【気を流す体操教室】感想 on May 20, 2024
長崎県諫早市のリラクゼーションサロン 結葉-ゆいは-のセラピスト、Grace 京子です。
2024年4月より月1回、Salon de Noahさんを講師にお招きして、『気を流す体操教室』なるものを、諫早市内で始めました。
(↑開催日はインスタ@yuiha_salon_23にてご確認ください♡)
本日は2回目の開催日でしたので、体操中に起きたいろいろや、感じたことを綴っていきたいと思います。
まずは、「『気を流す体操』ってなんぞや?」ってことなんですが、これは、ポーズをとりながら深く呼吸をして、不要な気を流し、必要な気を取り入れ、循環させていく体操です。
私の感覚では、《ヨガ +ストレッチ+呼吸法のハイブリッド》って感じですかね。
全部で15種類のポーズがあるのですが、ポーズをとっていくことで、肩・胸・背中は開き、お腹・腰は骨盤からしっかりと立ち上がり、脚は付け根からひざ裏、足先まで伸びる。
全身がくまなく開かれ、エネルギーの循環が促されていく、そんな構成になっています。
エネルギーの循環とともに、カーッとめちゃくちゃ暑くなったり、かと思えば、すーっと抜けて冷えてきたりを感じられるのも、この体操の特徴かなと思います。
さてさて。
第2回目の本日。
参加者が全員セラピストでしたので、Salon de Noahさんの導きで、「短い時間でがっと気を回していく」という、ちょいハード目のチャレンジをしました。
いつもは1ポーズを5分キープするところ、集中して3分ずつ全力でやる、というものです。
1ポーズを5分キープするのは、すごくきつくて、腕がプルプルなったり、早く膝を曲げたいよーって感じたり、くじけそうになることも。
だから、「今日は3分ずつね、3分ならいける!」って思いながら始まった、気を流す体操。
2ポーズ目を終えたときに、Salon de Noahさんから、「京子さん、ここまでやってどんな感じですか?」と尋ねられました。
私が「いつもよりは、きつくないです」と伝えると、
「では、もっと全力でやってみましょう」
「もっと腕を上げてみたり、呼吸をより深くしてみたり」
「きつくないということは、もっとできるということでもあります」
との答えが返ってきました。
むむむ・・・!確かに。
おっしゃる通りではないですか。
「そっか、私、全力でやってなかったんですね(猛省・・・汗)」と答えると、Salon de Noahさんがリーディングをされ、
「んー、京子さんの場合は、”怠惰になっている”というより、”力を出し惜しみしている”ということのようです」とのこと。
さらには「本来の4割しか出せていないと言っています」と。
・・・なんですと!?
持っている力の4割!?
しかもこれ、気を流す体操に限ったことじゃないという。
そんなん、人生全てにおいて、めちゃくちゃもったいないことしてるじゃあないか・・・。
おどろきと共に、「そうなんですか!?無自覚でした・・・。」と答えた直後に、
「あ、そういえば・・・」と浮かんできたことがありました。
私が通っていた小学校は小規模校。学年全員で13人の1クラス編成、全校生で80数人でした。
決して自分を誇示するわけではありませんが、ある程度の学力や、そこそこの運動神経を持ち合わせていた私は、この環境下では、全力を出さなくても、だいたいのことがこなせました。
テストをしても、走っても、登り棒をのぼっても、息切れしない程度に楽しんで一番という感じ。
必要がなかったから、自分の実力を出し切るってことがなかったように思いますし、それゆえに、自分の実力がどれくらいなのか認識もできていなかったように思います。
さらに、教室では「早く課題が終わった人は、勉強が苦手な同級生に教える」ことを求められ、体育の授業や日常生活では「弱さを抱えた人に寄り添う」ことが推奨される。
姉弟の真ん中っ子で、周りの空気を読むのが大得意だったのも加わって、大人が求める優等生役を引き受けるうちに、自分の実力を抑制した状態でいることが当たり前になっていたようなのです。
この傾向は、中学校に上がってから「出る杭は打たれる」的な雰囲気を過剰に感じるようになって、さらに強まったように思います。
・・・体操教室でみんなにこのことを話しながら、
「そっか・・・、いろんな面で自分の頑張りが足りないんだって思ってたけど、私、怠けてたんじゃなくて、自分で自分を抑えていたんだ」
「本来を発揮してなかっただけなんだ」と気づけたとき、
私のインナーチャイルドが反応して、じわっと涙があふれてきました。
Salon de Noahさんが分かってくださったことが嬉しくて、私に気づいてもらえたことも嬉しくて、「やっとわかってもらえた〜」って。
すると、すると。それから後の、体の変化のすごいこと!
「できる最大でやってみよう!」と意識を変えて、その後のポーズをとっていくと、
「腕ってこんなに上がるものだったんだ!」ってくらい上がり、「まだ曲がるの!?」ってくらいにぐんぐん前屈が進み、苦手意識がいちばんあった下半身も「私の体って、こんなに柔らかかったの!?」ってびっくりするくらいに伸びてくれて。
毎日コツコツ柔軟体操を続けていたわけでもないのに、意識ひとつでこんなにもアウトプットが変化するんだって、心底驚きました。
そして、ひとつひとつのポーズを全力でやり切った後の、15分間のお休みタイムでは、これまた今までの体操教室ではなかったレベルで、こーん、こーんと意識が落ちていき、どれだけ次元を旅するんだ!?ってくらい、深ーい眠りへといざなわれたことも驚きでした。
全力を出し切るって、すごい・・・。
本気を出せば、こんなにもエネルギーって回せるものなんだな、というのも、今日の体操教室で学んだことでした。
今日の気づきは、今後サロンのことをやっていく上でも、「まだまだできることがある」、「私はもっとやれる」って、原動力や励みになっていくに違いありません。
出会って以来、本当にいいなーと感じ、続けてきた『気を流す体操』のことを、ますます好きになりました。
大げさでなく、本気で、ラジオ体操第一並みの、国民的体操になったらいいのにって思うくらいに、おすすめしたい体操です♡
次は、6月16日(日)と7月15日(月)に、諫早市内で開催予定です。
ぜひご都合をつけて、参加してみていただけると嬉しいです♪