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【読書ログ】 『自分を信じて生きる』 松木 正

こんばんは。
月初なのに、珍しく早くお仕事が終わり・・・ちょっぴり上機嫌な凛です。せっかくなので、先週末からコツコツ読んでいた本を読み進めました。


ということで、本日も読書ログを。
今回は、いつもと少しテイストの違う本です。
ちなみに、Kindleがないので、久しぶりに紙の本で読みました!

私、好きなんですよ・・・こういうテーマ。
「より良く生きるには?」とか「”自分”ってなんだろう?」とか・・・深いというか、突き詰めて考えようと思えば、いくらでも考えられちゃうお話というか。
たぶんきっと・・・「考える」のが好きなのかもしれませんね。

さて、話が逸れましたが、この本とは知人の紹介で出会ったんです。
「こういうテーマ、好き!」というのもあって、タイトルで即買いでした。

最初の自己紹介でも書きましたが、私は小説は絵が浮かぶので好きですが、そうじゃない本は、ちょっぴり読むのが苦手で、時間がかかります。
が、この本はすーーっと吸い込まれるように読んでしまって、気がつけば読み終わっていました(笑)。
ということで、「とっても読みやすい!」というのが、まずひとつ。


それ以外だと、著者の松木さんがインディアンの生き方から学んだことを、いろいろな角度からお話してくださっていて、どのエピソード・どの言葉もすごく刺さるし、考えさせられました。

私が特に印象に残ったのは、このお話。

「助けて!」と言えますか?

ここでは、「みんな鬼ごっこ」というゲームのお話が出てきます。

「みんな鬼ごっこ」では、普通の鬼ごっこと同じく「鬼に背中をタッチされると負け」ではあるのですが、参加者全員が鬼になります。
鬼から逃げながら、鬼として他の人を追いかけるイメージですね。
ということで・・・これだと、速攻で終わります。

では、この「みんな鬼ごっこ」に、アウトになっても、「助けてくれ〜!」という魔法の言葉で復活できるルールを追加してみたらどうでしょう。
アウトになっても、「助けてくれ〜!」のひとことで、またゲームに参加できるので、ゲームは延々と続きます。

不思議ですよね。
さっきは同じゲームが一瞬にして終わってしまったのに、ひとことがあるだけで、永遠に続く。
『助けてくれ』というたったひとことですよ。

松木 正『自分を信じて生きる』より引用

この言葉、なんだかハッとしませんか・・・?

私は「助けを求める」のは、正直かなり苦手です。

「断られたらどうしよう」
「弱いヤツ、できないヤツと思われたらどうしよう」

と心配しちゃって、結局自分でなんとかしようとしてしまいます。

だけど・・・
「助け合う」からこそ、道は続いていくし、長く走れる。
そしてそれは、自分のためだけではなく、周りにとっても良いことなんですよね…!

その章の最後にも出てきますが、

「他人に助けを求めてはいけない」だと、「自立」ではなく、「孤立」。

「ヘルプを求められることこそ、自立」は、私にとってなんだか新鮮でした。


などなど、まだまだ咀嚼しきれていない部分もありますが、学びや発見、考え方の変化・・・などがたくさんあった、とても素敵な本でした。

せっかく久しぶりに紙の本を買ったので、繰り返し読みながら、胸に刻んでいきたいものです^^


次はどんな本を読もうかなぁ。
読みたい本のメモ書きをたくさん残しているので、少しずつ読んで、また書いていきますね!

本日もお読みいただきまして、ありがとうございました!

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