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大切な人の〝ただ聞いて欲しい悩み〟を上手く聞けるようになりたいINTJの話

会話の不得意分野がある。

「相手が解決策のない悩み(ジレンマ)を抱えていて、それをとにかく聞いて欲しい時」

ここで強調しておきたい点は2つ。
1つは、相手が自分にとって大切な存在(身内や恋人)であるという前提
自分が他人と認識している人からの話も聞くことはもちろんあるが、割とサラッと受け流している。だから、今回の話にはあまり関係がない。

もう1つは、そういう話が嫌いなのではなく、不得意であるという点。
嫌いどころか、出来ることなら私が話を聞くことで相手の気持ちが少しでも楽になればいいなとすら思っている。
でも、毎回、
「やっぱ私、こういう話を聞くの下手だな……どうすれば良かったのかな〜誰かお手本を見せてくれ〜」
と後で悶々としている。
上手くなりたいという気持ちはあって、模索はし続けているが、イマイチ成長している感覚がない。

相手の話を最後まで聞いた上で、私の中で「これは考えたところで現時点で明確な解決策はないな」と判断したら、その後何を言えばいいのかよく分からなくなる
相手が悩み苦しんでいるのは分かるし、共感はしている(つもり)なので、「それは難しい問題だね。苦しいね」と本心で声はかけるのだが、それ以上の気の利いた言葉が思いつかない。相手が私にどういう言葉を求めているのかも分からないので、モゴモゴしてしまう。
そもそも相手は私に言って欲しい言葉もないし、何も求めていないのかもしれない。本当に聞いて欲しいだけなのかもしれない。
それでもなんかこう、他の人だったらもっと上手くやるような気がするし、ただ聞くだけにしても、私の反応の仕方は下手な気がする。相手が実際どう感じているかは分からないけれど、とにかく私自身はあまり上手く出来ていないと感じる。

精神的な寄り添いとか共感の〝表現〟が下手なのかもしれない。共感はしているし、寄り添いたい気持ちもあるのにその表現が上手く出来なくて歯がゆいのかも。

せっかく私に自分の悩みを打ち明けてくれたのに、「話さなきゃ良かったな」とか「話した意味なかったな」と思ってたら、嫌だなと思う。
これは相手に対して申し訳ないという感情ではなく、自分のやりたいことが上手くやれていないから嫌だなという気持ち。
つまり、私は相手が私に何かを話すからには「話してよかった」と思って欲しい
それと同時に、別にこれは相手は求めていないのかもしれないが、自分としては大切な人に対して自分の共感や寄り添いの気持ちの表現をしたい
しかし、今のところどちらも上手く出来ていないように感じるので悔しいな、というお話。
やはり練習あるのみだろうか。

少なくとも、私の大切な人たちが「解決策のない誰かに話したいだけの悩み」を私に話さなくなる前に上手くなりたいな……




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