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今日から始めるカミカミ習慣!食事の時にしっかり噛むことで得られる効果とは?

現代は日々、時間に追われ食事をする時間も短くなっています。
食事内容はもちろんですが、しっかり食べ物を噛むことで健康維持につながります。
今回はしっかり噛むことで得られる効果についてまとめてみました。

しっかり噛むことで得られる効果とは?

合言葉は「ひみこの歯がいーぜ」

ひ:肥満防止
満腹中枢が刺激されて食べすぎ防止になります
み:味覚の発達
食材の味、そのものを感じることができます
こ:言葉の発達 
あごが発達し、発音がしっかりします
の:脳の働きが活発になる
よく噛むことで脳が刺激され活発になります
歯:歯の病気を防ぐ
唾液には虫歯、歯周病を防ぐ効果があります
が:がんを防ぐ
唾液には発がん性を抑える効果があると言われています
いー:胃腸の働きを高める
消化吸収を抑制し、胃腸の働きをよくします
ぜ:全身の体力向上
歯を食いしばることで全身に力が入るようになります

弥生時代の卑弥呼はよく噛んでいたと考えられています。
現代の食事に比べて噛む回数、食事時間も6倍以上だったそうです。
現代は噛む回数も食事の時間もとても短くなりました。

どうすれば噛む回数が増えるのか

どうすれば噛む回数が増えるのかまとめてみました。

・噛みごたえのある食材を選ぶ
 食物繊維が多い食材:根菜類、きのこ類、など
 弾力のある食材:こんにゃく、たこなど
・薄味にする
 味が薄いので食材の味を味わおうとする
・一口を少なくする
 口いっぱいに食べ物を入れない
・料理方法の工夫をする
 煮物より焼き物、生野菜などは噛む回数が増える
・ながら食いをしない
 食事の時間の時はスマホやテレビを見ないで集中して食べる

「噛む」と「噛める」がとても重要

噛むためには噛める歯を維持しておくこともとても重要です。
8020運動をご存じでしょうか?
80歳になっても20本以上自分の歯を保とうという運動です。
しっかり食べ物を噛む歯を維持することで、噛む習慣を続けることができます。
歯の健康維持のためには定期健診がとても重要です。

まとめ

体の健康=歯の健康

食事の時間が短いと感じたら…
噛む習慣を始めてみませんか?
噛むことで得られる8つの効果。
ひみこの歯がいーぜ」が合言葉です。
何歳になっても食事を楽しめるように噛む習慣を続けていきましょう。

〇引用文献一覧

ゆっくり食べる:農林水産省 (maff.go.jp)
8020推進財団 (8020zaidan.or.jp)
ひみこのはがいーぜ - 月刊「学校の食事」:学校食事研究会公式HP (gakkounosyokuji.
速食いと肥満の関係 -食べ物をよく「噛むこと」「噛めること」 | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)
歯の喪失の原因 | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)

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