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「前提」と「抽象・具体の度合い」をもとにコミュニケーションを考える

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こんにちは、くにたけりんと申します。
今回は、『「前提」と「抽象・具体の度合い」をもとにコミュニケーションを考える』 というテーマで、「コミュニケーション」を軸にお話ししていきたいなと思っておりますので、お時間ある方はぜひ最後までお付き合いくださーーい!


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本題です。

よく自分は宗教くさいことをテーマに(神はいるのか?世界の大元はなんだ?的な)お友達と議論することがあるのですが、やっぱりどこかで必ず話がわかってもらえないタイミングがあったり(伝えるのはまあまあ上手い方です!)、話にズレが生じたりするんです。
これは友達と話している時のみならずです。塾講師としてたくさんの生徒さんとコミュニケーションをガッツリしますが、「うーん、俺が問うてるのはそーゆーことじゃないんだよなあ」ってことが幾度となくあります。そして、みなさんも多々あるかと思われます。

この「コミュニケーションのずれ・齟齬」は、一体何を原因としてるのでしょうか?
いくつか理由はあるでしょうし、時と場合によってそれらは異なるのですが、「まあ大体これだろ」っていうのが二つあるので、今回はその二つに焦点を当てます。

1.前提

1つ目は「前提」です。
コミュニケーションというのは必ず相手が存在します。自分との対話でもそうで、この場合は相手は「自分」です。
相手との対話の中で、お互いの話の「前提」がずれていることで、おやおや?となって結果何を話しているのかよくわからないことになっていきます。

例えばこちらの動画。タイトルは「【大激論】ひろゆきvs上念司、因縁の論破対決「デフレの定義を分かってない」発言でヒートアップ」です。


ぜひこの動画を見ていただきたいので具体的な内容の話は避けますが、テーマは「デフレ」に関してでした。

その中で「物価」というワードが出てきたのですが、お二人の中でこの「物価」という言葉の定義が食い違っていました。それゆえに、お互いの主張が食い違い、結果バチバチにボクシング。

この例では「デフレ」をテーマにお二人が議論していたわけですが、その中で「物価」という言葉の定義が違っていたために、バトルが起こったわけです。

もしお互いの中でしっかり「物価」という言葉の定義という前提を共有しておけば、後にバトることになる可能性はあるものの、「物価」というワードでバトることにはならなかった。

こんな感じで、まずは議論する上で重要なキーワードの定義やどのレイヤーどの目線で話しているのか等の『前提』を先に共有しておくと、より建設的な議論ができてハッピーかもです!

2.抽象と具体の切り口の違い

2つ目は「抽象と具体が齟齬を生み出している」ということです。

どれだけ具体的な話をしているのかの度合いが違うがゆえに齟齬が起こっているということなのですが、例えば「明日何するの?」と聞いたとします。その時「まず6時に起きて、その後歯磨きして、そして二度寝して、9時には白Tと黒のスキニーを着て...」と答えられたら、「いや、もうちょっとざっくり...」となりますよね?

これが「抽象と具体の度合いの違い」です。
抽象を10、具体を1とすると、あなたは7あたりの抽象度を期待に質問をしているのですが、相手は2あたりの具体度で返答してきて、その結果度合いに違いが生じているためにコミュニケーションに齟齬が発生している、こんな感じです。

こういった度合いのわずかな違いからコミュニケーションに齟齬が生まれることは往々にしてあります。

そして、これに対する解決策は「具体・抽象の度合いを共有する」ことなのですが、この解決策事態が抽象的すぎますし、何より具体的にすることが自分はできません、焦ってます。

でも今考えてパッと思い浮かんだのは、「単位を決める」じゃないですかね。

つまり、「明日の予定を1時間単位にして教えて」的な。

こんな感じで、議論する上で単位を設定してその上でコミュニケーションをとると、円滑にことが運ぶのではないでしょうか。

以上、コミュニケーションに齟齬が生まれる主な要因二つと、それに対する解決策でした。
コミュニケーションの齟齬を生むのは主に「前提」と「抽象と具体の切り口」である。そこを意識すれば、建設的にそして円滑にコミュニケーションが取れて結果ハッピーだよね、というお話でした。

何かの参考になれば幸いです!


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