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【調べ方メモ】ChatGPTはどこまで調べ物に使えるか?を検証してみた②

昨日(3/1水)の記事で、「日本語の単語を調べるのに、一番よい国語辞典は何ですか?」に『日本国語大辞典』が挙げられていないことを不思議に思ったので、ChatGPTに以下のことを訊いてみました。

Q: 日本国語大辞典が、他の国語辞典と違う点は何ですか?

A:

日本国語大辞典は、日本の国語辞典の中でも最も大規模な辞書の一つであり、収録項目数が非常に多いことが特徴です。具体的には、約50万語を収録しています。また、収録語彙の範囲が広く、古代から現代に至るまでの日本語や、外来語、方言、俗語など多岐にわたっています。さらに、用例が非常に豊富であり、語の意味や用法についての詳細な説明がされています。そのため、特定の語の意味や用法を詳しく知りたい場合や、語源や変遷などの歴史的な背景を知りたい場合には、日本国語大辞典が非常に有用です。ただし、収録項目数が多いため、一般的な国語辞典よりも重厚な内容となっているため、初心者にとっては敷居が高い場合もあります。

ChatGPT

『日本国語大辞典』について、基本的なことを押さえているのはさすがです。

総項目数50万、用例数100万を収録したわが国最大の国語辞典『日本国語大辞典 第二版』(全13巻)の完全デジタル版です。
(中略)
言葉の成り立ち、意味や用法の変遷、言葉の歴史など、最新の研究成果に基づいた「語誌」欄、それぞれの使用地域を表示した「方言」項目、さまざまな説が一覧できる「語源説」欄など、言葉への多彩なアプローチが可能となりました。

日本国語大辞典 第二版 小学館 (ネットアドバンス)

しかし、この収録項目数の多さが仇になっていると、ChatGPTは回答しています。日本国語大辞典は「全13巻」なので、確かに初心者にとって、使い勝手がよいものではないのかもしれません。

使う人にまで配慮した回答をするとは、さすがです。

でも、JapanKnowlege(辞書・事典などを横断検索できるデータベース)で『日本国語大辞典』は使えるので、その点を教えてくれなかったのは、ちょっと不親切だと思いました。


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