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【摂食障害】摂食障害と上手く付き合っていく(終)

前回↓


カウンセリングに通い始めて約1年半後、気づけば食に対しての執着心が減りつつあることに気が付きました。

理由としては、新しい趣味ができたこと。単純に過食に疲れたこと。時間が解決させてくれたこと。

現実に目を向けるのは辛かったので、アニメや漫画、ゲームを夢中でやりました。中でも助けられたのがアニメゲーム

現実逃避にはぴったりの世界でした。今まではあまり2次元に馴染みのなかった私ですが、この頃は様々なアニメを見ました。何も考えなくて済むように、朝から晩まで、ずっとアニメ。そして役者を育てる育成ゲームにもハマりました。

こうして新しく依存先を見つけたことから食への執着心は減っていき、徐々に体重も自然に減っていきました。たまに過食欲に襲われることもありましたが、その時は我慢せず、好きなものを食べました。コンビニへ行くときは金額を決めてから買い物に行ったりもしましたが、この方法は合う合わないがあるかと思います。

新しい趣味ができ、共通の友人もできたころ、カウンセリングに通っている意味が分からなくなり、自己判断でカウンセリングに行くのをやめました。これは間違った判断なので真似しないようにしてください。

私は時間新しい趣味によって摂食障害はだいぶ落ち着きました。しばらくは白米への恐怖心があり、白米だけは食べることができませんでしたが、今では美味しくいただけています。長期戦になりましたが、もっと時間の掛かる方、もっと早くに克服できる方、個人差はあります。

克服したかどうかは、自分なりの考え次第だったりするのでしょうか?

完治したと言えるほどではないのですが、約8年間経った今は摂食障害と上手く付き合っていると思っています。これからも摂食障害と上手く付き合っていく日々です。

お腹すいた、お腹いっぱい、美味しい。楽しい。そういったことが感じられるのは、幸せなことなんだ、と実感しました。


合併症も色々あり、こんな経験、金輪際お断りです。今でも後悔している部分がたくさんあります。でも、摂食障害になって初めて気がつくこともありました。同じような、私よりももっと苦しい思いをしている人がすごくたくさんいること、人は見た目で判断できない。言葉は人の人生を変えてしまうことがあること。他にもたくさんあります、たぶん。

今までよりかは、人の気持ちについて考えようとする努力ができるようになったかな?なんて思います。

ひとつの経験として良かった…なんて嘘でも言いませんが、確実に学んだこともたくさんありました。おまけに食事の栄養やバランス、糖質、脂質、タンパク質についての知識が少しつきました。拒食症の時に色々調べたからですね…




ここまで読んでいただき、ありがとうございました。


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摂食障害】についての本編記事はこれで終わりです。番外編や追記などは後々別生地でアップしていきます。




現在(病気など)については、今後記事にしていく予定です。










人の容姿にわざわざ口を出す方やアイドルや芸能人の方へ「太ったね」「痩せたね」は伝える必要があるのでしょうか?「痩せて可愛くなった!」これもあまり好まない方もいるのではないでしょうか?痩せてないと可愛くないの?そう勘違いさせてしまうこともあると思います。アイドル等の握手会、お話会でそういったことを直接言う方。少し待った!と言いたいです。人の好みは様々だし、思うことはあるのは当然かもしれませんが、それをわざわざ言葉や文字にして伝える必要はあるのでしょうか。でも、そういうことでストレスを発散したり、言わないと生きてられない方もいるのかと思うと…やるせない気持ちでいっぱいになります。どうしたらいいんだろう。自分大好き!くらいの気持ちがちょうどいいんですかね?自分のことが大好きだったら、なんだかそれで救われる気がします。なんて。最後はこんな終わりになりました。


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