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過去を甘美なものに

(自問自答ガールことはじめ。あきやさん講演後、ウィッシュリストに取り掛かるものの全然埋まらず…書いてみたものが、ファッションと黒歴史と絡み合うものになってしまったよ、という話です。)

みなさま、今年も宜しくお願いいたします。去年はあきやさん、自問自答ガールズの皆さんから刺激を大いにいただきました。今年も自問自答をしていきましょう。

今年は、私自身の変化がすごく大きいだろうなと想定しています。
仕事きっと変わる。住まいも変わるかも。どこへゆくの私。

ウィッシュリストが、まー書けないこと。。あれがほしい、ここに行きたい、こうなりたい、色々あるはずなのにどうしても手が止まる。気持ちに蓋をしてきて、それをこじ開けるエネルギーが不足しているのかもしれません。

ええっと、とりあえず何か書かなくては…

まず、1・職場で怒らない、と書きました。(ウィッシュリストなのか?)
普段怒鳴り散らしているわけではありません。どちらかというと、ほんわかしているゆるいキャラクターだと思います。余談ですが、菩薩のよう、女神様と呼ばれることもあります。余談終わり。
でも、理不尽(上司が1ヶ月以上蒸発、責任を放棄されこちらへ責任の転嫁など)が非常に多くて去年は何度かぷつっとキレてしまいました。この状況がこの先も続くのかと思うと、無理…。となり、自分の精神を守る観点から退職を決意しました。
いまだに理不尽はたくさんありますが、退職日まで怒らないと決めたので、厳しいボールが飛んでこようが、全て微笑み返しをしようと思います。てへ。

2・自分を不幸にする恋愛をしない(重い…ウィッシュリストっていうか)
去年は辛い恋愛の思い出色になってしまいました。彼と半同棲をしていましたが、何しろ相手が失踪しましたのでね。住んでいたマンションが高く売れたとか言っていました。その後、元住んでいた場所からどこへいったのかも不明です。死んでいる可能性もあります。

恋愛の顛末は誰にも想像できないものです、ですが避けられるといえばできたこと。要は、彼と付き合わないという選択もできた。でも、本気で本当に好きでしたから。致し方ありません。まさかの顛末でしたが、去るものは追いません。

ここから私が得たものは経験です。彼と過ごした時間は、珠玉の時間でした。何にも代え難い幸せな時でした。

これらを経てメタルスライムを毒針で倒したかのごとく、経験値がぐっと増えました。
これを機に、去年後半の私は、映画に美術にファッションに山登りにと、芸術と趣味に溺れることになりました。おかげさまであきやさんや、自問自答ガールズの皆さんにnoteで出会うことができたということでもあります。
ファッションというカテゴリー内で、悩みを共有したり励ましあう暖かな世界を初めて体験しました。

彼はあるアパレルブランドの人でした。私はそのブランドが大好きな女です。
彼とは8年前お店(メンズ店)でお客さんと店員さんという形で出会いました、稲妻に撃たれたかの如く。
デートするとか告白するされるなどなく、当時彼の家に自然に同棲するまで、全く時間がかかりませんでした。

現在、彼の服のお下がりがうちにゴロゴロありますし、彼が蒸発する際に置いていったものも多々あります。
彼と服の趣味がほとんど一緒なので、私たちは双子コーデ状態でした。スニーカーも、デニムも、なにも、かも。バッグも共有だし。

好きな服を着る=彼を着る

彼がもう帰ってこないとわかった後。
思い出と、大好きなブランドとのはざまで、捨てるか否か心が大変揺れました。いまだに揺れてはいますが、半分くらいは処分しました。
いまもそのアパレルブランドは大好きです。でも手放しで「だーいすき」と言えなくなってしまった自分がいます。ブランドは、何も悪くありませんので傷が癒えましたら「だーいすき」と再び言えるようになると思います。


上司といい、恋人といい、私にとって重要な人物が突如蒸発したり、飼い猫が急死したり、思い出すと、うっ。。となってしまう一年でした。でも抉られた分だけ、芸術、ファッション、趣味に溺れました。

黒歴史といえる去年。どろどろとして目を背けたい過去。

でも、思い出として認めます。たとえ今は美しいと思えなくても、いつか、美しい思い出になる。私は漆黒の美しさを知っている。
私に闇があってもいいじゃない。

過去とは、破り捨ててどうにかなるものもあるけど、そうもいかないものもある。今年は、過去を、ひきずるのではなく、甘美なものとして自分のエッセンスにしていきたい。

マックスファクターのCM(20年前!)で、松嶋菜々子さんの吹っ切れた表情を思い出しました。辛い思いをしても、ぐっと前を向く顔。私もこうゆう顔をして歩きたい。


 

軽やかなウィッシュリストになろうかと思ったら、最初に黒い泥が出てきました笑

でも書けてよかった、引っ張り出して、客観視して、解決を探るプロセスが、歩みの遅いわたしには大事なことのように思えました。
もっと書いて浄化します。

今年も宜しくお願い致します。



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