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一升餅と赤ちゃんのハイハイの重要性

おはようございます。

関東も雨がザーザーです!通勤通学お気をつけて。

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「一升餅」は1歳の誕生日の祝いに欠かせないものです。

地区によって違いがあるようなんですが、私が生まれ育ったところでは1歳になる前に歩いてしまったときに一升餅を背負わせていました。早くに歩き始めてしまうと家を離れてしまうからという意味合いで背負わせているそうです。

現在は1歳の誕生を祝い、「一生食べ物に困らないように」「一生健康でいられるように」「一生幸せでいられるように」と願いを込めて行われるのが一般的なようです。


昔から「早く歩くこと」への警鐘があったのだと個人的には思います。

赤ちゃんは徐々に運動機能、体幹を鍛えています。動けない世界から体幹を鍛え首を上げ寝返りをし、腕の力で進み、腕と足を交互に使い進んでいくようになります。

ここで「ハイハイ」期間が未熟だとどうなるか。

体がうまく使えない、不器用な運動機能になっていってしまいます。ハイハイで進むには上手に手足を交互に使うことですがそこが未熟のまま立つことに移行してしまうと「右」「左」「上」「下」の感覚に弱くなりぱっと聞かれたとき右と左がどちらか考えてしまったり行進のときに手足が一緒に出てしまったり、足のあげている感覚が鈍いとつまづいてしまったり頭をよくぶつけたりと‥。

ハイハイ期って本当にドキドキするんですよね。びっくりする位進んでいたり段差から落ちそうになっていたり!なにか見つけて口に運ぼうとしてたり!

それでも環境を整えてハイハイを安全にできるところで思う存分鍛えてほしいなと思います。

危ないからと言って歩行器に入れたり、縦型の抱っこ紐で抱っこして疲れた時に赤ちゃんの足を床につけたりと長くしていると足が鍛えられてしまいハイハイ期を飛び越えてつかまり立ちしてしまう恐れがあります。

そうなると手の機能のほうが未熟で足と連動する前に歩きだしてしまうので体の使い方に未熟なところ、未発達なところが出てきてしまいます。

昔のような日本住宅の続き間の和室があるお家は少なくなってきたとともに運動機能が鍛えられる環境を得なかった赤ちゃんも増えているのかなと思います。

余談ですが私も年子の兄弟がいたため歩行器にすぐ入れていたそうです。足は動きますが手はテーブルのようなところに置いたままで使わず進めますよね。

前出の症状のほか、体の距離感がわからずひどいときは飲み物を飲むときに口までいってないのに傾けてしまいこぼすみたいな恥ずかしいこともあります。。

赤ちゃんの成長は急がず。周りの子の発達と比べない。赤ちゃん自身の成長を見守ってお母さんは焦らないでくださいね。