大外を上がり1位の脚で伸びてましたし。

前走予定していたオールカマーを発熱で回避し、新馬戦以来の東京コースでの大舞台と臨戦過程やコース適性にやや疑問が残りますが、強い馬なのは間違いないので非常に悩まされる1頭だと思います。
【枠順を見て】
おそらく後方からになるのであまり枠は関係ないような
【評価】B

4枠4番ダノンキングリー牡4(戸崎)
戦績[5-1-1-2]のディープインパクト産駒
東京[3-1-0-1]2000m[0-0-2-0]
左回り[3-1-0-1]

主な戦績
2020
大阪杯(G1/阪神2000)-3着
中山記念(G2/中山1800)-1着
2019
毎日王冠(G2/東京1800)-1着
日本ダービー(G1/東京2400)-2着
皐月賞(G1/中山2000)-3着
共同通信杯(G3/東京1800)-1着

前走:安田記念(G1/東京1600)
1000m-57.3秒を6番手で追走、4コーナーで中目を回して直線伸び切れず7着

前走は道中を内側の好位で進めてラスト直線ここから!という所で若干進路を塞がれてスピードに乗り切れてなかったように見えますね。

大阪杯(スロー)で逃げてラッキーライラック&クロノジェネシスと0.1秒差の3着。
スローペース表記ではありますが、終始速めのペースを刻んでましたのでコース形態は違えど今回のレースに似た展開を逃げて3着に残したのは強かったと考えます。

また、昨年の毎日王冠(スロー)では天皇賞秋で3着となるアエロリットを相手に、出遅れながらも最後方から大外を上がり33.4秒のえげつない脚で差し切り勝ちと東京の高速馬場に高い適性を見せてます。
(斤量54.0のアドバンテージが大きかったとも言える)

おそらくベストは1800mで、2000mはどうなのか?という疑問はありますが、鞍上が毎日王冠で強い走りを見せた戸崎Jですし、休み明け1戦目に強いという事もあり、キレ味のある末脚に期待したくなる1頭だと考えます。
【枠順】
内に入れやすそうな良い枠だと思います
【評価】B+→A

8枠11番ダノンプレミアム牡5(川田)
戦績[6-2-1-3]のディープインパクト産駒
東京[1-1-0-3]2000m[2-1-1-0]
左回り[2-1-0-3]

主な戦績
2020
QエリザベスS(G1/豪州2000)-3着
2019
マイルCS(G1/京都1600)-2着
天皇賞秋(G1/東京2000)-2着

前走:安田記念(G1/東京1600)
1000m-57.3秒を3番手で追走、4コーナーで内を回して直線伸びずで13着

前走は道中を内側前目の好位で追走し、あとは直線勝負!というところで伸び脚を欠いて失速して凡走。
海外遠征の疲れなのか、ちょっとオーバーペースだったのかは不明ですが全くこの馬らしくない走りでしたね…

昨年の天皇賞秋(スロー)では、アーモンドアイにこそ3馬身差で敗れてますが、最内を逃げたアエロリット、後方から脚を伸ばしてきたユーキャンスマイル&ワグネリアンを押さえ込んでの2着と東京2000mでの強さを見せてます。

前走安田記念で大敗からの天皇賞秋出走は昨年と同じパターン。
(安田記念の最後ほとんど追ってないのも同じ)
鞍上はデビュー戦からコンビを組んでいた川田Jに戻りますので、この馬本来の強い走りが見られるかもしれませんね。
【枠順を見て】
1コーナーまでの距離が短いのでポジションが取りにくそうな…
【評価】B+→B

評価ランク(1週前→枠順→追い切り)
アーモンドアイ:A
クロノジェネシス:A−
フィエールマン:B
ダノンキングリー:B+→A(枠◯)
ダノンプレミアム:B+→B(枠×)
※若干の修正があるかもです

