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ミニマムアクセス米を知りたい。

1993年 冷害による不作で米騒動

外国産米緊急輸入。外食レストランなどで、タイ米が食べられた。タイ米は癖がなく、味の濃いお米にはマッチ。パエリアがはやった。

1994年 ウルグアイ・ラウンド自由貿易交渉

例外なき関税化を日本は拒否。コメについては、関税化を拒否し、その代わり、ミニマムアクセス米を輸入することを決めた。

ミニマムアクセス米は政府が買い入れ、政府が扱うおコメ。日本の米の輸入量の最低ライン。これ以上は輸入しなさいという取り決め。

1995年 ミニマムアクセス米輸入開始

輸入量は、国内生産量の3%くらいで、年々増やしていき8%まで上げていくことを約束した。それまでは日本はほとんど輸入していなかった。日本の米と海外の米では価格競争に負けるから。

輸入したコメは、ごはんとして食べる「食用」、米粉などに加工して使う「加工用」、発展途上国に送る「援助用」、家畜の餌にする「飼料用」に分配される。最近は飼料用が多い。

1995年 食糧法(食料需要価格安定法)

この法律の目的は、米の需給と価格の安定。

内容は、政府によるコメの管理を廃止し、生産や流通の部分で市場の原理を導入した。今までは、政府がすべての米を買い入れていたが、民間業者が入れるようになったということ。政府が買い取るのは政府備蓄米だけになった。

1、政府が管理するコメは、備蓄、価格の安定に関与する計画流通米のみ
2、ヤミ米OK
3、自主流通米は市場価格
4、集荷、販売業者は許可制→登録制。新規参入OK
5、計画的な食糧備蓄を
6、政府への米の売渡は要らない→自由にコメを販売できる

1999年 コメの関税化

結局、コメに関税をかけ、自由に貿易できるようになった。私はまだ、「関税」というものが分かっていないので、教えてほしい。ただ、関税化されても、ミニマムアクセス米は2022年現在も続いている。

まだまだ分からないことが多い。

1.今、日本はコメをどれぐらい輸入しているのか?
2.どんな流通経路で輸入しているのか?
3.ミニマムアクセス米の処理にかかるお金
4.安い海外の米を入れると、日本の農家は本当に困るのか?
5.減反を辞めて、積極的に輸出する方法考えよ。

さいごに

コメの流通について興味が出てきたし、米農家が米を作りたいのに作れないという現状をどうにか打開したい。

現状を把握し、何か策を考えてみる。ぞ。!


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