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保育園から保育士が消える近未来

今日の記事は、こちらのまつひろさんの記事を読んで、私も思うところがあって書きました。

日本でもあちこちで生身の人がいなくなっています。
レストランで食事をしようとするとロボットに配膳されます。それよりとっくの昔に、電車に乗る場面で、改札の人は消えました。私がこどもの頃は、改札で駅員さんが切符にはさみをチョンと入れていました。この話を子どもにすると「効率ワルっ!」と笑われますが💦(あれいつまでやってたっけ?)あれよあれよと、自動改札になり、長距離切符はえきねっとで買うようになりました。駅で買おうとしても、駅員はどんどんいなくなっていて、みどりの窓口は閉鎖されていってます。自動券売機で自分で操作して購入しなければなりません。操作に困ると、券売機の前でひたすら待ち、リモートで一括案内している人が、モニターの向こう側にでてきます。

「テクノロジー・AIの発展でなくなる仕事、なくならない仕事」というのが少し前に話題になりました。保育士はなくならない仕事の方に入っていました。その時には、私もそう思っていましたが、最近はそれもどうだかわからないなと個人的に思うようになりました。自分が働いている園の保育士たちの保育の様子を見ていて、そう思うようになりました。保育士だって、可能な部分はどんどんAIが代わりに保育をするようになるんだろうな(もう一部そうなっているし)…という近未来が見えるからです。

そのうち、生身の保育士に保育してもらえるのは、一部の人だけになるかもしれません。そのうちというより、すでにそれは始まっているかもしれません。私はその始まりの中にいるかもしれない、気づいていなかっただけで、もっと先の自分が振り返ったときに「あぁ、あのときだったな」と思うような、今がその時である気がしています。生身の人間に保育されるのは、「その選択肢を持ち、選ぶことができる人」だけになるのかもしれません。選んだのか選ばれたのか…そこらへんはわかりませんが。だいたい、保育は生身の人間のほうが良いか、AIのほうが良いか、時々私にはわからなくなる時さえあります。

私の目の前では、保育がどんなことになっているのか…書いてみようと思います。私は小さな現実をお話するだけしかできません。読んでくださった方がそれぞれに考えるきっかけになったらいいなと思います。



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