6|天皇賞秋-中人気馬考察

6枠8番キセキ牡6(武豊)
戦績[4-6-5-9]のルーラーシップ産駒
東京[0-1-2-1]2000m[2-1-1-0]
左回り[2-1-2-1]

主な戦績
2020
京都大賞典(G2/京都2400)-2着
宝塚記念(G1/阪神2200)-2着
2019
フォワ賞(G2/フランス2400)-3着
宝塚記念(G1/阪神2200)-2着
大阪杯(G1/阪神2000)-2着
2018
ジャパンC(G1/東京2400)-2着
天皇賞秋(G1/東京2000)-3着
毎日王冠(G2/東京1800)-3着
2017
菊花賞(G1/京都3000)-1着
神戸新聞杯(G2/阪神2400)-2着

前走:京都大賞典(G2/京都2400)
1000m-1:00.4秒を17番手で追走、4コーナーで外を回して直線一気に追い込んで2着

前走は無難にスタートを決めて(敢えて遅く出した?)序盤は最後方で溜め、残り1000mあたりからジワジワとペースを上げ、4コーナーで大外を回して直線伸びて2着。
凄く良い言い方をすると、ディープインパクトみたいな走りでしたね。
(最後のスピードは流石に敵いませんがw)

ラップタイムを見るとラスト3Fが11秒台の後半の瞬発力勝負にも見えますが、残り1000mを最後方からグングン加速していたこの馬はラスト4,5Fもなかなかのペースで走ってると考えます。

もともと中距離レースをそこそこ速いペースで逃げてそのまま馬券内に残れるぐらいの高い能力と基礎スピードを持つ馬ですが、天皇賞春と阪神大賞典での出遅れ&暴走でイマイチ信頼しにくいイメージがついてます。

が、長距離レースを度外視すれば、京都大賞典(ミドル)、2020&2019宝塚記念(ハイ&スロー)、大阪杯(スロー)で2着ですし、2018天皇賞秋では3着にもなってるほどの馬です。

スピードと持続力は素晴らしいモノを持ってるので、スパートのタイミングさえ間違えなければラストまで崩れずに良い走りを見せてくれると思うのですが、甘いんでしょうかね…
【枠順を見て】
後方からと考えるとあまり気になりません
後入れの偶数枠は良いですね
【評価】B+

7|天皇賞秋-穴馬考察

3枠3番ダイワキャグニー_セ6(内田)
戦績[8-1-3-13]のキングカメハメハ産駒
東京[8-1-1-8]2000m[2-0-1-6]
左回り[8-1-2-10]

主な戦績
2020
毎日王冠(G2/東京1800)-2着
エプソムC(G3/東京1800)-3着
金鯱賞(G2/中京2000)-3着

勝ちレースの8勝全てが東京コースという東京巧者ですね。

毎日王冠(ハイ)、エプソムC(ハイ)で好走している事から、ハイペースからのラスト消耗戦はなんとかなりそう。
が、いかんせん今回相手となる強豪馬とはレベルというか、能力自体の差が大きく厳しいレースになるのは間違いなさそう。

過去レースを見る限り、2000mは少し長いのかもしれませんが、去勢効果で道中の折り合いがしっかり出来れば、もしかしたらワンチャンあるのかも…

ジャパンCであわや3着か?と思わせてくれたあの走りをもう一度見せて欲しいところです。
【枠順を見て】
前につけやすい良い枠だと思います
【評価】B→B+(枠◯)

8|天皇賞秋-展開・印・買い目

↑前
←内外→
12ジナンボー
3ダイワ
4ダノンキン7クロノ
1ブラス11ダノンプレ
5ウイン9アーモ
6フィエ8キセキ10スカー
2カデナ
↓後

大外からジナンボーがハナへ
ダイワキャグニーが番手につける
ダノンキングリー・クロノジェネシス・ブラストワンピース・ダノンプレミアムあたりが中団前目(超豪華メンバーw)
中団にウインブライトと注目のアーモンドアイ
後方からフィエールマン・キセキ・スカーレットカラー・カデナ

【展開予想】

コレと言った逃げ馬がいないので、溜めてもあまり良いことのなさそうなジナンボーかダイワキャグニーが前へ
(もしかしたらキセキが逃げるかもだが、差し競馬で結果が出てるのでココは控えるかと)

『逃げ馬がいない時こそペースが上がる』
の格言があるので、1F目が緩んだとしても残りのペースはそこそこ速くなると予想

各馬はアーモンドアイの動き出しを気にしながら仕掛けのタイミングを計るが、東京の高速馬場での前残りも気になるところなのでいつまでも待てない。

おそらくキセキ・フィエールマンあたりが3,4コーナーあたりからペースアップしてきて最後は前にいる馬にとっては厳しい消耗戦になる

という事で、消耗戦実績のある先行馬かラスト前がしんどくなって緩んだところをズバッと差してくる馬を狙いたいところ。

【印】

◎7枠9番アーモンドアイ牝5(ルメール)
ガッチガチの1番人気ですが、ここはこの馬でしょう。
前走安田記念ではグランアレグリアに敗れましたが、東京2000mでこの馬に勝てる馬はいません。
なんやかんやで3馬身差で完勝です。

◯6枠7番クロノジェネシス牝4(北村友)
宝塚記念がクッソ強く、リスグラシューと同じような感じで今回アーモンドアイを倒しそうな雰囲気がありますが、東京2000mと考えるとやはり一歩及ばないと考えます。
が、それでも強い事には違いはないので馬券内は堅いんじゃないでしょうか。

▲6枠8番キセキ牡6(武豊)
6歳となり衰えが出てくると思いきや、この馬の持つスピードと持続力はまだまだ健在です。
得意の中距離ですし、今回もレース中盤からスパートして最後まで伸びてくる事を期待してます。

△4枠4番ダノンキングリー牡4(戸崎)
安田記念では残念な結果となりましたが、東京だとサートゥルナーリアに勝つぐらいの馬なので能力は非常に高いです。
鞍上が戸崎Jに戻って2戦目ですし、そろそろ強さを見せてくる頃かと。

△8枠11番ダノンプレミアム牡5(川田)
安田記念の大敗が響いてるのか、人気を落としまくってる気がしますね…
ゆーても昨年の2着馬ですし、そう簡単に崩れる馬では無いと考え、しっかり抑えておきたいところ。

☆3枠3番ダイワキャグニー_セ6(内田)
今回の穴馬はこの馬にします。
実力で考えれば非常に厳しいレースになるのは間違いないでしょう。
ただ、東京の中距離レースでこの馬を切るのが怖いんですw

【買い目】
3連単フォーメーション
◎→◯▲△△→◯▲△△☆(16通り各100円)

ガッチガチの大本命◎アーモンドアイを1着固定で、2,3着に各印馬(ダイワキャグニーは3着まで)で勝負します。

9|おわりに

デアリングタクト&コントレイルが同時に無敗の三冠を達成の興奮が冷める前に、古馬による最強馬決定戦が始まります。

現役牝馬最強クラスのアーモンドアイとクロノジェネシス、どちらかが必ず負けると考えるとちょっと見たくないような気もするのですがw

各馬・鞍上・陣営の意地のぶつかり合いを楽しみつつ、出来るだけ馬券を的中できるように頑張っていきたいところですね!

また、Twitterの方でも当日に買い目&結果をツイートしてますので、もし良かったらチェックしてみて下さい!

最近は平場のレースや地方競馬にも手を出していて、勝ったり負けたりのツイートをしてますので、そっちの方のグダグダっぷりも見て頂ければ嬉しいですw

Twitterアカウントへ

以上です、最後まで読んで頂きありがとうございました。

最後まで読んで頂きありがとうございました。 少しでも皆様のお役に立てれば嬉しいです🙇‍♂️